旭川駐屯地

2017年6月27日 (火)

2017年6月18日陸自第2師団創立67周年等記念行事:見たまま聞いたまま

2017年6月18日に旭川駐屯地で行われた「第2師団創立67周年、旭川駐屯地開設65周年記念行事」を見に行きました。見たまま聞いたままを書きます。

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旭川駐屯地正門

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模擬店コーナー

例年、模擬店コーナーのメイン通路を挟んで両脇に並んでいた模擬店が、今年は片側のみ。半減しているように思います。部隊ごとに出店していたので、今年は出店しない部隊が多くある、ということでしょうか?理由は不明。縮小傾向?

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自衛隊PRコーナー

子ども達向けのPRコーナーは拡大傾向。とにかくどのテントでも何かもらえる、撮影できる。

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テントの奥のほうでは中高生?くらいの子ども達が弁当食べながらVTRを見ていました。

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子ども連れで歩いていると、すかさず広報官が勧誘の声かけてくる。

観閲式

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観閲式

隊員1200名が整列し、観閲式が始まる。観覧席には来賓がズラリ。アナウンスを聞いた範囲では、

●自民党・自民会派
今津寛衆院議員(道比例)、佐藤正久参院議員(元自衛官)、宇都隆史参院議員(元自衛官)、鈴木貴子衆院議員(道比例、新党大地)

●民進党
佐々木隆博衆院議員(道6区)

…が出席。ウェブ上にはこんな書き込みも(↓)。

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上記の他、道議会議員多数。地元旭川市選出道議では6人中5人(共産党真下道議を除く5名出席)が出席者としてアナウンス。市町村長では西川将人・旭川市長はじめ周辺自治体首長が出席。来賓を代表して西川市長が挨拶していました。

観閲式での第2師団長式辞では、屯田兵以来の歴史を、第七師団→警察予備隊→第2師団と紹介し、「北の守り」を強調。具体例に挙げるのはここでも災害救助。旧陸軍と自衛隊は組織の連続性は無い、というのが公式見解のはずですが、北鎮記念館の展示もそうですが、こうやってあらゆる場面で「北鎮魂の継承」を強調。いかがなものかと。災害派遣での活躍は大いに歓迎すべきところですが、海外派兵を隠すかのように災害任務押し出しは、誤魔化しのようにも聞こえます。どんなときでも1時間以内に出動する、という「1時間」が印象的でした。

西川旭川市長の挨拶でも、災害派遣への期待と、留守家族支援が強調されましたが、旭川市が旭川駐屯地と結んでいる留守家族支援協定では海外任務も対象としていることにより、やはり着々と海外派遣への準備が進んでいることを意識せざるを得ません。

F-15J飛行展示、観閲行進

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千歳・第2航空団のF-15J戦闘機2機が住宅密集地のど真ん中にある旭川駐屯地上空をフライパス。

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車両の行進に先立ち、新隊員たちが小銃を持ち行進。以前は無かった印象ですが、ここ最近始まったのでしょうか。

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これも以前は無かったと思いますが、車両側面に説明表示が貼られ、親切。ミリタリーマニアには不評の様子。

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導入以来、毎年10式戦車を見れるが、やはり行進時の「日章旗」掲揚は旧軍を想起させる。自衛隊旗として「日章旗」を使うことはやめるべき。

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回転翼航空機は8機が投入された。

訓練展示(模擬戦闘)

訓練展示は例年通りの設定で行われましたが、例年と異なったのはドローンの投入でしょうか。

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観客からどよめきが上がったドローン登場。


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リペリング降下。

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99式155ミリ自走榴弾砲が空包射撃。観客のすぐ前に居る車両は空包射撃せず「ふり」だけで、奥の木の陰に居る車両が空包射撃する。どういう配慮かは不明。

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走りながら空包射撃する10式戦車。

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機関銃を空包射撃しながら突っ込んでくる装輪装甲車。

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戦車と「歩兵」の連携。

装備品展示

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10式戦車はロープが張ってあり、他の車両と異なり展示が規制されていました。

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10式戦車の履帯(無限軌道)のゴムパッド。

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車体は三菱重工製、砲塔は日本製鋼所製。第2師団が部隊実験しているC4Iシステムを標準装備。1両9・5億円。

