国際協力

2017年4月29日 (土)

【告知】5月27日(土)南スーダンPKO「日報」問題でA.F.M.A.が講演会開催

安保法制に反対する活動を続ける旭川の若者グループA.F.M.A.(アフマ)が、2017年5月27日(土)夜にジャーナリストで『平和新聞』編集長の布施祐仁さんを講師に招き、自衛隊南スーダンPKO「日報」問題を巡る一連の問題を解明する講演会を開催します。

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▲講演会のフライヤー

講演会では昨年防衛省に対し「日報」の開示を求め情報公開請求を行った布施さんが、当事者として、また自衛隊取材の先頭を歩むジャーナリストとして「南スーダンPKO」について、「日報」で明らかになったこと、「日報」を機に露呈された防衛省の諸問題等々について詳しくお話します。

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▲布施祐仁さん

講演会の開催要項は次のとおり。
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演題 「日報」はどうして隠された?~検証!南スーダンPKO派遣・隠された「日報」の真実~
日時 5月27日(土)午後6時開場、午後6時30分開演
場所 旭川市ときわ市民ホール4階多目的ホール
講師 布施祐仁さん(ジャーナリスト・「平和新聞」編集長)
入場 資料代500円
主催 A.F.M.A.
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なお、集会を妨害する目的での参加はお断りとのこと。
現元自衛官やご家族のみなさんが関心を持って参加くださるのは大歓迎とのことです。
お誘いあわせの上、ぜひ参加ください。

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2015年4月17日 (金)

3月22日開催「中東の今と憲法の未来を考える」を「赤旗」紙が報道

既報の3月22日開催「中東の今と憲法の未来を考える」について、3月27日付「しんぶん赤旗」北海道・東北版で短くですが報道いただきました。遅くなりましたが紹介します。

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2015年3月24日 (火)

イラク開戦から12年、「中東の今と憲法の未来を考える」を開催

旭川平和委員会は22日、イラク戦争開戦12年を忘れない取り組みとして「中東の今と憲法の未来を考える」と題した学習交流会を開催し、市民35名が参加しました。

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学習交流会では最初、大阪に本部があるNGO「イラクの子どもを救う会」(西谷文和代表)が2015年1月に作成したDVD「シリア内戦 イスラム国の正体を暴く」を視聴し、中東で今起きている問題の根源に、2003年アメリカが一方的に行ったイラク戦争があることを学びました。

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■講演する畑地弁護士
次いで畑地雅之弁護士(自由法曹団、明日の自由を守る若手弁護士の会)が「自衛隊を海外で戦争できるようにする『安保法制=戦争法制』大解明」と題して講演。安倍政権がたくらむ戦争立法について深めました。
参加した女性は「このような中身をもっと多くの人に知ってもらいたい」「(学習を)戦争反対の力にしていきたい」と感想を述べていました。

この取り組みは直前の北海道新聞旭川・上川版で紹介され、掲載記事の切抜きを手に足を運んだ方も多くいました。

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2010年2月13日 (土)

紀元二六七〇年(平成22年)建国記念の日奉祝の集い:見たまま聞いたまま

2010年の旭川「建国記念の日奉祝の集い」を見学してまいりました。

Sn3d1122 ■案内看板

今年もロワジールホテル旭川で開催されました。会場に着くと一般受付で「参加してもいいですか?」とこちらが質問する前に「アンケートにご記入下さい」と言われ、即座に記入。年齢と性別、この集会を何で知ったか?を書き、アンケートを渡すと資料と記念品が入った袋を渡され、「どうぞ」と。

Sn3d1132 ■配布資料

Sn3d1128 ■紅白餅

Sn3d1129 ■いつもの業者

Sn3d1130 ■開けてみると…

紅白饅頭を楽しみに帰宅後に開けてみたところ、今年は紅白餅。去年は饅頭ではなかったですか?(違っていたらごめんなさい)。そのせいか消費期限が去年より1日短い。空けたらそこに写真右のような紙片があって、「建国記念の日」「紀元節」についてアピールされている。

