軍学共同

2017年5月 9日 (火)

2017年5月3日 憲法改悪反対!「戦争法」廃止!共謀罪反対!総がかり行動 in ASAHIKAWAに700名が参加

護憲の願いを目一杯持ち寄って開かれた「2017年5月3日 憲法改悪反対!「戦争法」廃止!共謀罪反対!総がかり行動 in ASAHIKAWA」が晴天の憲法記念日である5月3日、旭川市中心街で集会とデモが行われ、立場や所属の違いを超えて市民700名が参加しました。

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トーヨーホテルで開かれた集会では主催4団体(あさひかわ9条の会、あさひかわ東地区9条の会、あさひかわ西地域9条の会、A.F.M.A.)を代表して弁護士の菅沼和歌子さん(あさひかわ9条の会代表委員)が挨拶。ついで西地域9条の会、東地区9条の会、A.F.M.A.からそれぞれ決意表明が行われました。

決意表明のうち、A.F.M.A.代表YUMAさんのスピーチをご本人の了解を得て以下にご紹介します。

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憲法集会にご参加のみなさん、こんにちは。AFMAのYUMAと申します。
えー。たぶん、私の事を見たことある人は、ほとんどいないと思いますが、昨年の秋から縁があって旭川に参りました。新参者ですので、こんな大きな集会でAFMAの代表としてお話させていただくのは、大変恐縮しますが、どうか聞いていただければと思います。共謀罪が成立したら、こうした集会も制限されるんでしょうか?

私はいま、病院で事務職員として働いています。日々、窓口で患者さんと接していると、厳しい生活実態を目の当たりにする機会が多くあります。みなさんは、生活が苦しいと何のお金を節約しますか?どんなにお金がなくても住む場所と食事は最低限無いと生きていけないと思います。衣・食・住をギリギリまで切り詰めても、生活が苦しい人は、最終的に保険料が払えなくて保険証を取り上げられます。結果、体調は悪いけど、お金がないからギリギリまで我慢した結果、動けなくなって、病院に救急車で運ばれてくる方を私は何度も見てきました。また、全国ではその結果、治療が間に合わず、亡くなった患者さんもたくさんいます。

憲法25条には、「すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあります。病気や怪我をしたら、病院で治療するのが当たり前ですよね。でも、それすら満足に受けられない今の現実があります。

自民党の改憲案を見ると、まず「自助」=自分の事は国に頼らず自分で賄う。いわゆる自己責任です。次に「共助」=「自助」でできないことは、家族や近所の人で助け合う。それでもだめなら「公助」=「自助」「共助」ではやっていけない人に限って、限定して公的支援を行う。介護の世界では、いま、これがどんどん進められようとしていて、要支援1・2という比較的介護度の低い人達の、支援と利用料負担をターゲットにした、大幅な給付削減・負担増案の検討は現在進行形で進んでいます。

そもそも、自助とか、自己責任とか言う前に、軍事費を下げて、医療や介護、保育や教育などの私たちの生活に直結するものにお金使うべきじゃないでしょうか。2017年度予算でも軍事費、過去最高っていわれています。みんなの暮らしに税金つかえ!って思います。

まぁ、そうはいっても、正直、買い物通りで署名集めたり、デモを行っていると、心が折れることも多いです。あー、街中を歩いている人、全然話聞いてくれないな、そもそも関東に比べて歩いている人少ないなって思います。一方で生活は苦しいし、難しいことはわからないし。自分一人の力で何ができるんだろう、何か変わるのかなって不安になることは多いです。でも、声をあげないと、今よりもっともっと生きづらい世の中にされてしまう。僕が大事にしたい、「憲法25条」も「公益及び公の秩序」が「人権」よりも優先される世の中になってしまう。平和が大事なのに「9条」が変えられてしまう。そんなのいやです。だから、この集会に参加しています。しかも、僕は一人じゃありません。AFMAの仲間がいます。