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一方、90式戦車では子ども撮影会。

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74式戦車を間近で見れる機会も少ないのか。

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こうやって戦車3世代そろっているのを見れる駐屯地開放も珍しいのでしょう、きっと。

一方、装備品展示コーナーの片隅では例年、小銃と機関銃の展示が行われ、数年前まで子どもら触り放題でしたが、この間、銃刀法抵触することが告発され、触れぬように規制されていました。いよいよ今年は…

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小銃と機関銃の展示自体が無くなりました。また、C4ISR関係の装備品も展示されていなかったと思います。展示内容の微妙な変化が気になります。

勝手に騒音ランキング

以下は、見に行ったメンバーのまったくの主観でお届けする騒音ランキング。元々、当会が第2師団長に宛てて送った要望書では、住宅密集地で小中高校や福祉施設・病院等に隣接する旭川駐屯地で空砲射撃や飛行訓練は止めるべき、と問題提起してきました。実際に体験した上で、改めてご紹介。

●騒音うるさいランキング 第1位
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155ミリ自走榴弾砲の空包射撃

体感では、やはりダントツでこれが一番うるさい。しかも「ズドン」と身体に響く。

●騒音うるさいランキング 第2位
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ヘリ低空飛行

真上を飛ばれる不安もそうですが、低空度合いもあり、やはり騒音大きい。

●騒音うるさいランキング 第3位
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F-15J戦闘機

高度と速度の関係でしょうか、フライパスするだけ、というのもあり第3位。ただし上空を飛ばれる不安感ではダントツ1位だと感じます。

●騒音うるさいランキング 第4位
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戦車砲の空砲射撃

74式戦車はやはりそこそこの大きさでしたが、10式などは「パスッ」と小さめ。消音装置とか付いているのかと思うほど。

●騒音うるさいランキング 第5位
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機関銃の空砲射撃

以上見てきたように、やはり空砲射撃と飛行展示をやめれば、相当騒音を軽減できると思います。「実力」をこういう形で誇示するのではなく、記念行事のあり方も、憲法に立ち返りそもそものところから再検討すべき時に来ているのではないか、と思います。そもそも、住宅密集地にいつまでも駐屯地を置いておくことこそ再検討していただきたい。

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なお、6月9日付で送付した第2師団長宛「要望書」への回答は、6月27日現在、未だ届いていません。

ご意見、ご感想、「この記載は事実と違う」などのご指摘等は peace_asahikawa@yahoo.co.jp までメールでお寄せください。





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2017年6月16日 (金)

2017年6月16日、第2師団行事「総合予行」、F-15飛来時間を町内会回覧で不正確な情報。当会要望書への回答なし。

6月16日(金)は第2師団創立67周年記念行事の「総合予行」が10時30分~12時まで行われる予定で、約1時間ほど、駐屯地が遠く見渡せるポイントで当会要望事項への回答がないのもあり、要望が聞き入れられたか否かの確認を行ってきました。

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UH-1Jからのリペリング(垂直)降下。

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例年同様、戦闘ヘリも(例年なら帯広から)

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自走榴弾砲による空包射撃

要望書で中止・再検討を求めていた戦車砲・榴弾砲の空包射撃訓練、ヘリ低空飛行訓練などは例年通り実施されていました。

F-15戦闘機の飛行展示ですが、午後1時10分から20分の間で飛来したそうです。今日6月16日付フリーペーパー「ライナー」紙掲載の広告にも時間まで含め案内されています。

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一方、5月下旬に駐屯地周辺町内会宛に回覧された駐屯地司令発の文書によれば、16日の総合予行は午前10時30分~12時までとされており、総合予行でF-15戦闘機飛行展示が行われるとアナウンスされている。「天候等により変更」もあり得ると記述あるが、わざわざ広告に明記する変更ですから、そういう臨時的な変更ではないはず。

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これは、意図せずなのかもしれないが、結果的に周辺住民に不正確な情報を提供したことになる。当の筆者自身、「ライナー」紙の配布が自宅出発に間に合わなかったため、「10時30分~12時の間にF-15が来るだろう」と思ってしまっていたくらいです。情報提供は大事なことで、そこで提供される内容は正確にお願いしたいし、訂正があればそれがわかるような仕組みが必要だと思う。

