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2013年6月12日 (水)

6月9日、第2師団創立63周年記念行事(旭川駐屯地開放)見たまま、聞いたまま

2013年6月9日、旭川駐屯地において陸上自衛隊第2師団創立63周年・旭川駐屯地開設61周年記念行事(駐屯地開放)が行われました。例年同様、見に行ってきましたので、あまり手を加えず「見たまま、聞いたまま」を写真で紹介して行きたいと思います。

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晴天のなか、駐屯地前の国道40号線には入場しようとする長蛇の車列。しかしながら、来場者の言葉を借りれば「ブルーインパルスが来たとき程ではない」と。これは筆者も同感。車こそ多かったものの、なかでの来場者人数の感触は例年通りと思いました。

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観閲行進が始まるのを待つ99式自走155mm榴弾砲。

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家族に連れて来てもらった子どもたちは、直射日光があたる暑い中、一心不乱にDS(携帯ゲーム機)やってました。こういう姿は小学生以上の大きい子たち限定でしたが。たくましいというか、なんというか。

ところで余談になりますが、観閲行進のあと、「日の丸」が退場したあとに旭川市のゆるキャラ「あさっぴー」がパレードしました。

「あさっぴー」のパレードをYouTubeでみる

人が集まるところに「あさっぴー」を出かけさせることは現場が旭川駐屯地であっても百歩譲ってヨシとして、軍用ジープに乗って観閲行進同様に旭川市の旗たててパレードするのはやりすぎではないでしょうか。しかも、中の人は自衛隊員だそうです。「あさっぴー」の着ぐるみ貸し出し基準はどうなっているのでしょう?

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訓練展示(いわゆる模擬戦闘)が終わった後、撤収する隊員。なんというか、こういう姿はのんびりさを感じてしまいます。

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装備品展示コーナーの90式戦車(うしろから)。ミリタリーマニアな方々に囲まれていました。

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退役する車両の前で記念撮影、だそうです。

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さて問題の「武器操作体験」の「中止」が守られているかどうか、についてはきちんと中止されていました。練馬駐屯地の写真よりエリアは小規模ですが、ロープで囲まれて触らないよう隊員がいました。

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これを昨年までは自由に子どもたちがさわって構えていた、と思うと、本当にぞっとします。コメントに「重さを体験させるべき」という趣旨の発言をいただきましたが、何でも体験させないと危険性を理解させられないわけではないと思います。しかも、この場で持たせて構えさせても周囲の大人からは武器に対して肯定的な発言しかかけられません。憲法の視点を学ぶ場こそ、未来の担い手=子どもたちには必要と思います。

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この間、自衛隊広報の全国傾向ではありますが装備品展示でもスペースの多くを震災支援時に活用した装備展示に割いていました。上は「除染車3形(B)」というもの。

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こういうものや…

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自衛隊の線量計も展示されていました。

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昨年は落下傘試着体験コーナーがありましたが、今年は防弾チョッキ試着コーナーでした。こういうものは列ができています。一番の長蛇は携行糧食の試食コーナーでしたが。

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ヘリの体験搭乗には人が集まっていました。旭川駐屯地に所属していない戦闘ヘリも飛来してきていました。帯広駐屯地からでしょうか?

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真新しい師団司令部庁舎。昨年の駐屯地開放のとき完成直後でした。まだ全然新品です。今年は(去年はわかりません)1階部分を開放していました。トイレと自動販売機の利用のため、でしょうか。

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普段、なかなか入れない場所ですね。

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以前から気になっていましたが、平成23年度の復興予算を使っての庁舎建設現場がこちら。庁舎だけで38億円です。平日は大きなクレーン車が4輌、国道からも見えます。

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その現場であることの証に、施工は受注した五洋建設さんです。

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現在、基礎工事をしているようです。

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子どもむけ広報コーナーでは、お馴染み自衛官なりきり写真撮影コーナー。

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南極の氷さわってみようコーナーには暑いことも手伝って子どもたちが群がっていました。

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サンダーバードファンとしては、自衛隊とサンダーバードのコラボは、全く許しがたし。サンダーバードを汚さないでほしい!ブルーレイ売るためとはいえ、権利保有者は魂売るべからず。しかも便乗して「世界が自衛隊を求めている」とは何事ですか!海外派遣、でる気満々ということですか。

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相変わらず曹友会による子どもたち対策はしっかりなされています。こちら、ふわふわドーム。

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ストラックアウトには少年たちが群がっています。

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今年はじめて見かけました「金魚すくい」。これは元自衛官、旭川市議会防衛懇話会事務局長の佐藤さだお市議の影響でしょうか。金魚すくい全道大会が道路向かいの北海道護国神社を会場に行われるそうなのです。自衛隊駐屯地開放と護国神社が、金魚すくいを橋渡しにつながっている現場です。複雑な胸中です。

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音楽演奏ステージでは各駐屯地の太鼓演奏のあと、旭川農業高校吹奏楽部が登壇。名探偵コナンのテーマ等、演奏しましたが、コナン君を演奏したのは防衛省全面協力の劇場版コナンは関係ないですよね…。この後、第2音楽隊が演奏し、さらに合同演奏をしたそうです(暑くて途中で帰りました)。

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出店でなかなか興味深い広島焼きの店を発見。こういうのはアイデア満載で普通に面白いです。長蛇の列でなかったら一枚買って帰ろうかと思ったくらい。

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しかし、子どもたちに人気なのはオモチャくじ引き。あちこちでオモチャの鉄砲もった子どもを見かけました。なんというか。

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景品も最新鋭。ヒトマル式戦車がありました。駐屯地開放は子どもたちに何を伝えようというのでしょうか。全体として「武器、かっこいい」「災害派遣、だいじ」に尽きるような気がしています。そう単純ではないと思うのです。もっと日本国憲法の平和主義の考え方をこういう機会に伝える努力をすべきではないでしょうか。

ちいさい子どもたちは正直です。訓練展示の最中、周りの未就学児たちは「あれ火が出てるの?」「本当に撃ってるの?」「こわい、こわいよう」「ねえ、帰ろう、帰ろうよ」「(出口を指差して)あっち行く、あっち行くの!」と素直な反応。それを親が「かっこいいねえ」「大きい音したねえ」と肯定的に声かけるものですから、子どもたちは何年も経るうちにだんだんと耐性を身につけ、そのうち親の仕事だと理解し、「将来は自衛隊へ」となり「担い手育成完了」なのでしょうか。

対立することではなく、対話して通じ合うことこそ子どもたちには伝えてほしい。

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