日本国憲法

2018年8月20日 (月)

2018年8月19日 安保法制反対呼びかけ35ヶ月目の街頭スタンディング@旭川(追記あり)

「9・19を忘れない市民有志」が呼びかけ、安保法制が国会で強行された2015年9月19日から毎月19日に自発的に取り組まれている旭川の「安保法制反対街頭スタンディング」が8月19日、旭川市一条平和通で行われました。

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スタンディングでは4名がスピーチ。

当会事務局長は9月に予定されている日米共同訓練「ノーザンヴァイパー2018」で昨年の北海道大演習場に加え、新たに上富良野演習場、矢臼別演習場でオスプレイ訓練が行われる予定であること、さらに演習場間の移動訓練も実施され、いわば全道がオスプレイ訓練場になること。さらにさらに、帯広にオスプレイ補給拠点を作ろうとしており、北海道がオスプレイの恒久的訓練場にされようとしていることなどを紹介。

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別の男性は戦前、北海道で起きた軍機保護法違反冤罪事件「宮澤・レーン事件」を紹介し、戦争にむかう過程で自由が奪われ抑圧が広がること、このような権力の横暴を許してはいけないと訴えました。

あさひかわ西地域9条の会の平山事務局長は、与党議員の問題発言の数々や「数の暴力」ともいえる強行採決、南スーダン日報問題など文書隠蔽・改ざん等、悪政がはびこるなか、「市民の怒りは振り切れ一見『怒ることをやめてしまった』かのように見えるけど、権力者が権力を振りかざし人権を制限しようとするとき、市民が権力に対し怒りをもち連帯し立ち向かうことにより歴史がつくられてきた」と述べ、「私たちは怒っていいのです」と呼びかけました。

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A.F.M.A.の瀬尾さんは次のスピーチをしました。ご本人の承諾を得て、以下全文紹介いたします。