さて第2師団長殿におかれては、多少遅くなってでも当会がお送りした要望書に回答いただきたいこと、再度明記し、次は18日の行事当日をレポートしたい。

ご意見・ご要望は peace_asahikawa@yahoo.co.jp までお願いします。




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2017年6月12日 (月)

2017年6月9日、当会、陸上自衛隊第2師団長へ要望書・質問状を送付

陸上自衛隊第2師団が2017年6月18日に予定している師団創立67周年・旭川駐屯地開設65周年記念行事(以下、駐屯地開放)について、旭川平和委員会は以下のとおり第2師団長宛に6月9日付でFAXにて要望書を送りました。

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4点の要望事項について、6月15日までの回答を求めています。

この件では5月末ごろ、F-15戦闘機展示飛行も含む情報が第2師団公式サイトで発表された他、駐屯地周辺町内会に回覧が行われ、訓練・予行等スケジュールが明らかになりました。

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今日6月12日から15日までそれぞれ訓練が行われ、16日(金)午前に「総合予行」でF-15戦闘機が飛来予定とのこと。

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また同日、当会事務局長名で第2師団長宛に北海道護国神社慰霊大祭への幹部自衛官参拝に関して、第2師団関係者についての質問状を送付しました。

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こちらも4点について詳細調査の上、6月末までの回答をお願いしました。

いづれも誠実にご回答頂けるよう、改めてお願い申し上げます。回答があり次第、順次当ブログでご報告させて頂きます。

本記事へのご意見等は peace_asahikawa@yahoo.co.jp までお願いします。

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2017年5月25日 (木)

2017年 陸上自衛隊第2師団創立記念行事(6/18)にF-15Jイーグル来るとの報。市街地上空飛ぶな反対!

5月16日に陸上自衛隊第2師団公式サイトが更新され、今年6月18日に予定されている同師団創立67周年記念行事の要項が公開されました。

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ポスターに大きく描かれているように、今年もF-15Jの飛行展示が予定されているとの事。ここ最近、旭川上空をF-15Jがフライパスするのは、記憶と記録に間違いがなければ、

2004年 旭川航空祭
2012年 第2師団創立62周年記念行事

の2回。2015年にも計画されていましたが天候不良で中止になっています。

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過去、F-15J飛行展示が計画された折、私ども旭川平和委員会は第2師団長宛に何度も申し入れを行いましたが、住宅密集地上空を低空でフライパスするという飛行展示は行うべきでない、ということを改めて申し上げたい。

ところで、旭川駐屯地開放の際に通常行われているスケジュール以外の「目玉」を持ってくる例がここ10年多くなっていることを、一方で自衛官募集への応募率低下へのテコ入れかのように思えてなりません。以下は手元のメモをもとに列記(間違い、欠落があればご指摘ください)。

2016年 ブルーインパルス飛行展示
2015年 F-15J飛行展示→天候不良で中止
2014年 通常
2013年 通常
2012年 空挺降下・F-15J飛行展示
2011年 中止
2010年 ブルーインパルス飛行展示
2009年 空挺降下→天候不良で中止
2008年 通常

中止となった2011年を除き過去8回中5回は「目玉」が計画されています。住宅密集地上空を低空でジェット機が飛ぶ飛行展示も3回。それを「見たい」とする市民やマニアの方々はよいでしょうが、当該地域は住宅街のど真ん中。真上を飛ぶジェット機の姿や騒音に不安を覚える市民もまた多くいるのです。もちろん墜落・部品落下事故等の危険もあります。

私どもは今回も、F-15J飛行展示および訓練展示での空包射撃訓練・ヘリ低空飛行の中止を求めます。

なお、開催要項は次のとおり。詳細は第2師団公式サイトをご覧ください。

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みなさんのご意見をお聞かせください。
ご意見・ご質問等はメールでお願いします。

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2017年4月12日 (水)

