戦争遺跡・戦争の記憶

2018年8月15日 (水)

終戦73周年街頭宣伝@旭川市一条平和通

終戦から73年目の2018年8月15日、時折激しく雨降る旭川市一条平和通で「終戦73周年街頭宣伝」、いわゆる「赤紙配布宣伝」が行われました。呼びかけは、旭川労働組合総連合・原水爆禁止道北協議会・旭川平和委員会の3団体。

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当日は、新婦人・勤医協・地域9条の会や市議会議員、飛び入り参加の若者など約30名が駆けつけ、市民に赤紙配布しながら訴えました。

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▲スピーチした旭川労働組合総連合の成田さん。成田さんは元全日赤労組の組合員で赤十字病院の看護師。戦前、召集され戦地に送られた看護師たちのことなどスピーチしました。

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▲旭川市議会議員の能登谷繁さん(共産党市議団長)。核兵器廃絶条約を締結する政府を、と訴えられました。

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▲新日本婦人の会旭川支部の鈴木さん(右)。母親の立場から戦争と平和について話していただきました。

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▲最後に旭川平和委員会から事務局長が訴え。昨年8月に比べ今年9月に計画されているオスプレイ移転訓練は規模も質も拡大されていて、訓練固定化間違いないことなどを呼びかけました。

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また、オスプレイ訓練については8月15日付北海道新聞で、昨年の訓練成果について記載された防衛省文書に「沖縄の負担軽減」の記述がなかったことを報じており、防衛省の説明が嘘ばかりであったことが明らかになりました。

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街頭宣伝では飛び入り参加もありました。10代男性は「祖父が戦艦武蔵に乗っていて戦死した。憲法9条が大事。9条が変えられようとしていると聞き、何とかしたいとこの場に駆けつけた」と憲法9条守る思いを熱く語ってくれました。30代女性は「手伝わせてください」と最初から宣伝に参加。赤紙を配布してくれました。

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2017年8月26日 (土)

2017年8月19日 オスプレイ反対・戦争法も共謀罪も廃止・街頭スタンディングin旭川

2017年8月19日夜、北海道旭川市の中心街、一条平和通で「オスプレイ反対、戦争法・共謀罪廃止 街頭スタンディング」が行われ市民60名が参加。若者ら4名がそれぞれの思いをスピーチしました。

街頭スタンディングは安保法案が成立強行された「9月19日を忘れない」と、2015年10月以来毎月19日に旭川市中心部で取り組んでいる安保法制廃止をめざす街頭行動で、「9・19を忘れないスタンディング市民有志」と安保法制反対の若者グループA.F.M.A.が共同で呼びかけました。

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沖縄の基地問題がどうなっているか知りたい、と単身沖縄に行ってきたというカナさんは「沖縄のオスプレイ訓練、住宅地の上すぐの低空飛行、遅いときは夜11時半まで、朝は4時半からの夜間早朝飛行、これが北海道に来ます。いつの間にか日本は戦争できる国になっていた。私たち市民一人ひとりが声をあげるとき」と危機感を抱きます。

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高校生のアユミさんは戦前の治安維持法違反不当逮捕事件「生活図画事件」の被害者菱谷良一さんと会い、話を聞いてきた経験から自由の大切さを感じたといいます。「普通の学生なのに逮捕され、『やっていない』と言っても拷問。冬ものすごく寒い独房。釈放されたとき、本当に嬉しかったと。菱谷さんの話を聞いて家に帰ると家族が居て、おやつがあって、嬉しかった。戦争に向かうなかで自由が奪われることが、本当に怖い。共謀罪、不安です」と訴えました。

介護職場で働くツバサさんは「オスプレイ反対上富良野要請行動」に参加してきました。上富良野駐屯地の自衛官らがオスプレイ訓練のことを何も知らされていないことに驚きました。ツバサさんが気がかりなのは酪農などへの影響です。「沖縄では家畜の死産早産が報告されている。オスプレイの訓練は、私たちの暮らしを壊すことしかない」と話しました。