***8.19街頭スタンディング・スピーチ全文***

買物公園をご通行中の皆さん、こんばんは。

私たちは、安保法制に反対する市民有志です。
3年前の 2015 年の 9 月 19 日に安保法制が強行成立した日から、主催団体の変更等、多少中身/形は変わりつつも、毎月 19 日にこの一条平和通にて、声を上げ続けています。
安保法制を強行成立させた安倍政権は、日本国憲法の改正も悲願としています。
これまで、特定秘密保護法・安保法制・テロ等準備罪と、 安倍政権は、ともすれば国民を国の都合のいいように操ることの出来る法律を無理矢理に成立させてきました。
来月には、自民党の総裁選が行われますが、安倍さんは、そこで再選された場合は、いよいよ改憲を実行に移すと言っているようです。
特定秘密保護法・安保法制・テロ等準備罪ときて、いよいよ本丸の改憲と言うワケです。
話は少し変わりますが、 先月末、僕は札幌の自民党道連前で行われたある抗議行動に参加しました。 自民党所属の国会議員である杉田水脈議員のある発言に対する抗議行動です。
彼女は、ある雑誌の中で「LGBT のカップルのために税金をつかうことに賛同が得られるものでしょうか。 彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。」そう発言しました。
この発言には、本当に強い憤りを覚えました。 許すことのできない言語道断の発言であり考え方です。
そして同時に、僕がより不気味に感じたのは、 その杉田議員の発言に対し、「特に問題はない」とした自民党の姿勢でした。
生産性のある/なし。私たちの生きている意味や存在している理由をその考え方で考えた時、 そこに該当してくるのは決して LGBT の方々だけではありません。
生産性のある/なし。それを判断するのは一体誰でしょうか。
僕自身も全く例外ではありません。世の中には、そうしたくてもできないと言う人もたくさんいるでしょう。 そしてそもそも、一個人が自らの人生をどう生きるか、 それを決めるのは個人の自由のはずです。
子どもを作ること、何かを生み出すこと、それをしない人間は存在する意味がないんでしょうか。 それができない人間は生きてる意味がないんでしょうか。
「生産性」のない人間には税金を使う必要はない。この発言を「特に問題なし」とした自民党の姿勢には、 「国に貢献をしない人間を国が面倒を見る必要はなし」、そんな考え方が透けて見えます。
実は、自民党の憲法改正推進本部のホームページに掲載されている、 自民党改憲草案に関する Q&A では、 国民の基本的人権について、「自然権としての人権は、当然の前提」としつつも、 「人権規定も、我が国の歴史、文化、伝統を踏まえたものであることも必要だと考えます」と書いてあったり、改憲草案では、現行憲法の第十一条「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない」の、『妨げられない』の言葉が無くなっていたりします。
これはつまり、時と場合によっては、国は国民の人権を妨げることもできるし、自国の歴史や文化・伝統を踏まえていないと国が判断した場合には、 その人権を認めないこともある、と言うことです。 すべて、国のサジカゲンひとつ、と言うことです。
「生産性」のない人間には税金を使う必要はない。
この発言を「特に問題なし」とした自民党。
いよいよ来たな、と言う気がします。
今までは、何か問題になる発言や行動があった時は、世論の反発を恐れて、 たとえそれが自分達の総意として違いのないものであったとしても、 「遺憾である」「党としての意見とは違う」などとして、すぐに処罰を与えたりしてきたはずが、ここにきて、杉田議員の発言には、当初、否定することすらしませんでした。
自民党改憲草案の Q&A にも、 「決してそうではない」的な、反対意見をなだめるためのとりあえずの文言が踊っています。
しかし、今回の問題では、そう言ったとりあえずの姿勢すらほぼ見せませんでした。
僕は、これらの姿勢を見ていて、 安倍政権がついに本性を隠すのをやめたな、と言う気がしています。
「“生産性”のない人間には税金を使う必要はない。 そうですよ、その通りです、 国にとって有益でない人間は、国は面倒みません。 」僕は、いつかアッサリと国がそんなことを言う日が来るのではないかと、非常に怖いです。
今はまだ、一応は「そんな心配はない」的なポーズを取っていますが、 改憲した途端に、「えぇ、そうですよ、最初から私たちの改憲案にはそう書いてありましたよ」と 自民党がコロッと態度を一変させそうで怖いです。
本当に恐ろしい世界がすぐ近くまで迫ってきている気がします。
国のために私たちがいるわけではありません。
まず私たちがいて、そして国があるのだと思います。
まだ改憲されてしまったワケではありません。僕は、自民党支持の人にこそ、本当にそれでいいんですか、と問いたいです。 下手をすると、自民党支持の多くの人が、 まだこの改憲草案を読んでいないのではないでしょうか。
僕は、自分がこの年まで自由に生きてこられた、 この街やこの生活やこの日々が大好きです。 これまでの、そして今のこの大好きな生活を変えてほしくありません。

***以上***

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2018年8月15日 (水)

終戦73周年街頭宣伝@旭川市一条平和通

終戦から73年目の2018年8月15日、時折激しく雨降る旭川市一条平和通で「終戦73周年街頭宣伝」、いわゆる「赤紙配布宣伝」が行われました。呼びかけは、旭川労働組合総連合・原水爆禁止道北協議会・旭川平和委員会の3団体。

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当日は、新婦人・勤医協・地域9条の会や市議会議員、飛び入り参加の若者など約30名が駆けつけ、市民に赤紙配布しながら訴えました。

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▲スピーチした旭川労働組合総連合の成田さん。成田さんは元全日赤労組の組合員で赤十字病院の看護師。戦前、召集され戦地に送られた看護師たちのことなどスピーチしました。

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▲旭川市議会議員の能登谷繁さん(共産党市議団長)。核兵器廃絶条約を締結する政府を、と訴えられました。

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▲新日本婦人の会旭川支部の鈴木さん(右)。母親の立場から戦争と平和について話していただきました。

