ピースな映画

2013年4月20日 (土)

2月22日、70年目の命日に映画『白バラの祈り』上映会

旭川平和委員会は22日、打倒ヒトラー・戦争反対を訴え1943年に非暴力抵抗運動を行った「白バラ抵抗運動」の若者達を史実に基づき描いた映画『白バラの祈り~ゾフィー・ショル、最後の日々』の上映を行いました。

Img_4111

22日は主人公ゾフィー・ショルら3名がナチズム裁判で死刑宣告をうけ処刑されてからちょうど70年の命日にあたります。「憲法を変えて国防軍をつくる」と安倍政権が公言しているなか、「再び戦争をする暗黒社会に戻してはならない」と自主上映を決めました。上映会は午前と夜間の2回行われ、100名の市民が足を運びました。

映画は2005年のドイツ映画で、2006年から日本でも劇場公開されました。反ナチスのビラを大学構内で配布し秘密警察に逮捕されたゾフィーらが取り調べの過程でユダヤ人虐殺や戦争の誤りを正面から論じ、取調官が良心の呵責に苦しむ姿が印象的です。「国防軍反対サウンドデモ」を前に、声をあげていくことの大切さを伝えようと企画しました。北海道新聞でも報道され、若者も含む市民が駆けつけました。

ある参加者は「この日本でも絶対に起きないとはいえない時代になってきている」とし、「改めて憲法改正の問題など、よく考え、伝えていかなければ」と感想を述べています。

| | コメント (0)

2010年11月26日 (金)

今日11/26、旭川で映画「ヒロシマ・ピョンヤン」上映会

今日11月26日(金)、旭川市中心部の旭川市役所に隣接する「旭川市民文化会館」小ホールを会場に、映画「ヒロシマ・ピョンヤン」旭川上映会が開催されます。急な告知となりましたが、ぜひ時間をとって足を運んでいただけたらと思います。

■映画について
http://www.jca.apc.org/~earth/iinkai.html

■予告編
http://www.youtube.com/watch?v=nkFsAlJTALU

■開催要項
●11月26日(金)
①13:30~ ②16:00~ ③18:30~
各回とも30分前開場
上映時間90分
●旭川市民文化会館・小ホール
●鑑賞料 1000円(当日券も同じ)
●主催 映画「ヒロシマ・ピョンヤン」旭川上映実行委員会

Photo

1

23日の北朝鮮による韓国への砲撃事件は決して許されない蛮行です。私達は平和を願うものとして武力による国際紛争の解決は支持せず、朝鮮半島の問題も話し合いで解決すべきと思います。こういうときだからこそ、「国家」と時代に翻弄された一組の母娘の物語に耳を傾けましょう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年8月20日 (金)

反戦川柳作家・鶴彬の生涯描く映画、9/14旭川で初上映

Photo
つる あきら
鶴  彬

戦前活動した川柳作家です。
川柳といえば、サラリーマン川柳とかピリッと風刺をきかせた印象です。
鶴彬は侵略戦争を止めたい気持ち、庶民の生活を貧困から抜け出させて、みんなが平凡に生活できるようにしたいという理想を秘め、その思いを表現するために反戦川柳、プロレタリア川柳を詠みました。

暴風と海の恋を見ましたか

初期にはこのような情景的な川柳を詠んだそうですが、戦争が本格化してくると川柳の印象も一変します。

万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た
高梁の実りへ戦車と靴の鋲
屍のゐないニュース映画で勇ましい
手と足をもいだ丸太にしてかへし

最後の「手と足を…」は鶴の代表作の一つとされ、当時、一家の大黒柱が戦争に奪われ、残された者たちの生活が成り立たない様を表現して反戦を訴えました。 しかし現在、鶴彬の名はあまり知られていません。若く強い意志があったため、悪法「治安維持法」違反で逮捕・投獄され、ついに勾留されたまま29歳の若さで亡くなります。