[報道] 2017年3月、第2師団で不祥事報道2件

陸自隊員2人を懲戒免職 隊員の親睦会費など横領
北海道新聞 03/07 05:00
 【旭川】陸上自衛隊第2師団(旭川)は6日、第2特科連隊(旭川)所属の男性3等陸曹(33)と、同連隊所属の男性陸曹長(50)をそれぞれ 懲戒免職 処分にしたと発表した。
 同師団によると3等陸曹は隊員の親睦会費などの会計係だった2015年9月~16年9月、約20回にわたり計約36万円を横領し、飲食代などに使ったという。
 また、陸曹長は昨年5~8月に隊員有志から集めた飲み物代の購入費のうち、4回にわたり計3万4千円を横領し遊興費に充てたという。
 いずれも警務隊が業務上横領の疑いで旭川地検に書類送検したが、昨年12月に起訴猶予処分となった。3等陸曹と陸曹長は、既に全額を弁済している。

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現金盗んだ隊員 懲戒免職
 【旭川】陸上自衛隊第2師団(旭川)は27日、同僚隊員から現金を盗んだとして、第25普通科連隊(オホーツク管内遠軽町)所属の男性陸士長(23)を同日付で 懲戒免職 処分にしたと発表した。
 同師団によると、陸士長は旭川駐屯地内で自動車運転の教習を受けていた昨年9月と11月の2回、同僚隊員2人の財布から現金計5万円を盗み、遊興費などに使ったという。現金がなくなったことに気付いた隊員が上司に相談し、発覚。陸士長はその後、全額を弁済した。
 警務隊は1月18日、窃盗の疑いで旭川地検に書類送検し、同24日に 不起訴処分 となった。

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[報道] 陸自訓練で死亡 遺族が国を提訴 損害賠償請求

陸自訓練で死亡 遺族が国を提訴 損害賠償請求
北海道新聞 04/12 17:00
 【旭川】陸上自衛隊第2師団第2特科連隊(旭川)所属の男性2等陸曹=当時(40)=が訓練中に心停止となり、その後死亡したのは国が 安全配慮義務 を怠ったためとして、死亡した男性の遺族が、国に約1億750万円の損害賠償などを求める訴訟を旭川地裁に起こした。
 訴状によると、男性は2011年1月8日、旭川市内の近文台演習場でスキー機動訓練を実施中、急性心筋梗塞を起こし、搬送先の病院で4日後に死亡した。訓練は氷点下10度の気温の中、6キロの距離を約1時間で移動する内容で、死亡したのは強度の身体的負荷が原因としている。提訴は2月20日付。
 遺族は公務災害の認定を求めていたが、15年に「非該当」とされた。
 防衛省は「現役隊員が亡くなったのは誠に遺憾。訴訟は継続中で回答は差し控える」としている。

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2015年6月24日 (水)

第2師団創立65周年記念行事、余談

昨日付で「見たまま、聞いたまま」レポを掲載した今年の第2師団記念行事ですが、写真レポートで書いた以外に観閲式でちょっとした出来事がありました。それは北海道新聞も行事翌日6月8日付紙面で報道しています。

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来賓挨拶ではじまった舌戦に、自衛官諸氏は落ち着かなかったかもしれませんが、国防・自衛隊のあり方をめぐり、それだけ大問題が国会で論議されているという表れと思います。

とりわけ、圧巻だったのは佐々木隆博氏(民主)の挨拶でした。憲法審査会で自民推薦参考人も含む3人全員が「安保法案は違憲」と述べた直後のこと、「自衛隊の活動が根幹から変わる可能性」とはその通りで、自衛官の「リスクも広がる」ときっぱり。自民・今津氏が「理解してもらう」「よく説明する」と繰り返した後でもあり、安保関連法案の危険性が際立った挨拶合戦でした。筆者としては、あの場でよくぞ言ってくれた、と佐々木氏に拍手をおくりたい。民主党そのもの含めて、最後まで安保法案は違憲で貫いていただきたい。

このやりとりを聞いた自衛官諸氏は安保法案に対する意見表明こそできないと思いますが、自分なりの意見を持ち、投票行動で意思表示することは当然の権利として認められています。安保法案審議中に国政選挙がないのは残念ですが、ここでの経過をしっかり記憶に留めていただき、来年の参院選では諸氏の思いに叶う一票をぜひ投じていただきたいと思います。

ご意見はメールでお願いします。

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2015年6月23日 (火)

2015年6月7日第2師団創立65周年記念行事(旭川駐屯地開放)、見たまま聞いたまま

6月7日、陸上自衛隊第2師団創立65周年記念行事が行われ旭川駐屯地が開放されました。私たちは事前に、(1)F15戦闘機の飛行展示中止、(2)訓練展示の空包発射やヘリ低空飛行の中止等を求めて旭川市と第2師団に申し入れしていました。また、旭川市に対しては2013年に行われた旭川市公式ゆるキャラ「あさっぴー」の軍用ジープでの観閲パレードを行わないよう求めてきました。