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日米共同訓練の訓練最終日である8月26日昼現在、天候不良等様々な事情から上富良野演習場にオスプレイは飛来してきていません。

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〔厚い雲が重く漂う上富良野演習場、8月22日〕

現地の人々や家畜たちの上をオスプレイが飛ばなかったことは結果的に良かったと思いますが、これはあくまで結果論に過ぎず、この1ヶ月余の間、現地も周辺市町村も散々振り回され不安を撒き散らされました。

また恵庭・千歳などの北海道大演習場では日米共同訓練で初めてオスプレイによる夜間飛行訓練や夜間の空挺降下訓練などが行われました。また三沢ではオスプレイによる射撃訓練も行われたということです。

矢臼別演習場でも新型ロケット砲の射撃訓練等、新たな段階に入ってきています。

今後、北海道を演習地にさせない、基地を固定化させないため、さらに多くの市民に事実を伝え、ともに考え、ともに悩み、ともに行動していく所存です。

みなさんのご意見、とりわけ上富良野演習場周辺の一般のみなさん、今後、もしかするとオスプレイに乗せられるかもしれない自衛官のみなさんのご意見をぜひ聞かせてください。ご意見はメールでお願いします。
peace_asahikawa@yahoo.co.jp

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2017年8月15日 (火)

2017年8月15日 「終戦」記念日街頭宣伝、いわゆる「赤紙配布」

終戦記念日の8月15日、旭川市一条平和通・買物公園で旭川平和委員会ら3団体主催(他に旭労連・原水協)の終戦記念日宣伝、いわゆる「赤紙配布」を行い、約25名が参加しました。

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道行く市民らは反応良く次々と受けとってくれ、女子高校生のグループは「赤紙だって!戦争したくないよね」等々と口々に語り合いながら歩いて行きました。今日の宣伝が今日付「北海道新聞」一面で紹介されたこともあり、記事を見て駆けつけてくれた人が何人もいて、ある方は「友達の分も含めて何枚か赤紙が欲しくて来た」と受け取って行かれました。別の方は「宣伝ご苦労様」とお菓子の差し入れをくださいました。

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宣伝では主催3団体代表や市民有志、駆けつけてくれた市議会議員さんらがマイクを握りリレートークしました。

リレートーク、それぞれの思い

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元日赤病院看護師の成田さんは、戦前召集令状が届いたのは男性だけではない、戦地に送られる従軍看護婦も召集されたことを知っていますか?と問いかけました。

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旭川市議会議員の能登谷繁さん(共産)は同じく市議の真嶋英隆さんと一緒に参加。オスプレイ訓練反対や核兵器禁止条約についてなどわかりやすく丁寧に呼びかけてくださいました。

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道北原水協の阿部さんは被爆国日本が核兵器禁止条約を署名していないことを紹介し痛烈に批判。被爆者の願いにこたえよと訴えました。

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飛び入りでスピーチしてくれた高校生の丸山さんは、つい先日、生活図画事件被害者の菱谷さんと対談する機会があったことを紹介し、戦前に何が起きたか、平和への思いも含めて自分達の世代が伝えていかなければ、との思いを強くしたと決意を新たにしました。

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道行く市民のなかには足を止めて対話になる人も多く、写真上の女性は実父が戦争に行き無事帰還したものの戦争体験は多くを語ろうとしなかったそうです。ところが実父亡き後に遺品整理していたら従軍記録が多く出てきて、語りたくとも語れなかった戦地の様に思いをめぐらせ、戦争は絶対繰り返しちゃいけないと強く語ってくれました。

宣伝への妨害行為も

このようななか、ある男性はわざわざ配布中の「赤紙」を受け取りながら、配布者の目の前で「馬鹿なことするな」と「赤紙レプリカ」を破り、その場に捨て、立ち去るという妨害行為がありました。

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宣伝の趣旨に賛同できないのであれば、ただ通り過ぎればよいわけで、破るために受け取り、それを破る、という行為は器物損壊にあたるのではないかと主催者は妨害者に対し残念な思いを抱いています。