その鶴彬の早熟な才能を、作家の田辺聖子や佐高信など多くの人が評価しはじめています。そんな中、鶴彬生誕100年を記念して、「遠き落日」などで知られる映画監督・神山征二郎さんがこのドキュメンタリー映画「鶴彬 こころの軌跡」を作りました。

Photo_2

Photo_3

一見の価値ある作品です。道内では札幌に続き旭川が2ヵ所目の上映となります。多くの来場を呼びかけます。

と き 9月14日(火)
    ①10時30分~12時
    ②14時~15時30分
    ③18時30分~20時

ところ 旭川市民文化会館 小ホール
    旭川市7条通9丁目、旭川市役所隣

鑑賞券 大人前売 1000円(当日1200円)
    学生前売  800円(当日1000円)
    ※学生は中・高・大まで。小学生以下無料。

販売所 鑑賞券は旭川市内富貴堂各店、こども富貴堂で取扱中。
    また、以下の場所でも販売中。
    ・旭川市民劇場
    ・新日本婦人の会旭川支部
    ・各地域9条の会事務局
    ・道北勤医協友の会連合会
    ・旭川川柳社
    ・旭川労働組合総連合
    ・旭川平和委員会

主 催 映画「鶴彬 こころの軌跡」旭川上映実行委員会
    電話090-8372-3286

後 援 旭川市教育委員会、旭川文化団体協議会

小説 鶴彬―暁を抱いて 小説 鶴彬―暁を抱いて

著者:吉橋 通夫
販売元:新日本出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

反戦川柳作家 鶴彬 反戦川柳作家 鶴彬

著者:深井 一郎
販売元:日本機関紙出版センター
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ストレート−蟻食いを噛み殺したまま死んだ蟻・鶴彬−
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月26日 (土)

2009年11月例会:映画「IRAQ FOR SALE」を見て語り合う

当会2009年11月例会では、2006年作品である映画「IRAQ FOR SALE」を視聴し、「イラク戦争」「戦争民営化」などのテーマで語り合いました。

--------------------

『IRAQ for SALE』
http://iraqforsale.org/
ロバート・グリーンウォルト監督作品 2006年/75分
イラク戦争でハリバートンなどの軍事企業がどのくらい儲けているのかを暴露するドキュメンタリー。イラクに派遣された兵士たちは、命がけで危険な任務を果たし、その家族は、不安な日々を過ごす。一方で、2005年の1年間に161兆ドルが軍事企業に支払われ、会社幹部は、8億6800万ドル(約900億円)という法外な報酬を懐に入れていた。随意契約で請け負い企業が決められ、経費がかかるほど利益も増える契約方式のため、不正と無駄遣いが横行し、企業利益の極大化が税金の浪費によって生み出されている現実を鋭く暴露する。

--------------------

以下、参加者の感想などを紹介します。

A:戦争民営化では、例えばEUなどではどうなっているのだろう?

B:戦争が「稼げる」ということが納得できた。映画を見ながら三菱重工の自民党への献金額が多かったのを思い出した。

C:日本でも同じ構造があると思う。三菱重工だけでなく石川島播磨とか日本製鋼所とか軍事部門で大もうけしている企業と自民党との結びつきは深い。民主党政権がどうなるか興味深い。

B:それにしてもこの映画、よく調べていると思う。

A:そう、アメリカの国民は納税者の権利を知り、よく調べていると思う。調査能力高い。日本ではブラックボックスな軍関係の情報も割と開示されている。それに元兵士たちが物言える姿は日本と違う。

A:近代戦争以降は軍事部門が最大の民営化対象だったのかも。国家VS国家の戦争となると国家が兵士を賄う。でも「対テロ」とか言い出すとそれが崩れる。今の民営化の現状は昔の「傭兵」とも違う形だと思う。資本主義のたどり着く先がそこなのか?と思った。

B:命の観念も何もあったもんじゃない。

C:「資本主義のたどり着く先」という提起は「その通り」だなと受け止めた。労働者を使い捨てのモノ扱いすると、その延長線上に労働者の命までを儲けの対象とする感覚があるように思う。ちなみに何でも民営化は自衛隊でも始まっている。いま隊員食堂とか売店とかが今まで防衛弘済会の独占だったのが入札で一般企業に売り渡されている。カラオケ店の経営や食堂経営しているシ●ックスとかも受注している。

