名寄駐屯地

2016年1月17日 (日)

2015年11月28日 「名寄市立大学における安保法制反対の取り組みと私たちの思い」

11月28日、名寄地区合同教育研究集会において、「名寄市立大学における安保法制反対の取り組みと私たちの思い」と題した教員・学生合同の報告会が行われると聞き、A.F.M.A.の若者とともに参加してきました。

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当日は、教員代表の清水池義治氏(同大准教授)と学生3名が報告。

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概要を経過報告された清水池氏によれば、9月1日に教員有志3名からスタートした「反対声明」ですが、大学での取り組みでは珍しく教員7名とともに学生8名も呼びかけ人となり、15名が呼びかけ、同月末には134名が賛同し、地元北海道新聞名寄版や名寄新聞に紹介されました。

声明では、大学人としての基本的立場、保健福祉専門職として戦争に加担しない姿勢、大学の基本的な基盤は平和な社会であることを述べた後、「自衛隊の街・名寄」の市民として市民である自衛隊員を戦争によって殺し殺される関係に巻き込んではいけない、という立場を明瞭に打ち出しました。名寄市には陸上自衛隊第2師団名寄駐屯地があり、同師団第3普通科連隊など、昔の対ソ防衛の最前線を担った精鋭がおり、イラク派遣第一陣の主力も担いました。

国会で成立強行後の10月20日には抗議声明も発表。

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報告した学生たちは、それぞれの学問研究や目指す職業、それぞれの関心や思いから安保法制への思いを語り、呼びかけ人となった経緯をスピーチしました。

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2013年6月11日 (火)

5月30日、6月の駐屯地開放等で第2師団に要望書提出

旭川平和委員会は5月30日午後、陸上自衛隊旭川駐屯地を訪ね第2師団長宛に要望書を提出し、第2師団広報室の筑間室長が応対しました。

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第2師団の各駐屯地は6月から7月上旬にかけて「記念行事」(駐屯地開放)を行いますが、先に記事にて指摘した装備品展示における「武器操作体験」が銃刀法違反にあたるのではないかという点や、今年2013年は留萌・名寄で市中パレードが計画されていること等について4点に絞って要望を行いました。

具体的には以下の通りです。
①第2師団各駐屯地開放の「武器操作体験」は行わないこと。
②名寄駐屯地等が計画している名寄市街での観閲行進は、戦闘車両等120台による軍事パレードであり中止すること。
③留萌駐屯地等が計画している留萌市街での武装パレードは中止してほしいところですが、少なくとも武装をやめ戦闘車両を行進させないこと。
④この間、駐屯地所在自治体周辺で住宅地や学校近隣での武装徒歩行軍が目撃されており、少なくとも住宅密集地・学校付近・保育園や福祉施設付近はコースから除外すること。

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名寄の軍事パレードについてはこの間も紹介してきましたが、5月23日付北海道新聞の記事によれば、単に武装自衛官によるパレードではなく、例年駐屯地内で行っている観閲行進を丸々名寄市中心部の太い通りで行おう、というもの。90式戦車をはじめ戦車・自走榴弾砲・装甲車・改良ホークなどミサイル等含め戦闘車両120台という物々しいにも程がある物々しさ。

地元名寄では4月に、名寄ピース9条の会と新日本婦人の会が中止申し入れを行ったと伝え聞いています。

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2013年1月29日 (火)

名寄市で今年6月、自衛隊が市中パレードを行うとの情報

2013年1月20日付「北海道新聞」旭川上川のページによれば、18日に開かれた自衛隊名寄駐屯地新年交礼会にて名寄商工会議所会頭が挨拶し、今年6月の名寄駐屯地創立60周年記念行事にあわせて自衛隊市中パレードを計画している、とのこと。

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記事では名寄市の12月市議会で加藤剛士市長が「前向きに検討したい」と答弁していると指摘。すでに話が水面下ですすんでいることを印象付けました。そこで、当該議会質疑をチェックしてみることにしました。

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質問したのは元自衛官で名寄市議会防衛議員懇話会会長の佐々木寿議員。この質疑の様子はまだ会議録がHP掲載になっていないようですので、名寄市議会HPでインターネット放映されている録画映像を拝見し、骨子をメモ書きしてみました。大筋間違っていないと思いますがニュアンスまでは伝えられていませんのでぜひ録画映像そのものをご覧いただけますようお願いします。
http://nygasv3001.city.nayoro.lg.jp/gikai/index.html