それにしても、そんな妨害者はほんのごく一部であり、多くの市民や観光客が温かくスピーチに耳を傾け、「赤紙レプリカ」を受け取ってくれたことを改めて強調します。

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2017年6月 6日 (火)

2017年6月5日:平成29年 北海道護国神社慰霊大祭:見たまま聞いたまま

北海道護国神社慰霊大祭が例年通り、今年2017年も6月4~6日の日程で開催され、5日午前の「大祭」、いわゆる全道から遺族が集まり行われる神事、というか式典を見てきました。

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改めて申し上げますが、北海道護国神社が軍人・軍属を合祀し、その慰霊祭を行うことに異議を唱えているわけではない、ということを承知いただきたく思います。ご本人の生前の意向やご遺族の意向に沿わない合祀は別ですが、それ以外はそれこそ信教の自由です。「軍人・軍属のみを祀る神社のあり方がどうなのか?」とか、「戦災被害者はなぜ祀らないのか?」など疑問はあってもそれは別の問題。ここでは憲法の「政教分離」「信教の自由」こそが課題。ですから、行事の邪魔にならないよう取材させて頂きました。

幹部自衛官の参列

例年、憲法上問題となる主たる事例は「大祭」への幹部自衛官の参列です。今年も北部方面総監、第2師団長以下高級幹部自衛官が制服で参列しました。

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▲起立。

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▲拝礼。

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▲特別来賓ら参列者。

例年同様、北部方面総監を筆頭に地元第2師団幹部がズラリと参列しています。国民の代表たる衆院議員の上位です。以前、私どもが第2師団に公開質問状で聞いたままだとすれば、彼らは休暇を取得し私人として参列している、という建前になっているそうです。であれば、肩書きをつけて特別来賓席に並ばなくてもよいでしょうに。

加えて疑問なのは、席次表左側にある「自衛隊随行関係者」の記述。これは毎年あるのですが、休暇を得て私人として参列するのに随行者(自衛官)がいるのでしょうか?だとすれば、その随行者の方々はどういう立場なのでしょうか?私人?それとも随行任務中の公務?

それでも参列していれば「彼らも私人として参列している」との理由も立ちますが、そうでない人もいます。

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こちらの自衛官氏は神事に参列していたわけではありません。幹部自衛官の随行任務の公務中でしょうか?

日本国憲法第20条3項「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」

国の機関である陸上自衛隊はぜひ、「服務の宣誓」のとおり建前でなく真に憲法を遵守してほしいと思います。

 宣 誓    私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法 及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。

旭川市消防団の関わり

例年、「大祭」の神事の際、旭川市消防団から消防団員が神社の要請により派遣され任務についています。

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これも以前、当会が旭川市消防団に確認したところ「雑踏警備」の要請をうけ派遣しているとのこと。なるほど、「護国神社祭」ともなれば露店が出て人で賑わいます。ですがそれは常磐公園会場などの話。とりわけ神事の最中、混雑して大変、ということはありません。

それでも、その辺は主観の問題や、不測の事態に備える、ということもあるでしょう。

ですが例年、消防団員たちは雑踏警備だけでなく、遺族代表や宮司・神職らの行列が通過する際、賽銭入れの箱を脇に移動し、戻す、ということまでやっており、過去にはその作業を神社職員が指示していたこともありました。

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これは明らかに違うのではないか?と思います。旭川市消防団には「通例」ではなく、非常勤特別職地方公務員たる消防団員が担う職務としてふさわしく、任務内容を精査すべきではないでしょうか。

市民委員会(連合町内会)・町内会は氏子組織じゃない!