Sn3d1131 ■紀元節について

もちろん文中には、明治6年の最初の紀元節が1月29日であったこと(2月11日に大した根拠はない)などの記載はありませんでしたが…。

入場するとイス5席のテーブルがタテに10列、ヨコに4行で計200席。去年より入っているなーとの印象はありましたが司会席逆サイドの左側前方にポッカリ空席ゾーンが。全部で150名程度でしょうか。ほとんどが70-80代の男性。女性と青年の姿はポツポツ。みなスーツ姿ですから私のような私服姿は目立つ目立つ。最後列に着席すると、両隣のおじいさんたち、酒臭いったらありゃしない。既に一席終えてきた感。酒の勢いか私語や独り言も多い。彼らにとって厳粛な祝いの場ではなかったか?

集会の式次第は例年と同じ。以下にご紹介。

1開式の辞
2国家斉唱
3紀元節の歌
松式辞
5祝辞
6祝電披露
7来賓紹介
8聖寿万歳
竹閉式の辞

不吉な数字の「4」と「9」を松と竹に置き換えてます。私のような局外者が困ってしまうのは「国歌斉唱」と「聖寿万歳」。一応、見学に来たのであって祝いに来たのではないですが、場の空気を乱すのはいくら何でも失礼と思い起立拒否はしませんでした(まあ当然か)。

Sn3d1123 ■田下昌明氏

式辞は実行委員長で豊岡中央病院の理事長(だったか?)の田下昌明氏。長いので全部は紹介しませんが、印象的な部分を少しかいつまんで。
自民→民主への政権交代したが「然し乍ら只今、新政権はいたずらに迷走を続けているとの感が否めません」「そして夫婦別姓、外国人参政権など、国民が望んでもいないわが国を内部から崩壊させるような政策がすすめられようとしています」。
→望んでいる国民は多いです。何をもって「内部から崩壊」なのか抽象的でわかりません。
「わが国が如何なる国であるか、わが国はどういう歴史を辿ってきたのかを再確認するのが、かつては紀元節と称された今日の建国記念の日であります」。
→しかしその歴史とは「神話」なのですね。

祝辞には3人の方が紹介され発言していました。以下は山田メモなので省略等あります。

祝辞1人目:旭川商工会議所副会頭・松野和彦氏(旭薬調剤センター代表取締役)
会議所としての正式な祝辞はパンフレットにあるとおり。参照してください。私見ですが明治政府が明治5年に建国記念の日を紀元節として定め、欧米と交渉していった。そのおかげで今日がある。実に英断だったと思う。その結果、資源のない日本が世界に列することができた。
第2次世界大戦、東京裁判などあるが日本は決して悪くなかった。戦争に引き込まれたのだ。当時資源のなかった日本が強大になりすぎた。
戦後、これまで培ってきたことをすべて否定された。渡部昇一さんの2月10日発売の近著。渡部氏は右翼だが事実は事実としてもっともな記述。いま日本はあるけど日本人の心を持っている人が少なくなっているのではないか。これまでずっと培ってきた日本人の心、これを失うな、と。

Sn3d1124 ■今津寛氏

祝辞2人目:元防衛庁副長官・元衆院議員・今津寛氏
派遣切りされた人たちの問題、東京では派遣村に集った580人の半数が、支給された2万円を受け取ったら行方不明になったという。とても残念。日本人は本当は自分のためでなく人のために何かをなす。
いま旭川冬まつりにたくさんの客で会場は一杯。その雪像作りをあたりまえのように自衛隊がやっている。本来は国民を守る任務の自衛隊が、まつりのためにがんばっている。
政権が代わり自民党に厳しい批判がある。事業仕分けなど話題だが、同じことは自民党もやっていたが宣伝が民主党ほど上手ではなかった。その民主党、小沢幹事長に連れられて中国に143人の国会議員が行ってきた。北京で国家主席に面会するときの卑屈な姿、日本人として耐えられない。昨年の副主席来日の際のルール破りについても「構わない」との姿勢。その他にも外国人参政権の推進や夫婦別姓。護国神社のある街ですが、靖国神社参拝をやめて無宗教の施設をつくろうとの動きも。これらは日本人であることを根底から覆す。今の政権は日本人であることと相容れない。
自民党は謙虚に反省をしながら、懸命に努力をします。ぜひ叱咤激励してください。