当日、新日本婦人の会旭川支部のみなさんが駐屯地開放を見学したい、ということで、当会から事務局長が、また道北基地監視隊からK氏が同行しました。

①新型10式戦車お披露目(2年目)と例年通りの訓練展示

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正門から入場

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観閲式スタート。「君が代」演奏

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「巡閲」というようです

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観閲行進スタート。先頭は副師団長
82式指揮通信車、小松製作所が生産、約9000万円

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99式自走155mmりゅう弾砲
砲塔は日本製鋼所、車体は三菱重工業で約9億円

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乗員にしてみれば晴れの舞台、なのでしょう

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八条旭日旗を掲げる10式戦車。120mm滑腔砲は日本製鋼所、砲塔・車体は三菱重工で調達初年度は9・5億円、後年では7億円くらいといわれる

この旗は、戦前の帝国陸軍軍旗(十六条旭日旗)とは異なりますが、同じくらいふるい時期から存在していた「軍旗」であり、陸上自衛隊が掲げるのに適当とは思えません。海上自衛隊の自衛艦旗は戦前の帝国海軍旗と同一であり、侵略戦争の反省はどこへやら?と疑問です。余談ながら。

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90式戦車。120mm砲は日本製鋼所、砲塔・車体は三菱重工で約8億円

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74式戦車。砲は日本製鋼所、砲塔・車体は三菱重工で約3億円

他にも多種多様な車両が行進しましたが省きます。

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訓練展示(模擬戦闘)スタート。敵役が出動します
敵役は古参の74式戦車なんですね…

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敵役の隊員が機関銃を射撃。5.56mm機関銃MINIMIと思いますが、住友重機械工業製で267万円

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自衛隊側の反撃開始、と。対戦車戦闘ヘリAH-1Sがずいぶん低く飛びます。富士重工製で約23億円。第2師団は保有していないヘリ。何年か前に隊員に聞いたら帯広第5旅団から飛来した、と。

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多用途ヘリUH-1Jからリぺリング降下。このヘリは川崎重工製で11億円

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後にヘリからの銃撃も行っていました

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自走りゅう弾砲が空包射撃。大きな音に、やはり小さい子どもが泣いていました。どれだけ「勇猛」だといわれようが、親が自衛官だろうが子どもにとって怖いものは怖いのです

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10式戦車(右)が機銃を撃ちながら進んできます

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96式装輪装甲車から隊員が飛び出て射撃。小松製作所製で1億2千万円。たまに国道12号線を走っています。すれ違うとき、いつになっても慣れないもので戦慄を覚えます

②装備品展示。子どもへの先行投資的「入隊勧誘」の場
説明員の自衛官はそのまま、一般市民は顔がわからないよう画像処理しました

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はじめて間近で10式戦車を見ました。90式と似ていると思っていましたが、よく見ればずいぶん違うものです

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90式戦車は子どもらの記念撮影の場に

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撃ってない戦車はよい記念撮影の場になるようです

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ヘルメットをかぶって

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防弾チョッキを着て

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説明員の自衛官は丁寧にだいたいのことは教えてくれます

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今年も小銃など銃器類は触れないよう規制されていました

③あさっぴー、今年は軍用ジープパレード実施せず

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あさっぴーは模擬店が並ぶグラウンドの隅で記念撮影の相手をしていました

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2013年の駐屯地開放では軍用ジープに乗り観閲パレード(もどき)をしていました。幅広く市民に愛されるべき「あさっぴー」にこれは無いだろう、と思っていました。今年は実施されず安堵しました

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子どもたちが遊ぶコーナーは今年も健在

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子ども達の遊ぶ隣には募集・広報の一大コーナーが。大量の資料を配布し、小さな子が制服もどきを着て記念撮影していました

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最後は師団司令部にも。3階に休憩コーナーがあったり、2階の展示品を見学できるとのことで2階まであがってきました。ここで偶然、師団広報室長に遭遇。要請書手渡すときとは大違いで「よく来てくださいました」とニコニコ笑顔。営業スマイルのようでした。申し入れの時もこれくらいリラックスして対応くださればいいのに、と思います