北海道護国神社慰霊大祭だけのことではありませんが、旭川市は神社例大祭の期間中、地元町内会が神社委員先頭に総出で「祭りムード」を盛り上げる「のぼり旗」を掲げます。

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「奉納 御祭禮」ですから、宗教的な意味合いを持つ「のぼり旗」です。そもそも、町内会に「神社委員」たる役職が公然と置かれていることがおかしい。公益的な役割を担う町内会が特定の宗教活動を行うことは、町内会員の信教の自由を害します。

公益社団法人隊友会の旭川組織が交通・案内を担う

境内には蛍光カラーに「旭川隊友」の文字がバックプリントされた多くの人員が特に交通整理や会場案内を行っています。

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隊友会は自衛隊のOB組織で、全国組織である隊友会は公益社団法人。自衛隊の公の活動にも様々な形で登場します。本来、各県1組織である地方隊友会は自衛隊の街・北海道では札幌・旭川・函館・千歳・帯広と5組織を擁する一大勢力。このうち旭川地方隊友会が北海道護国神社慰霊大祭の運営を担い、傍目から見れば現職と神社の現場レベルでの橋渡しになっているようにも思えてしまいます。

公益社団法人は、その活動すべてを公益的な内容にしなければならないわけではありませんが、税法上の特典があるなど公益性を踏まえて認定されています。

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ただ、参列された多くの方々が自衛隊OBよりさらに高齢のご遺族、ともなれば運営を担う方々の助力は大きいのだろうと推察します。願わくば、趣旨に照らして適切な氏子組織が担われ、一般市民からみて自衛隊と神社の深い関わりを誤解しないよう、配慮頂ければと思います。

以上、2017年北海道護国神社慰霊大祭の「見たまま聞いたまま」でした。ご意見、ご要望はメールで peace_asahikawa@yahoo.co.jp までお願いします。

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2016年8月16日 (火)

2016年8月15日 平和祈祷会でスピーチ

8月15日の夜、日本基督教団が呼びかけ旭川市内および上川管内のキリスト教会などが共同で開催している「平和祈祷会」にお招きいただき、パネリストの一人として当会事務局長が12分間のスピーチと、全体ディスカッションでの質疑応答に参加しました。

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会場の日本基督教団旭川豊岡教会には47名が集まりました。
第1部で賛美歌や牧師さんのお話などがあり、第2部で4名のパネリストが平和について12分スピーチ。質疑応答の後、第3部でお祈りをして閉会、という流れ。

パネリストの一人目はA.F.M.A.メンバーのあみさん。91歳の祖母から聞いた戦争の話。A.F.M.A.との出会いや、活動を通じて今まで出会ったことのない人たちとの交流を通じての自らの成長。その原点でもある教会での活動。印象的だったのは「みんな自分らしく。幸せを叫べる世の中に」と願い、そのために様々ぶつかる事があっても「(自分に)何ができるか、祈って、答えを求めたい」との決意。一直線に前を見てすすもう、という若者らしいスピーチでした。

二人目に当会・由井事務局長がスピーチ。平和委員会の活動を通じて出会った現元自衛官の方々との交流を通じて学んだことや支えることができた内容なども紹介し、「まじめな自衛官の方々の声を受け止め、一緒に考えることのできる活動が基地の町に必要」と呼びかけました。

三人目は美深の酪農家の女性。原発事故を機に「おかしい」と疑問を持ったことを自分なりに調べ、周りにも知らせながら活動してきたと紹介。「一人の母親として安倍政権の国づくりは怖い」「自民党改憲草案はおかしい」と指摘。経済効率ばかりが優先される世の中を子どもの世代に渡したくない、と行動しているそうです。でも小さな町では発言しづらいこともある、と。自分の言動が誤って他者に伝わったり曲解されてしまい怖いとも思う、と。欧米では家族間で議論することもしばしばで、それでも「意見が違うだけ」と尾をひかない。日本では意見が違えば人格自体否定されるよう、だと。まず家庭のなかから、と子どもと向き合うことに頑張っている素敵なお母さんでした。

最後に日本聖公会旭川聖マルコ教会の広谷牧師さん。被爆者の平均年齢が80歳を超え、戦争体験にも共通することですが「記憶の継承」が課題だと指摘。高橋哲也さんが紹介している英語圏で活発になりつつある「ポストメモリー」という動きが大事ではないか、と発言されました。若い世代が戦争体験者から聞き取りや映像を通じてなど記憶を受け止め、伝える。ポストメモリー自体が今後10年20年、100年と続き、しっかり取り組まれれば、よりはっきりとした輪郭の記憶が継承できるのではないか、と指摘されました。