Sn3d1127 ■冨樫勝行氏

祝辞3人目:陸上自衛隊第2師団副師団長兼旭川駐屯地司令・冨樫勝行氏
先人の知恵である礼儀正さなど、世界で高く評価されており、日本の誇りです。日本ならではの価値、日本の強さを忘れずにいたい。

ところで自衛官は皆、制服でこられていましたが、公務中ですか休暇中ですか?質問状を出す前にコメント欄に書き込んでいただけると助かります。

予定していた旭川市長西川将人氏の祝辞は公務欠席のためメッセージを司会者代読でした。ちなみに今津氏の祝辞中に出てくる派遣村の話は明らかに産経新聞の受け売りですが、あの報道には事実誤認があって確かに行方不明になった人もごく少数いたものの、他の人々は職を探していて門限(しかも早い!)までに施設に戻れなかっただけと後日判明したことまではフォローできていないようです。

祝電は3名の自民党国会議員からのみ。3名とは伊達忠一、山谷えり子、佐藤正久の各自民党参院議員。

Sn3d1136 ■パンフレットより

来賓紹介では参加している来賓が全員紹介されました。ここで興味深かったのは人数が昨年より一気に増えていることです。ここに参加者数微増のトリックが隠されているような気がしてなりません。というのも昨年まで来賓には加わっていなかった肩書きの方が加えられているのです。例えば「新しい歴史教科書をつくる会」の事務局を担うカルト団体として一部に有名な「キリストの幕屋」も加わっていました。学校法人桜岡学園名誉理事長とか自衛隊父兄会、陸士61期生会、桜会、日本女性の会とかわけのわからんものまで。そして見過ごせないのが自衛隊第2師団および駐屯地の各最先任上級曹長、そして駐屯地曹友会長。高級幹部のみならず、曹士クラスにまで触手を伸ばそうという靖国派の延命大作戦とみました。会場には制服姿の自衛官が何人かいましたが、みな来賓のひとがたでしょう。来賓にせねば来ない、ということでしょうか。

毎年なんですが、自民党や保守系議員ばかりがずらずら並ぶ中、民主党市議会議員・岩崎正則前議長が来賓参加しています。今年も名前を呼ばれて、立ち上がって挨拶していました。市政通の知人に聞いたところ、岩崎氏は根っからの「そういう人」みたいです。

一つ疑問もありました。昨年まで「聖寿万歳」を行っていた旭川ペインクリニックの的場光昭氏が来賓として参加していない様子。これは驚きました。きっと的場氏ならば、何を置いても予定を空けることでしょう。もしかすれば出席はしていたのかもしれませんが、それなら更に疑問です。来賓ではなかったということですから。

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例えば今津寛氏が来賓として参加していることは関係していないでしょうか。国会でのアイヌの先住民族決議で今津氏がとりまとめをしたことに、的場氏は相当噛み付いています。この問題では的場氏、田下氏、比布神社の鎌田告人宮司の3名が歩調を同じくしています。田下氏は実行委員長として今津氏を招かないわけにはいかない。しかし的場氏は…、そんな構図でしょうか。「思い込みも甚だしい」と笑われるかもしれませんが(苦笑)

式は2時に開会し、予定をオーバーして2時40分に終了。10分休憩の後に2時50分から記念講演があったのですが、残念、山田、欠かせない用向きのため講演部分は欠席いたしました。今年は「日本地雷処理を支援する会」(JMAS)理事の出田孝二氏がカンボジアにおける平和構築について講演する予定でしたので、本来の意味で楽しみだったのです。自衛官OBでつくるNGOだとしても、外から見る限りJMASの地雷除去活動は意味のあるものと見受けられます。例えば小松製作所との単独協力体制になっていることなどから背後に何かあるのか、とか、自衛官の天下り先になってやしないか、とか、勘ぐるべきではない(苦笑)と思ったり。現地の人に役立つ支援ができていれば一定の評価はあってよいと思います。なので聞きたかったのになー。