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▲最後に旭川平和委員会から事務局長が訴え。昨年8月に比べ今年9月に計画されているオスプレイ移転訓練は規模も質も拡大されていて、訓練固定化間違いないことなどを呼びかけました。

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また、オスプレイ訓練については8月15日付北海道新聞で、昨年の訓練成果について記載された防衛省文書に「沖縄の負担軽減」の記述がなかったことを報じており、防衛省の説明が嘘ばかりであったことが明らかになりました。

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街頭宣伝では飛び入り参加もありました。10代男性は「祖父が戦艦武蔵に乗っていて戦死した。憲法9条が大事。9条が変えられようとしていると聞き、何とかしたいとこの場に駆けつけた」と憲法9条守る思いを熱く語ってくれました。30代女性は「手伝わせてください」と最初から宣伝に参加。赤紙を配布してくれました。

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2018年7月 4日 (水)

旭川市議会が「日米共同訓練を中止することを求める意見書」を可決

2018年6月29日に閉会した旭川市議会の平成30年第2回定例会で、「日米共同訓練を中止することを求める意見書」が採決され、賛成16・反対16と同数になり、地方自治法に基づき議長裁定で可決(賛成)となりました。

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日米共同訓練を中止することを求める意見書
在日米軍再編に伴う日米共同訓練が、今年も航空自衛隊千歳基地で実施され、そのときの訓練には米空軍三沢基地所属のF16戦闘機が参加した。7月から9月にかけて実施する訓練には、沖縄普天間飛行場所属の米海兵隊のオスプレイが参加予定とされている。オスプレイは、相次ぐ事故を起こしながら、何ら事故原因の究明が行われず、住宅地や学校敷地を我が物顔で飛行している。
また、F16戦闘機が、日米合意で定められた最低高度基準である、人口密集地の最も高い障害物の上端から300メートルの高度、人家のない地域の地上や水面上空から150メートルの高度、人口密集地や学校、病院などに妥当な考慮を払うことという基準を大きく下回る低空飛行を行っている動画が投稿され、米当局もその事実を認めている。
日米共同訓練の実施は、基地の機能強化、演習場の固定化を図るものであり、オスプレイの参加と超低空飛行は、危険極まりない訓練を全国に拡大、常態化するものである。
よって、国においては、市民の生命、財産及び安心、安全な生活を守る立場から、日米共同訓練を中止することを強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
旭 川 市 議 会

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旭川市議会公式サイト

「日米共同訓練を中止することを求める意見書」掲載ページ

同意見書への議員の賛否一覧掲載ページ


賛否を会派別にみると、

[賛成]民主市民連合・共産党・虹と緑・無所属(あずま氏、藤澤氏)
[反対]自民党市民会議・公明党・無所属(金谷氏)

で、議長の笠木氏(民主市民連合)は採決に加わらないため冒頭述べた通り、賛成16・反対16と拮抗しました。この場合、地方自治法では議長が裁定するため、議長裁定により可決しました。

旭川市議会は米軍オスプレイ訓練があるかもしれない上富良野演習場の周辺自治体として、もしかしたら旭川市上空をもオスプレイが飛ぶかもしれない、との市民の懸念に応え中止を求める意思表示をしました。市民として拍手をおくりたい。

賛否を参考に、来春の旭川市議会議員選挙では米軍訓練にも市民を守る立場できっぱり物申せる議員を再び議会に送りたいものです。

そして何よりも、7月から9月に予定されている日米共同訓練「ノーザンヴァイパー2018」の中止を求めたい。

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2018年6月22日 (金)

2018年6月公開例会「科学に偽装したヘイトスピーチ」開催

旭川平和委員会は2018年6月某日、6月公開例会を開催し「科学に偽装したヘイトスピーチ」と題して、アイヌ民族に対する差別・排斥論をどう考えるか、いかにも学問面した「排斥論」の明らかな問題点について学び、意見交換しました。外部講師として旭川医科大学の稲垣克彦准教授をお招きし、1時間超に渡り解説して頂きました。