その後、質疑応答で3人の方が質問され、交流がなされました。

宗教者の方々が継続して取り組まれているこれらの取り組みは貴重な活動蓄積と交流になっていて、今回のように私ども平和委員会やA.F.M.A.など他者の取り組みに学ぼうとされる姿勢は尊敬の一言です。

なお上記パネリストのスピーチ概要は参加した由井事務局長の個人メモによるもので、省略の仕方や受け止め方によるニュアンスの違い、発言者の意図と異なる表現もあるかもしれません。あくまでメモとして紹介させていただきますので、その旨ご了解ください。

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2016年8月15日 (月)

2016年8月15日 終戦記念日宣伝、いわゆる「赤紙配布」

終戦記念日の15日、旭川市2条買物公園では平和・労働団体などによる終戦記念日街宣、いわゆる「赤紙配布」宣伝が行われました。主催は旭川労働組合総連合・原水爆禁止道北協議会・旭川平和委員会。このほか、新日本婦人の会、道北勤医協などから参加があり、あわせて25名が参加しました。

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宣伝では5名がリレートークしました。

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旭労連の平山沙織さんは牧師であった祖父の戦争体験を紹介し、自身が引き継いだ「二度と戦争を起こしてはならない」との強い思いを訴えました。道北原水協の石川厚子さん(旭川市議)は南スーダン派遣中の自衛隊をとりまく危険性と自民党改憲草案の中身を紹介。平和憲法を守ろうと呼びかけました。

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道行く市民や観光客は次々と「赤紙」を受け取り、読んでいました。外国人3人組に声をかけ簡単に説明して「赤紙」を渡すと、受け取った女性が「赤紙」を上に掲げる一幕も。通行中の乗用車が路肩に停まり、運転席から「1枚ちょうだい」と呼び止められました。

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2013年10月28日 (月)

2013年8月15日、終戦記念日に旭川市中心部で赤紙配布

川平和委員会など5団体は15日昼、旭川市中心街の2条平和通・買物公園で終戦記念日「赤紙配布」宣伝に取り組みました。

買物客や観光客でにぎわう買物公園で「赤紙」(裏面に憲法9条・96条の条文を記す)を配ると、中高生やお年寄り、サラリーマンまで幅広く受け取り「召集令状」の文字に見入っていました。

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「樺太から引き揚げ、4歳のとき父に赤紙が来た」という70代の女性は、赤紙が届いたとき「ついにこの日が来た」と強い衝撃をうけ、以来「戦争には絶対反対」との思いを貫いてこられたそうです。

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2013年4月20日 (土)

2月22日、70年目の命日に映画『白バラの祈り』上映会

旭川平和委員会は22日、打倒ヒトラー・戦争反対を訴え1943年に非暴力抵抗運動を行った「白バラ抵抗運動」の若者達を史実に基づき描いた映画『白バラの祈り~ゾフィー・ショル、最後の日々』の上映を行いました。

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22日は主人公ゾフィー・ショルら3名がナチズム裁判で死刑宣告をうけ処刑されてからちょうど70年の命日にあたります。「憲法を変えて国防軍をつくる」と安倍政権が公言しているなか、「再び戦争をする暗黒社会に戻してはならない」と自主上映を決めました。上映会は午前と夜間の2回行われ、100名の市民が足を運びました。

映画は2005年のドイツ映画で、2006年から日本でも劇場公開されました。反ナチスのビラを大学構内で配布し秘密警察に逮捕されたゾフィーらが取り調べの過程でユダヤ人虐殺や戦争の誤りを正面から論じ、取調官が良心の呵責に苦しむ姿が印象的です。「国防軍反対サウンドデモ」を前に、声をあげていくことの大切さを伝えようと企画しました。北海道新聞でも報道され、若者も含む市民が駆けつけました。

ある参加者は「この日本でも絶対に起きないとはいえない時代になってきている」とし、「改めて憲法改正の問題など、よく考え、伝えていかなければ」と感想を述べています。

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2010年11月26日 (金)