A:裁判所の売店・食堂も今まで司法協会が運営していたのが3-4年前から入れ替わった。今はコス●サービスという業者が入った。戦争以外の公の機関の一部民営化もすごい。やはり資本主義の行き着く先だ。

(以上はあくまで参加者の率直な受け止めです。当会の見解を示したものではありません)

にほんブログ村 平和

戦争請負会社 戦争請負会社

著者:P.W. シンガー
販売元:日本放送出版協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

民営化される戦争―21世紀の民族紛争と企業 民営化される戦争―21世紀の民族紛争と企業

著者:本山 美彦
販売元:ナカニシヤ出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

戦争民営化―10兆円ビジネスの全貌 (祥伝社新書) 戦争民営化―10兆円ビジネスの全貌 (祥伝社新書)

著者:松本 利秋
販売元:祥伝社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月24日 (土)

『花はどこへいった』旭川上映会に300名

先日告知していた映画『花はどこへいった』上映会と坂田雅子監督のトークショーが23日、旭川公会堂で行われ、とりわけ若い世代の観客中心に300名の市民が駆けつけました。

花はどこへいった ベトナム戦争のことを知っていますか[DVD] 花はどこへいった ベトナム戦争のことを知っていますか[DVD]

著者:坂田 雅子
販売元:トランスビュー
Amazon.co.jpで詳細を確認する

会場は本当に若い人の姿が目立ちました。制服を着た高校生たち、20代の勤労者。「普段、こういう自主上映で見かけない顔が目立ってた」などの声。それは9月からの短期間で一回上映で300人という素晴らしい成果を実現した実行委員会の努力の結果かもしれません。この映画をどういう人に見てほしいか、それはなぜか。上映会に対する自問自答の結果なのかもしれません。

映画はベトナムで世代を超えて続く枯葉剤被害の実相を捉えていました。それも被害だけでなく、障がいとともに生きてゆく子ども達人々の姿を、その家族との愛ある姿とともに取材していました。枯葉剤によっても貧困によっても断ち切れない家族の絆の深さ、いまの日本にそれがあるだろうか、いやあってほしいと願いながら見ました。

これら枯葉剤による国家犯罪ともいうべき戦争犯罪は、加害者であったアメリカは加害責任を認めていません。枯葉剤被害と障がいの因果関係を認めていません。「枯葉剤はアメリカ兵を守るものであり、ベトナム人を傷つける目的ではないので責任は無い」とアメリカの裁判所は判示したそうです。それはいったいどういう法理論なのでしょうか。理解に苦しみます。

映画終了後、坂田雅子監督が登壇し、映画製作に関わる思いをお聞きしました。

Sn3d0785_2 ■坂田雅子監督

坂田監督はこの映画をつくろうと考えたきっかけから、「素人」であった監督がいかに手法を身につけたか、ベトナムを訪ねようとおもったきっかけなど話してくれました。「エージェント・オレンジ」と呼ばれる枯葉剤がベトナムの人々だけでなく、アメリカ兵をも蝕んでいること、一人一人がそれを知った今、どう動くべきなのか等々。そして最後に、「日本が世界に誇るべきなのは、車でもSO●Yでもない、平和憲法なのです」と静かに、そしてとても堂々と語られたときには思わず心の中で拍手しました。戦争そのものをやめよう、と。戦う人も、そこで生きる人も傷つけ、地球を破壊する戦争そのものをやめるべき、だと。

Sn3d0789 ■質問するAさん(右)

監督のトークショーの後に、実行委員会のAさん(旭川上映会はAさんの熱意で実現した!)が登壇して簡単な質疑応答がありました。後で聞いたら質疑応答をやることも質問項目も「とっさのアドリブだったんです」って!すごい度胸ですよ、Aさん。見習いたい。