ちなみに講師の出田氏、最終階級は陸将補で陸上自衛隊施設学校長まで昇った陸自幹部でした。パンフレットに掲載されている写真を見て、友人は「作業服に大工刈だね」と言ってました。人となりばかりはわかりません。

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2009年11月11日 (水)

2009年10月例会:「アフリカの子ども兵」を知り考える

旭川平和委員会青年部10月例会を開きました。テーマは「アフリカの子ども兵」で、子ども兵たちがどうやって増えているかと、元子ども兵の社会復帰へ向けた課題、その背後で利権をめぐり蠢く大国の姿などがレポートになりました。

学習会のレポーターを務めてくれたのは8月に「入会したい」とメールをくれた旭川市内で働く3児のママさんのNさん。Nさんはこれまで必死に仕事と育児にがんばってこられました。今年2月、テレビで見かけたアフリカの子どもの「目」が気になりアフリカ問題に注目。5月に北海道新聞紙上でアフリカの子ども兵への社会復帰支援をしているNGOの活動を知り「知ってしまったら、関わらずにはいられなかった」とNさん。旭川で一緒に活動できるグループをウェブ上で探しているとき偶然に旭川平和委員会青年部と出会い即メール。9月例会にゲスト参加され、直後の10月例会でレポーターを務めていただきました。

Nさんはパワーポイントで子ども兵の現状を報告しながら、特にウガンダやコンゴの実情を紹介してくれました。子ども兵とは正規・非正規兵を問わず、男女の別なく非戦闘員も含め武装勢力の活動全般に参加させられる18歳以下の子どもを指すそうです。なかには兵士の「妻」として「与え」られ身の周りの世話や性的虐待を受ける少女の例も多いとか。武装勢力も「子ども兵」の存在について対外的に隠さないと困るようで実態は明らかになってないこと、子ども兵が成人すれば「成年兵」となり姿が見えなくなることなどが言われています。「子ども兵」は世界で30万人以上いるとされ、ほとんどは誘拐され強制的に子ども兵にさせられています。そういう点で彼らは「被害者」なのですが、出身村落で殺人を強いられたり「親を殺さないとお前を殺す」と肉親殺しを強要されるなど「加害者」の側面も併せ持ち、精神的に強いダメージを受けている他、村落から「人殺し」のレッテルを貼られ社会復帰できない等の状況があるそうです。

武装勢力側は使い捨てにできる絶対服従する安易な戦闘力として子ども兵を「重宝」し、夜陰に紛れて誘拐を繰り返しているとか。村落側も夜だけ子どもを一ヶ所に集めて警護するなどの対策をとっているそうですが、子どもが何キロも歩いて毎夜移動せねばならないなど根本的には解決していません。また、カラシニコフなど使いやすい銃の存在が子どもを「子ども兵」化しているなどの指摘もあります。同時に、子ども兵を「多用」しての武力紛争はそれぞれの国に眠る希少金属(レアメタル)やダイヤモンドなど地下鉱物資源をめぐる大国間の争いの影響をうけています。これらの根本原因を一つひとつ取り除いていく国際社会の努力が求められるのではないでしょうか。

論議の中で私から「日本にも性格やあり様は全く異なりますが『子ども兵』がいることをご存知ですか?」と提起すると驚きの声が広がりました。一例として陸上自衛隊少年工科学校の事例を紹介し、中学卒業して3年間宿舎生活で軍隊教育を受けること、入学後すぐに小銃を渡され扱いを訓練させられること、授業には愛国心教育なども含まれ徹底的に自衛隊教育を受けることなどを紹介しました。

■陸上自衛隊少年工科学校
http://www.mod.go.jp/gsdf/yt_sch/monogatari/index.html

例会にはNさんも含め子どものいる3名が参加しており、同じ部屋のなかで2歳から小1までの子ども3名が駆け回る賑やかななか行いました。自らの子どもの姿を目にしながら、「他人事とは思えない」「日本で何ができるのか考えたい」と胸を熱くする親御さんの姿もありました。

