2007年回顧、2008年展望
2007年もあと二日で終わりです。今年5月からスタートした新ブログですが途中若干の休憩期間を挟みながらも本投稿を含め52本の記事をUPすることができました。記事投稿のなかで山田が留意したのは以下の点です。
・旭川で起きているがメディアに載りにくい情報を紹介する。(とくに陸上自衛隊第2師団や旭川の平和を求める勢力の動向など)
・政教分離問題は平和を崩す靖国派の策動と連携しており重視し、些細なことでもできるだけ見逃さない。
・メディアやウェブに掲載されたことでも情報蓄積としての意味を持つ情報は紹介する。(佐藤正久氏の自衛隊ぐるみ選挙運動や第2師団所属自衛官の不祥事などが特徴的か)
・以上を含めて事実に基づく記載を追求し、推測や主張については事実報道と区分しそれらが「推測」「主張」であることが分かるように記載する。
改めて振り返ってみると取材を進めて驚いたのは政教分離問題が曖昧にされようとしていることの深刻さです。上川神社例大祭の「市民パレード」問題では、神輿行列の後部を「市民パレード」と称することで堂々と自衛隊車両が人員(運転手)とともに提供されている例を紹介しましたが、その後判明し今後調査をすすめたい事例としては士別神社例大祭については神輿行列自体に自衛隊車両が提供されているらしいのです。旭川で曲がりなりにも建前として主張されている「理屈」すら不要だ、というのは地域の中で「政教分離」を問題視する勢力の小ささ(逆にいえば、神社支配の強さ)を表しているのではないかと考えます。2008年はこのような問題にも迫っていきたいと思います。
佐藤正久氏の「ぐるみ」選挙運動問題では護国神社に堂々と掲げられた政治活動ポスターの例や、自衛隊官舎敷地内に掲示された選挙ポスターの例を紹介しました。官舎敷地のポスターは誰か見知らぬ第3者の通報により旭川市選管から佐藤陣営に警告があったようで、一気に撤去されました。その後の話によれば、自衛隊演習場に隣接している民有地のキワドイところに設置されていた野党(民・共など)の政党ポスターに対し、自衛隊から猛烈な抗議と撤去要請・謝罪要求があったそうです。一部良心的な政党は撤去したものの、「江戸の敵を長崎で討つ」というか「八つ当たり」めいた攻撃にある関係者は「いままで何十年も何も言われなかったのにね。それに言われる筋合いのない場所だと思うんだけどね」と自衛隊の自己中心ぶりに唖然としていました。独特の論理が公然と通じる閉鎖社会の一部を垣間見たようなきがします。
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さて2008年ですが、基本的にはいまのスタンスを維持し、さらに取材網を広げる努力をしながら記事を発信していきたいと思います。当会の例会報告についても毎回の特徴がわかるような記載を心がけます。しかしながら、自衛隊の情報保全隊の活動は日本共産党の告発で周知の通りですし、当会としても個人情報保護の観点から会員個人を特定できる情報については掲載いたしません。その結果、報告に不充分さが生じるかもしれませんが、ご容赦ください。
また2007年に市民の方から当会までお寄せいただいていた情報として自衛隊のヘリコプター騒音問題があります。これはこれまで具体的な問題として記載しませんでしたが、当会会員からも騒音問題への取り組みの要望がありますし、自衛隊周辺でも一部飛行コース下の世帯では著しい騒音被害があると推察されます(コースから外れた場所だとさほどでもない、らしい)。声を寄せていただいた人のなかには自衛隊や市役所に何度も抗議しているものの「のれんに腕押し」で怒りを抱えている人もいます。よって当該地域住民の声を収集し、反映させながらの活動を組み立てていきたいと思います。これをご覧頂いている旭川市民で、ヘリ騒音に違和感を感じられている方はぜひメールでご意見をください。
第2師団は全国でも類例の無いIT化戦闘部隊の実験師団として当ブログ開設と同じ時期の2007年5月頃より研修と訓練をすすめています。これは今後も続きます。これらを通じて、自衛隊がどう変貌していこうとするのか、とりわけ対米従属ぶりや海外派兵型“軍隊”としての変質がどうすすもうというのかを見極めつつ、憲法違反のあり方に異議を唱えていきます。
自衛隊に対するスタンスは上記述べたとおりですが、個々の自衛官(特に士クラスの下級自衛官)の基本的人権を守り、憲法を共通項として連帯していきたい気持ちを特に表明したいと思います。私達は自衛隊を「敵視」しているわけではありません。憲法のスタンスからいまの自衛隊を眺めた場合、異議を唱えざるを得ないわけで、それは市民感情からいって仕方ない側面があります。しかし、市民が公然と自衛隊に異を唱えるのは困難さがあります。とりわけ「自衛隊の街」においては。防衛機密など自衛隊特有の隠れ蓑を被っての下級自衛官いじめや、セクハラ・パワハラ、安全でない場所への派兵を含む生命の軽視等については現行自衛隊制度の下でも現場自衛官と政治家、市民が手をとり改善可能だと信じます。そのための法令によって保障された勇気ある告発を推奨します。適法な告発であっても、現場での不利益があるかもしれません。しかし、そのことへの対処も含め、改善すべきことは改善しましょう、と呼びかけます。
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以上をもちまして2007年回顧、2008年展望といたします。新年も引き続くご閲覧、ご支援をよろしくお願いします。
旭川平和委員会青年部:ブログ担当 山田久志


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