終演後、300人の観客は書籍・パンフ・DVDコーナーに殺到しました。

Sn3d0793 ■会場ロビー

用意した映画パンフレットやDVD、坂田監督の著書は飛ぶように売れました。監督は希望するすべての人に丁寧にサインしてくださいました。

会場で呼びかけられた枯葉剤被害者支援の募金は10万4千円余が集り、監督によれば東京の大きなホールの上映会以外では一番多いのではないか、とのことでした。高校生たちも、一人一人が財布を握り締め、募金箱に気持ちを託して会場を後にしていました。

坂田監督は引き続きこれらの問題に目を向け、追いかけてゆきたいと話していました。監督の次回作に大いに期待したいと思います。

にほんブログ村 平和

花はどこへいった 枯葉剤を浴びたグレッグの生と死 花はどこへいった 枯葉剤を浴びたグレッグの生と死

著者:坂田 雅子
販売元:トランスビュー
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月16日 (金)

10月23日「花はどこへいった」シネマ&トークショー

久々の更新となりました。この間、さまざまなことがありましたね。8月末の総選挙では自民中心→民主中心へと政権が交代しました。基本的な支配構造は変わっていませんから、米軍との関わり、自衛隊政策も大きくは変わらないでしょうが、自民党政権時代のような全て黒いベールの向こう側に隠す、ということは少なくともできなくなると期待しています。

さて、当面、書き溜めていた記事(とくに記事更新していなかった間も定例の当会例会はやってましたので、その報告等)を少しずつ書きながら、再び週一ペースで更新してまいりたいと思います。まずは映画の告知から。

----------

映画『花はどこへいった』シネマ&トークショーが10月23日(金)午後6時開場、午後6時30分上映で開かれます。会場は旭川市公会堂(旭川市常磐公園内)。

Photo

映画チラシには「ベトナム戦争のことを知っていますか」と大書されています。当日来旭される坂田雅子監督は夫であり写真家のグレッグ・デイビス氏の死をきっかけに、氏がベトナム従軍中浴びた枯葉剤について映画製作を決意されたそうです。

ベトナムを訪れた坂田監督が目にしたものは、戦後30年を経た今もなおダイオキシンを含んだ枯葉剤が子どもたちに「がん」や「生まれながらの障害」を起こさせ、大地を蝕み続けている現実でした。

映画は亡き夫の鎮魂と共に、受難を「引き受けた」ベトナムの人々の家族愛と平和への思いを描き、戦争や枯葉剤被害の実態に静かに迫ります。

上映後、坂田雅子監督のトークショーが行われます。

上映と監督の招聘に奔走されたのは旭川市内で働く一人の若い女性だそうで、その女性が高校時代の修学旅行で訪れたベトナムで戦禍の実相を知り衝撃をうけられ、いつか自分にできることをしたい、との思いを持ち続けられたそうです。今回、その女性の熱意をうけて監督の来旭となりました。

■とき:10月23日(金)午後6時開場・6時30分上映
■ところ:旭川市公会堂
■入場料:大人前売1000円/大人当日1300円/学生当日のみ800円
■取扱所:富貴堂各店・こども富貴堂・市民劇場・花みずき・朝日新聞サービスセンター・舞ふれんど・旭川青年大学・旭川平和委員会青年部・他
■問合せ先:電話0166-60-1616(のだけ)

ぜひ足をお運びください。旭川平和委員会青年部も上映を応援しています。

にほんブログ村 平和

花はどこへいった ベトナム戦争のことを知っていますか[DVD] 花はどこへいった ベトナム戦争のことを知っていますか[DVD]

著者:坂田 雅子
販売元:トランスビュー
Amazon.co.jpで詳細を確認する

花はどこへいった 枯葉剤を浴びたグレッグの生と死 花はどこへいった 枯葉剤を浴びたグレッグの生と死

著者:坂田 雅子
販売元:トランスビュー
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年3月 9日 (月)

女性自衛官の人権裁判を支援する道北集会を開催

2月15日、かねて告知していましたが「女性自衛官の人権裁判を支援する道北集会」としまして、裁判の報告集会と、関連企画として映画『アメリカばんざい』上映会(午後・夜間の2回上映)を行いました。以下、簡潔にご報告します。