今日11/26、旭川で映画「ヒロシマ・ピョンヤン」上映会

今日11月26日(金)、旭川市中心部の旭川市役所に隣接する「旭川市民文化会館」小ホールを会場に、映画「ヒロシマ・ピョンヤン」旭川上映会が開催されます。急な告知となりましたが、ぜひ時間をとって足を運んでいただけたらと思います。

■映画について
http://www.jca.apc.org/~earth/iinkai.html

■予告編
http://www.youtube.com/watch?v=nkFsAlJTALU

■開催要項
●11月26日(金)
①13:30~ ②16:00~ ③18:30~
各回とも30分前開場
上映時間90分
●旭川市民文化会館・小ホール
●鑑賞料 1000円(当日券も同じ)
●主催 映画「ヒロシマ・ピョンヤン」旭川上映実行委員会

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23日の北朝鮮による韓国への砲撃事件は決して許されない蛮行です。私達は平和を願うものとして武力による国際紛争の解決は支持せず、朝鮮半島の問題も話し合いで解決すべきと思います。こういうときだからこそ、「国家」と時代に翻弄された一組の母娘の物語に耳を傾けましょう。

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2010年8月20日 (金)

反戦川柳作家・鶴彬の生涯描く映画、9/14旭川で初上映

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つる あきら
鶴  彬

戦前活動した川柳作家です。
川柳といえば、サラリーマン川柳とかピリッと風刺をきかせた印象です。
鶴彬は侵略戦争を止めたい気持ち、庶民の生活を貧困から抜け出させて、みんなが平凡に生活できるようにしたいという理想を秘め、その思いを表現するために反戦川柳、プロレタリア川柳を詠みました。

暴風と海の恋を見ましたか

初期にはこのような情景的な川柳を詠んだそうですが、戦争が本格化してくると川柳の印象も一変します。

万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た
高梁の実りへ戦車と靴の鋲
屍のゐないニュース映画で勇ましい
手と足をもいだ丸太にしてかへし

最後の「手と足を…」は鶴の代表作の一つとされ、当時、一家の大黒柱が戦争に奪われ、残された者たちの生活が成り立たない様を表現して反戦を訴えました。 しかし現在、鶴彬の名はあまり知られていません。若く強い意志があったため、悪法「治安維持法」違反で逮捕・投獄され、ついに勾留されたまま29歳の若さで亡くなります。

その鶴彬の早熟な才能を、作家の田辺聖子や佐高信など多くの人が評価しはじめています。そんな中、鶴彬生誕100年を記念して、「遠き落日」などで知られる映画監督・神山征二郎さんがこのドキュメンタリー映画「鶴彬 こころの軌跡」を作りました。

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一見の価値ある作品です。道内では札幌に続き旭川が2ヵ所目の上映となります。多くの来場を呼びかけます。

と き 9月14日(火)
    ①10時30分~12時
    ②14時~15時30分
    ③18時30分~20時

ところ 旭川市民文化会館 小ホール
    旭川市7条通9丁目、旭川市役所隣

鑑賞券 大人前売 1000円(当日1200円)
    学生前売  800円(当日1000円)
    ※学生は中・高・大まで。小学生以下無料。

販売所 鑑賞券は旭川市内富貴堂各店、こども富貴堂で取扱中。
    また、以下の場所でも販売中。
    ・旭川市民劇場
    ・新日本婦人の会旭川支部
    ・各地域9条の会事務局
    ・道北勤医協友の会連合会
    ・旭川川柳社
    ・旭川労働組合総連合
    ・旭川平和委員会

主 催 映画「鶴彬 こころの軌跡」旭川上映実行委員会
    電話090-8372-3286

後 援 旭川市教育委員会、旭川文化団体協議会

小説 鶴彬―暁を抱いて 小説 鶴彬―暁を抱いて

著者:吉橋 通夫
販売元:新日本出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

反戦川柳作家 鶴彬 反戦川柳作家 鶴彬

著者:深井 一郎
販売元:日本機関紙出版センター
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ストレート−蟻食いを噛み殺したまま死んだ蟻・鶴彬−
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ

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