名寄市議会
平成24年第4回定例会
2012年12月20日
一般質問
「市政クラブ」佐々木寿議員の質疑から
■佐々木寿議員
名寄駐屯地創立60周年記念行事について。
自衛隊を「身近に感じる」の声、世論調査で過半数。
東日本大震災での働き著しい。
自衛隊駐屯地拡充のため4団体で陳情活動行っている。
名寄は自衛隊の町として定着している。
駐屯地と共に地域振興がある。
その60年の節目を来年(2013年)に控えている。
市として、対応どう考えているか?
■扇谷総務部長
60周年への市の考え方について。
名寄駐屯地は昭和28年3月創立。
我が国最北の防衛線。
国際社会への貢献も。
東日本大震災での被災地支援活動も。
地域では文化・スポーツ活動や地域協力・災害支援等々。
市としては名寄駐屯地の現体制の維持を要望しています。
街づくりに大きく関わる問題。
60周年への対応は、駐屯地への理解・交流の場となるようにと考えています。
駐屯地の意向を確認しているところです。
具体的には関係団体と協議を始めたばかりです。
■佐々木寿議員
答弁によると例年通りとのこと。
各地、着目すべき自治体、例えば○○○とか遠軽町とか。
自衛隊の町としてバックアップしている。
市中パレードを要望し、町中でパレードしている。
自衛隊を市民が支えていく体制こそが抑止力だと思う。
防衛白書でも軍事面の改革、コンパクト化、先進化がいわれる。
北海道には北方領土を守るという第一任務がある。
それには自衛隊が存在するということ自体が抑止力になる。
市中パレードを支援した自治体の考え方、これは中央でも評価が高い。
遠軽は首長が(自衛隊が派遣されていた)ハイチに行っている。
(自衛隊と自治体の間に)信頼があることをアピールしている。
名寄も強いつながりがある事を示すべき。
市長に見解を聞きたい。
■加藤剛士市長
市中パレードは前向きに検討している。
各団体との実行委員会形式がよいかと。
駐屯地とともにある街づくりということ。
自衛隊の日常の姿を市民に見てもらうためにも。
もう一つ考えていること。
東日本大震災のとき準備もできないまま出動した。
いま隊員は夫婦共働きも多い。
親の介護しながら、という隊員も。
有事のとき(そういう隊員家庭を)支援できる協定ができないか、と。
隊員が働きやすい環境をつくりたい。
■佐々木寿議員
隊員もそういう支援をうけることによってさらに精強な軍隊になるんだと思う。
また、ここ(名寄)に勤務された隊員が誇りをもって「名寄に住んでよかった」と思える。
以上
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上記質疑途中にもでてきましたが、遠軽町の例が示されているように昨年(2012年)は何十年ぶり等、例年行っていない地域での市中パレードが行われ、否応なく市民に見せる広報が行われました。ネット上で拾えた分だけピックアップしてみます。

3/13 博多どんたく97 陸上自衛隊パレード
4/22 陸上自衛隊久居駐屯地観閲行進
4/28 和歌山県美浜町
5/12 新発田市
5/19 陸上自衛隊千僧駐屯地記念式典
5/22 伊丹市
6/3  青森市
6/13 東京都板橋区 レンジャー訓練生30名。42年ぶり。
7/13  美幌町 47年以降40年ぶり。
8/5   小山町町制100周年・おやまハンドレッドフェイステイバル
8/22  出雲市 自衛隊出雲市中パレード
9/8  薩摩川内市
9/9  陸上自衛隊今津駐屯地観閲行進
9/15  佐世保市
10/2  長崎県大村市
10/7  熊本市
10/13 遠軽町
10/21 弘前市土手町
11/17 福知山市

相当増えています。
各地で反対の声をあげている方々がいますが、「平穏な町を守りたい」「物々しく武器を見せる行進はやめてほしい」と主張する方々に対して、ネット上で中傷めいた罵声を浴びせている人たちがいて残念でなりません。
「60周年に普段の姿を市民に見せたい」というなら名寄市の市政○○周年に日夜奮闘している名寄市職員による市中パレードをやったらいい、とはあるブロガーの弁。

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それにしても、質問した佐々木寿議員の本音隠さない「精強な軍隊」にも困ったものですが、そもそもこういう議会質疑は事前に内容の確認が事務方と議員で交わされていていわば舞台としての市議会本会議で仕上げが行われるのです。総務部長が「駐屯地の意向を確認している」と答弁しているように、実際は駐屯地・市役所・名寄財界の描いた絵そのものなのではないかと思います。
この計画が今後どうなるかは、名寄での市民の声如何ともいえます。日本国憲法の立場に確固として立つ良識ある名寄市民の声が広がることを強く願います。

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