Sn3d0105 ■会場ロビーの物販

当日は映画上映と報告集会の両方の参加となると長時間になりますので、休憩してもらったり、気分を切り替えていただくためにも実行委員団体による物品販売の出店をお願いしまして、映画パンフレットや関連書籍として『イラク・米軍脱走兵、真実の告発』(合同出版、1600円+税)や『自衛隊員が死んでいく』(花伝社、1500円+税)などをご紹介しました。

イラク―米軍脱走兵、真実の告発 イラク―米軍脱走兵、真実の告発

著者:ローレンス ヒル,ジョシュア キー
販売元:合同出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 自衛隊員が死んでいく “自殺事故”多発地帯からの報告 自衛隊員が死んでいく “自殺事故”多発地帯からの報告
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

物品販売コーナーではホームレスの人々を支援する団体によるコーヒー販売も行われ、会場ロビーはコーヒーの豊かな香りに包まれての上映会となり、スタッフからも好評でした。

映画『アメリカばんざい』の上映会には多くの市民が駆けつけてくれました。

Sn3d0108 ■満員御礼

会場の「サン・アザレア3階ホール」は席数約150席。2回上映ですから最大300席。これに対して事前のチケット販売で約270枚が売れてしまい、当日も会場の様子を見ながら当日券を販売。最終的には約290枚と、会場キャパギリギリの販売数となりました。短期間の取り組み、しかもメディア掲載が一部に限られたにも関わらず多くの市民に駆けつけていただきありがたい次第です。

1回目の上映後に行った「女性自衛官の人権裁判を支援する道北集会」には、帰ってしまった人も随分いましたが「集会だけ参加したい」と来てくださった女性グループもあり、最終的には70名余の方々が報告に耳を傾けていただきました。

Sn3d0109 ■報告集会の様子

裁判の現状とともに映画『アメリカばんざい』の取材経験を報告してくださったのは影山あさ子さん。影山さんは女性自衛官の人権裁判を支援する会共同代表の一人でもあり、映画のプロデューサー兼インタビュアーでもあります。

この報告集会後に新聞報道されましたが、原告である女性自衛官に対して航空自衛隊は任用継続を拒否してきました。空自の内規で定める拒否事由に何ら抵触せず、むしろ救命活動で表彰された原告を任用継続拒否する理由はありません。もし航空自衛隊が理由をつけるとすれば、「国を相手に裁判を起こした」ことのみ。しかし原告は不法行為を受け、その責任を問うているのです。防衛省でさえ、女性自衛官の訴えを認め加害者の3等空曹と元上司などを懲戒処分にしました。

200902283 ■道新2月28日付

原告の女性自衛官は憲法に基づく正当な権利行使をしているのであり、それは任用継続拒否する事由にあたりません。そのあたりの具体的な報告も集会中なされました。

集会および夜の上映も終わると、物品販売コーナーにはたくさんの参加者が足をとめ、また女性自衛官支援の署名コーナーでは50名分の署名が集り、署名用紙を持ち帰る姿も多く見られました。

Sn3d0116 ■大盛況の物販

寄せられた感想文用紙をみれば、遠くは名古屋(!)から駆けつけてくださった(とはいえ、他に用事があったのだと思いますが…)方もおられ、また参加者の話によれば現職の自衛官が参加していた(子どもの同級生の親御さんで顔見知りだった)との報告もありました。何かを感じていただければいいですね、とスタッフの間でも話題になりました。

実行委員会は3月8日に総括および決算の実行委員会を開催し、今後の活動についても話し合いました。今回の活動を一度きりのものとせず、平和運動にかかわるものとして自衛官の人権や、「平和運動と自衛官の一致点」を見出すためにも活動は継続していこうと確認しました。どういう展開を提起していけるかは、今後ブログ上でお知らせすることになろうと思います。