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2009年4月21日 (火)

北海道平和学校09:アフガニスタンに必要な国際支援*日本にできること

2009年4月18日、札幌で「アフガニスタンに必要な国際支援*日本にできること」と題して北海道平和学校2009が開かれ、約80名が参加。旭川・上川地方からも5名の青年が参加しました。

講演したのは日本国際ボランティアセンター(JVC)の谷山博史代表。谷山さんは1986年にJVCに参加。タイ・カオイダン難民キャンプを皮切りに、ラオス・カンボジアでの駐在を歴任。94年からJVC事務局長。2002年には再び現場に戻り、アフガニスタン現地代表。06年から現職。この現場での長い経験から得た経験や教訓が谷山さんの「確信」を形成しておられるのでは?と感じました。

090418_184302 ■講演する谷山さん

講演ではアフガニスタンそのものの紹介から始まり、アメリカによるアフガニスタン攻撃後の「泥沼化」する現地情勢や人々の生活の息遣い、何が困難にさせているのか、などが詳しく語られました。アメリカや諸外国が増派すればするほどタリバンなどの支配地域が広がっていること、その背後に深刻な貧困があること、増派や米軍の残虐性が広がるにつれ国際NGOが活動しにくくなっていることなどから、アフガニスタンの人々にとって「複合的な危機」が広がっていることを訴えました。それは450万人もの栄養支援を必要とする国民がいること、うち子ども100万人、女性50万人は栄養失調状態にあること、一方で中立的援助スペース(人道支援活動の場)が失われつつあることを指摘。

特にPRT(地方復興チーム)と呼ばれる各国軍による人道復興支援事業が軍事作戦と人道支援の境目をわからなくさせており、またPRTの軍事化がすすみPRTの得た情報が軍事作戦に転用されている等、アフガニスタンの人々が「人道支援」を信頼できなくなっていることを大問題として指摘しました。JVCが開設していた診療所がPRTに占拠され、支援とは名ばかりの横暴や診療所からの「射撃訓練」、診察も無く医薬品をばら撒く危険な活動を目の当たりにし、JVCの告発や国際NGOの団結の力もあって止めさせた事例も紹介されました。「とにかくまずPRTをやめさせなければ」との言葉に納得するとともに、某国首相が「人道復興支援ですからっ!」と自国の軍事組織をイラクに派兵した事例が思い浮かびました。谷山さんが「軍隊には人道支援はできない」と断言された姿に強く共感しました。

タリバンなど武装勢力が復活していることに関連し「一番不安に思っているのはカルザイ大統領ではないか」と話し、以前まったく無視していたタリバンとの交渉を公言するようになり、2008年10月にはサウジアラビアの仲介で交渉がはじまっていることを紹介。また、武装勢力といえばタリバンばかりが有名ですが、実は他にもいくつもの勢力がある、と詳しく紹介され、それらを含めた全勢力による真の和平合意が必要ではないか、と問題提起されました。

特に講演のなかで印象深かったのは、まず第一に谷山さんの信念とも言うべき「対話しか平和を実現できない」との固い決意。そして現地の人々との長い活動の土台に得た教訓としての「どんな相手も信じる。しかしアテにはしない」との言葉。何よりも異なる文化圏での支援にあたっての姿勢と言うか、決意と言うか、そういうものへの大きな共感を感じました。

そして日本のあるべき姿に対して、アフガニスタンの人々が日本にもっているイメージが良いことを「特殊な財産だ」と指摘。これを活用すべきなのに、軍事一本やりの逆の対応をしようとしていることに強い懸念を述べられました。

090418_184202 ■目立つ若い参加者

講演後、平和学校を準備したスタッフとともに、旭川からのメンバーのうち4名も谷山さんとの懇親会に参加。親しく言葉を交わす中で谷山さんに「ぜひ旭川にも来てほしい」とお願いしてきました。来年とか、あまり遠くない時期にぜひ旭川でも講演いただけるよう機をみて具体化したいと思います。

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