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見学に来た新日本婦人の会の女性たちは一様に驚いていました。戦争の道具があまりにも無批判に展示されていること、子ども達がそこに動員され、国防のためとはいえ「武器の本質」が語られていないこと等々。東日本大震災での活動や、真面目な自衛官の姿には好感をもつ女性たち。やはり自衛官に「アメリカの戦争に参戦させよう」とする自公政治への批判が渦巻いていました。

毎回思うことですが、自衛隊が防衛出動せねばならない事態は最終手段ですよね。憲法は紛争解決の手段として武力行使を禁じています。身を守る最小限の実力、と解釈されてきたようです。ですが、政府機関で最も憲法第9条に関連し、ある意味創設以来憲法第9条に守られて来た自衛隊の記念行事で憲法第9条に触れる機会がまったくない、ということが違和感なんです。

外交等により平和が続き、これら武器・弾薬が無駄になることこそ一番の願いなんだ、と誇りをもって語ってほしい。いつも、そう思います。


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2015年6月 4日 (木)

ハーフマラソン、駐屯地内コース来年以降再検討の余地あり?

3日付北海道新聞旭川のページでハーフマラソン参加者募集開始の記事が出ていました。

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記事中、今年から新たに設定された自衛隊駐屯地敷地内コースについて旭川平和委員会が提出した要望書について触れられ、実行委員会内で各委員に諮られたこと、時間切れを理由に要望は達せられなかったものの「今後の参考にすることで一致した」ことが明らかになっています。これは重要です。

なんの約束にもなりませんが、少なくとも時間的余裕のまだある来年以降の開催に関しては再検討の余地がある、ということと受け止めました。

応援する人が入ることもできない自衛隊駐屯地内コース。そんな寂しいコースを北門から師団司令部付近まで単に往復するというコース設定は、事前にランナーから声のあった「たくさんの人に応援してもらえるコースを」の願いとかけ離れています。なぜ、わざわざ自衛隊駐屯地内をコースにしたのか?疑問は広がるばかりです。

旭川平和委員会は今後も市民、とりわけランナーの声を受け止め駐屯地内コースの撤回を実現するために行動します。

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3日の要望書提出、道新が報道。そして4日の予行演習の結果

6月4日付北海道新聞旭川のページに、昨日行った旭川市と第2師団への要望書提出についてご紹介いただいています。

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記事中、師団広報室のコメントとして「楽しみにしている人もいる」と述べられていますが、実はこの表現、昨日の路上に立ちながらの交渉の際にも広報室長の発言にありました。共同行動実行委員会の一員として参加した新婦人メンバーが「騒音と恐怖を撒き散らし、誰のためにF15を飛ばすの?」と聞いたのに対し、「楽しみにしている人がいます」と横山広報室長。これに対し、「どれだけいるの?」ときいたら「人数は答えられない」と。「調べればわかるの?」と聞くと「データはない」と、そういう趣旨のやりとりがありました。確かに楽しみにしている人はいるのでしょう。ミリタリーファンは一定数根強いことは承知しています。ですが結局、そういうイメージに基づくあまり根拠のない発言にすぎないことを、3日のやりとりは示しています。感情論先行の発言が目立つ横山氏。師団の伝えるべきことを、私たちに対しても正確に示せているのでしょうか?

4日の「総合予行」、F15戦闘機は飛ばず。
天候不良のためか?

今日午前中に行われた「総合予行」、結果としてF15戦闘機は飛びませんでした。朝から断続的に降っていた雨のためかと思われます。空包射撃訓練やヘリ低空飛行訓練は予定通り実施され、陸上競技場で行われていた東鷹栖中学校の体育祭に悪影響を及ぼしていなければよいけど、と心配していました。第2師団が旭川市を通じて小中学校・高校に通知したのはF15戦闘機の飛行のみ。空包射撃訓練等は通知されていなかったからです。

さて、予行で飛ばなくても7日の当日は飛ぶのでしょうか?それは現状では7日になってみないとわかりませんが、もし飛んだとすれば、だったら何のために短期間に2度もF15を飛ばす必要があったのでしょう。最初から当日だけでよいではありませんか?税金もそれだけ無駄にならずにすみます。

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