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参加者からは活発に質問も出されました。私たちは北海道に住むもの、日本に住むものとして先住民族であるアイヌ民族と共に生きたいと願います。2009年4月には北海道アイヌ協会江別支部長の清水裕二さんをお招きして公開例会も開催しました。
http://peace-asahikawa.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/20094-a45a.html

引き続きアイヌ民族の歴史や文化、芸術等々への理解を深めると共に、アイヌ民族への差別、排斥論と正面から向き合います。

忙しい中、講師を引き受けて頂いた稲垣准教授に心から御礼申し上げます。

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2018年4月21日 (土)

6月3日、名寄で市街地軍事パレードを再び計画していると報道

2018年4月18日付「北海道新聞」名寄・士別版は、6月3日に予定されている陸上自衛隊名寄駐屯地開設65周年記念行事として5年前にも行われた名寄市中心部での軍事パレード等を再び検討していること、名寄政財界を代表して加藤名寄市長が「自衛隊に要請する」と、「市民の要請をうけて自衛隊が検討し実施する」という形で行われることを報道しました。

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これは6年前、同60周年記念行事で繰り返された構図を寸分違わず再現するもので茶番に他なりません。平和憲法が生きるこの国で、市街地で銃を掲げ戦車・ミサイルで示威し軍事パレードを行う必要性がどこにあるというのか。行事を行うというなら、駐屯地で行えばよいのです。

■5年前、創立60周年記念行事の市中パレードはどうだったか?

5年前の60周年記念行事を、旭川平和委員会から取材に行きました。当時の現場記録を少しだけ再掲。

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2013年6月16日 名寄に向かう国道沿い看板

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2013年6月16日 装輪装甲車

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2013年6月16日 改良ホークミサイル(擬製)

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2013年6月16日 74式戦車

しかも5年前は軍事パレードの会場となった中心街の公道上にマットを敷き、徒手格闘訓練演武まで実施。

〈参考〉
2013年6月16日名寄駐屯地創立60周年記念行事/訓練展示「格闘演武」

■65周年だからと、市街地軍事パレードを再び許すべきでない

節目だからと何でもできるわけではありません。市民が要請したからと何でもできるわけではありません。日本国憲法の平和的原則、民主的原則の制約を受け、再び戦争を起こさない姿勢を貫くべきです。市街地での軍事パレードは諸外国に対して悪戯に挑発することにもなり、市民のなかでもこれを喜ぶ人ばかりでないことは明らかです。5年前も反対を訴える人々が沿道で横断幕を掲げました。今回も複数の平和団体が反対を表明しています。名寄市長は市民の代表として反対の声に耳を傾けるべきです。

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2018年3月28日 (水)

2018年3月19日、吹雪のなか安保法制廃止求め毎月19日スタンディング、旭川から叫ぶ!

「9・19を忘れない市民有志」が呼びかけ毎月19日に旭川市一条平和通で取り組まれている安保法制廃止などを求める街頭スタンディングが3月19日も行われ、吹雪のなか30名が駆けつけました。札幌からの飛び入り参加もあり、内閣総辞職を求める市民のスピーチが響きました。

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この街頭スタンディングには一般新聞2社の取材も受け、紙面に掲載されました。行動には旭川平和委員会の会員も複数名参加し、成功に協力しました。

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映画『憲法を武器として』旭川上映会が迫る!

恵庭事件・恵庭裁判を描いた映画『憲法を武器として~恵庭事件 知られざる50年目の真実~』の旭川自主上映会が2018年3月31日(土)に迫っています。

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先立って3月1日、プレ学習会「今、恵庭事件を学ぶ」が行われ、北海道教育大学の前田輪音准教授が講演しました。
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平和憲法が踏みにじられ憲法違反の安保法制が発動されている今こそ、憲法を取り戻そうと裁判をたたかった50年前の足跡をよく学ぶ意味があると思います。

