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2017年8月12日 (土)

8月11日 「オスプレイ飛行中止を」と、上富良野駐屯地広報室へ要請

8月10日から始まった北海道での日米共同訓練「ノーザンヴァイパー」にオスプレイ参加するなと、11日午前に日米合同演習反対道北共闘会議が「オスプレイ反対上富良野要請行動」に取り組み、道北各地から約50名が参加しました。

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参加者は陸上自衛隊上富良野駐屯地正門前に移動。代表7名が上富良野駐屯地面会所に入り、道北共闘会議の守屋敬義代表委員が同駐屯地の真光紀之広報室長に要請書を手渡しました。要請を行った11日朝は、防衛省がオスプレイの飛行自粛要請を一転して撤回した直後であり、言葉を選びながら緊張につつまれた要請となりました。

要請時のやりとり詳報

真光室長は日米共同訓練の概要について「上富良野駐屯地の部隊は訓練参加部隊ではなく、内容は知らされていない。隣の演習場で行われる、というだけで、自分達は通常業務を粛々と行うだけ」と説明。訓練詳細については「回答する情報を持ち合わせていない」ため「北部方面総監部広報室に問い合わせてほしい」とこたえました。上富良野演習場は第2師団が保有しており、駐屯地業務隊が管理にあたっていますが、破損等があった場合に対処する程度で、訓練で利用するからと特別な対応は「聞いていない」と真光室長。

これに対し、共産党のおぎう和敏・北海道6区国政事務所長が「第2師団の部隊が参加しないのに上富良野演習場が利用されるケースは今までにあったのか」と聞くと、真光室長ら応対した自衛官らは「即答しかねるが、自分の記憶の範囲では無いかもしれない」と回答。おぎう氏は「今回、上富良野演習場でも演習が強行されようとしている事は、米軍が日本国内どこでも神出鬼没に演習ができる、そういう演習が多発するのではないかと強く危惧した」と感想を述べています。

真下紀子・道議(旭川市選出)が「海兵隊が駐屯地宿舎を利用するなどの連絡は受けていないか」と聞くと、「今のところ使う予定はない」とのこと。10日に北海道大演習場で行われた訓練開始式に参加した真下道議によれば、訓練期間中の休暇外出は無いと発表があったとのこと。しかしながら、海兵隊員の宿泊場所等について質問しても「わからない」との返事でした。

米沢義英・上富良野町議が地元自治体への情報提供を丁寧に行ってほしい旨要請しましたが、「自治体へは北海道防衛局から連絡があるはず」として、駐屯地からの情報提供は「誤って正しくない情報を提供してはいけない」ために行っていないと説明。

由井久志・旭川平和委員会事務局長が「地元住民から駐屯地に問い合わせや不安の声が寄せられても『方面総監部の広報に連絡して』というのか?住民の声を聞いて師団なり方面総監部に報告することは対応できるのではないか」と問うと、「住民からの質問に回答することはできないが、意見を上げることはできる」と答えました。

今回の要請で改めて、北海道各地が米軍と自衛隊の「訓練地」になっていること、それでも情報が秘匿され隣接部隊すら一般市民と変わらぬ情報しか持ち合わせていないことがわかりました。参加者は最後に要請の趣旨を必ず防衛大臣に伝えてほしいと念を押し、要請を終えました。

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