まずはご来場いただいた市民のみなさんに感謝申しあげます。そして、女性自衛官の人権裁判への一層のご支援をお願い申し上げます。次回公判は4月23日(木)午前11時から、札幌地裁8階の5号法廷にて。原告の好きなオレンジ色のものを見につけ傍聴にいらしてください。

にほんブログ村 平和

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月15日 (木)

女性自衛官の人権裁判を支援する道北集会(兼映画「アメリカばんざい」旭川上映会)を2月15日に開催

かねてより当ブログでご紹介してきた「女性自衛官の人権裁判」を支援するために「女性自衛官の人権裁判を支援する道北集会」を2月15日に開催することになりました。私たち旭川平和委員会青年部も呼びかけの一翼を担います。

裁判は2008年12月に10回目の口頭弁論が開かれ、次回は2月19日。最近は新聞でもあまり報じられませんが原告の女性自衛官にとって時間は止まったままでしょう。公正な審議により真実が明らかになることが必要です。裁判官は保身の気持ちから「臭いものに蓋」をしないよう、法と正義に忠実に審理を尽くすよう願うばかりです。

この間、旭川はじめ札幌以外の地域では本裁判について詳しく知る機会を得られていませんでした。そこで当会青年部長も呼びかけ人となり、「女性自衛官の人権裁判を支援する道北集会」を開催することにしました。当日は集会に前後して、アメリカの若い兵士達の心中に迫り、イラク派兵させられた兵士や家族に取材を重ね、志願制のアメリカ軍は実は「貧困徴兵制」ともいうべきトリックがあると告発している映画「アメリカばんざい」を上映します。

Photo ■映画のチラシ

いま日本でも地方の高校生などは特に「地元で就職がなく、東京など都会に出て行っても暮らせるか不安。もう自衛隊しかない」という擬似「貧困徴兵制」がまかり通っています。その一方で自衛隊内は防衛秘密の暗闇に包まれ、いじめや鉄拳制裁など非民主主義的な暴力支配が横行しているとの報告が多数あります。もちろん真面目に働いている自衛官がいる一方で、確かに暴力等の懲戒事例が後を絶たないのも事実です。問題はそういう歪みを作り出す「自衛隊」というシステムの方にあるのではないでしょうか。その被害者の一人が原告である女性自衛官だと思うのです。

以下、開催要項をご案内します。

■日程:2月15日(日)

■会場:サン・アザレア3階ホール(旭川市6条通4丁目、ときわ市民ホール隣)

■内容:以下の通り

●午後1時30分~3時30分:映画「アメリカばんざい」第1回目上映(有料)

**30分休憩(物品販売等あります)**

●午後4時~5時30分:支援集会(無料)

**30分休憩(物品販売等あります)**

●午後6時~8時:映画「アメリカばんざい」第2回目上映(有料)

■支援集会報告者:影山あさ子さん

・女性自衛官の人権裁判を支援する会共同代表

・映画「アメリカばんざい」インタビューアー

■前売券取扱い:映画「アメリカばんざい」の視聴には鑑賞券が必要です。前売り鑑賞券は以下の各所で取り扱っています。なお鑑賞券収入は映画上映経費に充てられ、剰余金は裁判支援に寄付されます。

・富貴堂各店(MEGA、南六条通、豊岡、末広)

・こども富貴堂

・実行委員団体

■主催:女性自衛官の人権裁判を支援する道北集会実行委員会(市内・近郊の複数の9条の会など10団体で構成)

・実行委員会へのお問い合わせは旭川平和委員会青年部までお願いします。メール peace_asahikawa@yahoo.co.jp に連絡頂ければ対応します。

にほんブログ村 平和

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月17日 (水)

映画「靖国」旭川上映会に1255名

当会青年部も上映実行委員会に加わって準備していた映画「靖国」旭川上映会。9月12日の当日、会場となった旭川市公会堂には多くの市民が駆けつけ、昼夜の2回上映合計で1255名が入場されました。この手の上映会には珍しく、1割もの参加者から感想文が寄せられました。