旭川自主上映会は3月31日(土)、旭川市6条通4丁目「サン・アザレア」3階ホールで上映されます。上映は①午前10時、②午後3時、③午後6時30分の3回で、途中午後5時から監督の講演会があります。鑑賞料は一般前売1000円・当日1200円。大学生・障がい者500円。高校生以下無料。チケットは「こども冨貴堂」「あさひかわ新聞」で取り扱い中。旭川平和委員会でも取り扱っています。

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2017年11月22日 (水)

2017年11月19日 安保法制廃止!街頭スタンディング@旭川

2017年11月19日、雪降る北海道旭川市中心街で安保法制廃止を訴え街頭スタンディングが行われ、市民ら20名がアピールしました。安保法制反対若者グループA.F.M.A.や「9.19を忘れない市民有志」らの呼びかけ。旭川平和委員会からも会員が参加しました。

A.F.M.A.メンバーらは若い人に興味を持ってもらおうとキャンドルでピースマークを描き、通りがかりの高校生らが次々と写真に収めていました。

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スタンディングでは5名がスピーチしました。保育士の口田さんは「子どもに戦争のお話をすると絶対イヤと言います。でも安倍さんは憲法改正で戦争できるようにしています。子どもの顔をみるたびにそんな国にしてはいけないと強く思います」と子どもらの未来に平和憲法を手渡そうと訴えました。

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事務員の平山さんは「Jアラートで北朝鮮怖い。だから軍事力を強化。それで私達の社会保障費を削る。それでいいんですか?72年前に焼け野原になった日本を目の前にもう戦争はしないと憲法9条はできました。この現実的でかしこい選択を捨ててはいけません」と呼びかけました。

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2017年8月15日 (火)

2017年8月15日 「終戦」記念日街頭宣伝、いわゆる「赤紙配布」

終戦記念日の8月15日、旭川市一条平和通・買物公園で旭川平和委員会ら3団体主催(他に旭労連・原水協)の終戦記念日宣伝、いわゆる「赤紙配布」を行い、約25名が参加しました。

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道行く市民らは反応良く次々と受けとってくれ、女子高校生のグループは「赤紙だって!戦争したくないよね」等々と口々に語り合いながら歩いて行きました。今日の宣伝が今日付「北海道新聞」一面で紹介されたこともあり、記事を見て駆けつけてくれた人が何人もいて、ある方は「友達の分も含めて何枚か赤紙が欲しくて来た」と受け取って行かれました。別の方は「宣伝ご苦労様」とお菓子の差し入れをくださいました。

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宣伝では主催3団体代表や市民有志、駆けつけてくれた市議会議員さんらがマイクを握りリレートークしました。

リレートーク、それぞれの思い

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元日赤病院看護師の成田さんは、戦前召集令状が届いたのは男性だけではない、戦地に送られる従軍看護婦も召集されたことを知っていますか?と問いかけました。

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旭川市議会議員の能登谷繁さん(共産)は同じく市議の真嶋英隆さんと一緒に参加。オスプレイ訓練反対や核兵器禁止条約についてなどわかりやすく丁寧に呼びかけてくださいました。

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道北原水協の阿部さんは被爆国日本が核兵器禁止条約を署名していないことを紹介し痛烈に批判。被爆者の願いにこたえよと訴えました。

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飛び入りでスピーチしてくれた高校生の丸山さんは、つい先日、生活図画事件被害者の菱谷さんと対談する機会があったことを紹介し、戦前に何が起きたか、平和への思いも含めて自分達の世代が伝えていかなければ、との思いを強くしたと決意を新たにしました。

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道行く市民のなかには足を止めて対話になる人も多く、写真上の女性は実父が戦争に行き無事帰還したものの戦争体験は多くを語ろうとしなかったそうです。ところが実父亡き後に遺品整理していたら従軍記録が多く出てきて、語りたくとも語れなかった戦地の様に思いをめぐらせ、戦争は絶対繰り返しちゃいけないと強く語ってくれました。