昨年の9月19日、駅前でAFMAの戦争法反対のデモが行われました。ちょうど、僕は旭川に来たばかりで、買い物通りでやっていた、食べマルシェに遊びに行ってました。そこで、デモ行進をみて、旭川でも「戦争反対」と声をあげている仲間がいると知って参加したのがきっかけです。私自身、一昨年の戦争法案に反対する国会前行動には何度も参加してきましたし、同じ思いをもった人達と旭川でも出会えたことをとても嬉しく思いました。AFMAに限らず、北海道で活動している皆さんを尊敬するのは、あの真冬のマイナス気温の中で、雪にまみれて署名や宣伝行動を行う、その熱意です。生まれて今まで、雪国で冬を迎えた事が無い僕には驚愕の事実でした。

ご存じの方も多いと思いますがAFMAは「Anti-Fascism Movement in旭川」。ファシズムに反対する旭川の集団、という意味でして、多くの国民の思いを無視して、戦争法を強行採決し、共謀罪を強行採決しようとし、憲法改悪を押し通そうとする、今の安倍政権は本当にファシズムのカタマリですよね。断固反対します。

ここにお集まりのみなさんは、さまざまな思いをもって参加されていると思いますが、「戦争反対」「憲法守れ」の思いでは、一点共闘していると思います。同じ思いの方と同じ時間を共有できる事に励まされます。そして、今日は全国で同じような思いで集会やデモを行っている仲間がいます。そのたくさんの方の存在に勇気づけられます。同時多発的に、全国各地で、行動し続ける事は大きな意味があると思います。僕は一人じゃない、私達は一人じゃない。僕達一人一人の力は「微力だけど無力ではない」。そう信じています。共にがんばりましょう。ありがとうございました。

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会場は各9条の会など関連団体のメンバーの他、一般参加の方々(全市配布のフリーペーパーに大きな告知広告が掲載された)や、市内高校放送部の取材もあり、熱気にあふれていました。

集会後、便宜的に全体を3グループに分けデモ行進し、旭川市中心部でアピールしました。A.F.M.A.の若者や一般参加者は第3グループ。サウンドトラックを先頭にデモ行進しました。

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デモは10代・20代・30代と重層的なトラック上のコールメンバーの声にこたえ、デモ隊列から、時折沿道からも声があがり、注目を受けました。旭川平和委員会は集会・デモの趣旨を全面支持し、個々の会員が参加者として、また要員として集会・デモの成功のため尽力しました。

集会とデモの様子は「北海道新聞」「赤旗」で報道されました。

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●「北海道新聞」旭川上川のページ 5月4日付

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●「赤旗」北海道東北のページ 5月9日付

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2017年4月 1日 (土)

2017年2月26日、学習講演会「軍学共同って何だ?」に市民40余名。

2017年2月26日、北海道旭川市で学習講演会「軍学共同って何だ?」が開催され、市民や研究者ら40余名が参加しました。主催は旭川平和委員会などでつくる実行委員会。

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旭川平和委員会では以前から「軍学共同」を問題視していましたが、2017年度予算要求で大学・研究者が防衛省の助成金を受けれる「安全保障技術研究推進制度」が前年度比18倍の110億円計上されていることを報道で知り、旭川平和委員会1月例会で「軍学共同」ミニ学習会を開催。「北海道の大学で何が起きているか現状を広く知らせよう」と学習講演会開催を決め実行委員会を立ち上げました。

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〔講師の山形定さん〕

学習講演会では北大大学院工学研究院助教の山形定さんが90分間講演しました。山形氏は防衛省「安全保障技術研究推進制度」の特徴と問題点を紹介しながら北大や室工大など北海道での実情を紹介。防衛省の背後に「軍事ビジネス」とも呼ばれる防衛産業が利益拡大を狙って動いていること、「ディアルユース」(軍民両用性)の名の下に軍事研究へのハードルが下がっていることなどを詳しく述べ、それらの動きに対し北大職組や室工大教員有志の取り組みを紹介しました。山形氏は「大学など教育・研究機関に注目してほしい」と、市民と大学人の連携なしには解決できないことを強調しました。講演後、「重工業系の会社に勤める息子が軍事部門に異動になり心配している」(男性)、「デュアルユースの軍事と民生の区別をどう考えるか」(研究者)など活発な質疑応答がなされました。

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学習講演会の最後に、旭川平和委員会は今後も「軍学共同」の中止と大学予算抜本増を求め、学習と行動を続けていくと決意表明しました。

会場では「軍学共同反対連絡会」が呼びかけた緊急署名の集約も行い、翌日、同連絡会に送付しました。

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