Kc330551 ■1回目上映の開場30分前

事前の一般販売所での前売券販売でも驚異的な売上枚数でした。50枚を配券していた有名書店やCDショップ等で次々と売り切れが報告され追加券を届けました。ある販売所では2回売り切れて3回目配券もしました。この時点で当日は相当の入場者数になるだろうと考えていましたが、写真の通り1回目上映の開場30分前で長蛇の列となりました。それもご年輩の人生の大先輩の方々。「いくらなんでも長時間立って待たせるには失礼だ」と協議し、予定よりかなり早く開場しました。

Kc330552 ■1回目の場内

定席845席の会場は若干空席はあったものの、ほぼびっしりの約700名で埋まりました。上映後、20分も30分もロビーのイスに座り、感想文をびっしりと書かれている姿がたくさんありました。「家族を戦争で亡くした…」「ガダルカナルの戦闘に参加した…」「元関東軍…」というような多くの感想文が共通して「戦争は二度と御免だ」と呼びかけていたことに強い印象をうけました。

2回目の上映では比較的若い世代の参加、40-50代の働き盛り世代の参加が多かったように思います。なかには「竹島」とプリントされたTシャツを着ている若者もいて、普段ならきっと相容れない立場の方々かな?と思うような方々(竹島の日本領有に異論はありません。歴史対話で話し合い解決を主張しています)とも一緒にスクリーンを見ることができ、貴重な機会だったのでは?と思いました。

事前に危惧された「妨害」「脅迫」事例も一切無く、平穏に上映会を終えることができよかったと思います。この上映会を通じて何を感じられたか、そんな思いのweb交流もできたら、と思いますので、「靖国」の感想をコメント欄にいただければと思います。

なお下にリンクを貼りましたが、映画「靖国」DVDが10月1日に発売されます。特典映像など「靖国・上映中止騒動」についてもわかるようになっているらしいです。興味あるかたはぜひどうぞ。

にほんブログ村 平和

靖国 YASUKUNI DVD 靖国 YASUKUNI

販売元:CCRE
発売日:2008/10/01
Amazon.co.jpで詳細を確認する

戦時下のスクリーン 発掘された国策映画 DVD 戦時下のスクリーン 発掘された国策映画

販売元:コニービデオ
発売日:2007/03/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

映画「靖国」上映中止をめぐる大議論 Book 映画「靖国」上映中止をめぐる大議論

著者:森 達也,鈴木 邦男,宮台 真司,他
販売元:創出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

靖国問題 (ちくま新書) Book 靖国問題 (ちくま新書)

著者:高橋 哲哉
販売元:筑摩書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 9日 (土)

映画「靖国」旭川上映会決定!

靖国派議員からの圧力や右翼団体の策動により劇場公開が危ぶまれた映画「靖国」。言論の自由を守れ、と一時期メディアなどを騒然とさせました。結果的には全国で志しあるミニシアターや一部大規模館などが上映しており、札幌でも劇場公開されました。

0001 ■チラシ〔表面〕

この映画「靖国」を旭川でも、の声は当初から大きくあったのですが、配給元との関係で最近まで決まりませんでした。最終的には旭川の大手3館は「上映せず」となり、このたび自主上映が決まりました。

--------------------

【映画「靖国」旭川上映会:実施要項】

日時:9月12日(金)①13:30~②18:30~

場所:旭川市公会堂(旭川市常磐公園内)

入場料:前売(大人:1000円、学生700円)※当日は各300円増

主催:映画「靖国」旭川上映実行委員会

--------------------

この映画、最近開かれた四万十上映会では「爆破予告」がなされ、一時混乱したものの結局は何も起こらず大成功したと聞いています。以前、あれだけ騒がれた映画ですから、旭川でもどうなるか予断は許されませんが、言論の自由を守るためにこの映画を旭川で上映することには意味があると考えます。8月中旬以降、市内プレイガイド等でチケットが発売されるそうですのでぜひ足を運んでいただきたいと思います。販売所が明らかになれば、当ブログでも紹介していきます。

にほんブログ村 平和

| | コメント (0) | トラックバック (0)