宣伝への妨害行為も

このようななか、ある男性はわざわざ配布中の「赤紙」を受け取りながら、配布者の目の前で「馬鹿なことするな」と「赤紙レプリカ」を破り、その場に捨て、立ち去るという妨害行為がありました。

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宣伝の趣旨に賛同できないのであれば、ただ通り過ぎればよいわけで、破るために受け取り、それを破る、という行為は器物損壊にあたるのではないかと主催者は妨害者に対し残念な思いを抱いています。

それにしても、そんな妨害者はほんのごく一部であり、多くの市民や観光客が温かくスピーチに耳を傾け、「赤紙レプリカ」を受け取ってくれたことを改めて強調します。

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2017年8月12日 (土)

8月11日 「オスプレイ飛行中止を」と、上富良野駐屯地広報室へ要請

8月10日から始まった北海道での日米共同訓練「ノーザンヴァイパー」にオスプレイ参加するなと、11日午前に日米合同演習反対道北共闘会議が「オスプレイ反対上富良野要請行動」に取り組み、道北各地から約50名が参加しました。

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参加者は陸上自衛隊上富良野駐屯地正門前に移動。代表7名が上富良野駐屯地面会所に入り、道北共闘会議の守屋敬義代表委員が同駐屯地の真光紀之広報室長に要請書を手渡しました。要請を行った11日朝は、防衛省がオスプレイの飛行自粛要請を一転して撤回した直後であり、言葉を選びながら緊張につつまれた要請となりました。

要請時のやりとり詳報

真光室長は日米共同訓練の概要について「上富良野駐屯地の部隊は訓練参加部隊ではなく、内容は知らされていない。隣の演習場で行われる、というだけで、自分達は通常業務を粛々と行うだけ」と説明。訓練詳細については「回答する情報を持ち合わせていない」ため「北部方面総監部広報室に問い合わせてほしい」とこたえました。上富良野演習場は第2師団が保有しており、駐屯地業務隊が管理にあたっていますが、破損等があった場合に対処する程度で、訓練で利用するからと特別な対応は「聞いていない」と真光室長。

これに対し、共産党のおぎう和敏・北海道6区国政事務所長が「第2師団の部隊が参加しないのに上富良野演習場が利用されるケースは今までにあったのか」と聞くと、真光室長ら応対した自衛官らは「即答しかねるが、自分の記憶の範囲では無いかもしれない」と回答。おぎう氏は「今回、上富良野演習場でも演習が強行されようとしている事は、米軍が日本国内どこでも神出鬼没に演習ができる、そういう演習が多発するのではないかと強く危惧した」と感想を述べています。

真下紀子・道議(旭川市選出)が「海兵隊が駐屯地宿舎を利用するなどの連絡は受けていないか」と聞くと、「今のところ使う予定はない」とのこと。10日に北海道大演習場で行われた訓練開始式に参加した真下道議によれば、訓練期間中の休暇外出は無いと発表があったとのこと。しかしながら、海兵隊員の宿泊場所等について質問しても「わからない」との返事でした。

米沢義英・上富良野町議が地元自治体への情報提供を丁寧に行ってほしい旨要請しましたが、「自治体へは北海道防衛局から連絡があるはず」として、駐屯地からの情報提供は「誤って正しくない情報を提供してはいけない」ために行っていないと説明。

由井久志・旭川平和委員会事務局長が「地元住民から駐屯地に問い合わせや不安の声が寄せられても『方面総監部の広報に連絡して』というのか?住民の声を聞いて師団なり方面総監部に報告することは対応できるのではないか」と問うと、「住民からの質問に回答することはできないが、意見を上げることはできる」と答えました。

今回の要請で改めて、北海道各地が米軍と自衛隊の「訓練地」になっていること、それでも情報が秘匿され隣接部隊すら一般市民と変わらぬ情報しか持ち合わせていないことがわかりました。参加者は最後に要請の趣旨を必ず防衛大臣に伝えてほしいと念を押し、要請を終えました。

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