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2013年1月18日 (金)

「宗教観に近いまでの責任感」とは何でしょう?

昨年7月に着任された第2師団の友部薫師団長。

経歴を拝見すると、つくづく北海道と沖縄に縁が深い転勤をされてきたようです。
異色なのは前任(第15旅団長-沖縄-)の一つ前の自衛隊情報保全隊司令。
国民監視部隊の責任者は当時、民主党政権下で右派論客に接近する自衛隊員の監視をも担当していたということでネット上では批判の声もありますが、それはやむを得ないことと思います。

その友部師団長、着任後はじめての「年頭の辞」でご自身の統率方針についてわかりにくい表現をされているのが疑問に思いました。というのは以下の部分です。
22013
 
隊員が「自己の任務に対して」「責任感を堅持」するというのは、まあ大事だと思います。国家公務員の組織ですから、一定の責任感を保持し職責にあたってほしいものです、一般論として。
ですが、その責任感をどう保持するのかというところで、「倫理観・道徳観或いは宗教観に近いまでの責任感」とは・・・よくわかりません。
友部師団長が特定の観念を念頭に置いているとは読めませんが、それにしても自衛隊という実力組織(私たちは明確に軍隊だと思いますが)のトップが「宗教観」を持ち出して「責任感を堅持せよ」とは、ちょっとどうなのかな?と思うのです。
任務に猛進することと、妄信することは違うのではないでしょうか。
ここのあたりの解釈を、できればお教えいただきたいと思うところです。
さて、友部師団長は最後に第2師団の任務を一つひとつ挙げて協力を求めていますが、わざわざ最後に「部隊実験」を掲げているところ、ここが第2師団の今の特徴ではないかと思います。もちろんC4ISR部隊実験ですよね。昨年はアメリカまで行って日米共同訓練をしてきました。米軍のランド・ウォーリア(ネット・ウォーリア)がどの程度のものになっているかはわかりませんが、いづれにしても日米の先進個人装備の連携訓練がはじめて大規模に行われたのではないかと推察します。
この分野は、落ち込みの著しい日本の電機メーカーにとっても世界市場を視野にリードできるかもしれない「未完」の分野でもあるかもしれません。しかも湯水のように予算が投入される軍事の先進分野です。日米財界も注目しているのかもしれません。
先日、Xバンド衛星通信をPFI方式で整備することが報道されていましたが、日本経済界にとっては起死回生の秘策なのかもしれません。
しかしながら、安倍首相率いる自公政権が掲げる「国防軍」が実現された場合、日米安保条約に縛られ海外の激戦地で米軍の指揮下、最前線に立たされるのは先進装備で武装した日本の自衛官(国防軍人?)であるとする論調も強くあります。
現・日本国憲法は、あの悲惨な戦争の教訓から「軍備の放棄」「戦争放棄」「交戦権の否認」「文民統制」を定めました。人類の幸福のために名誉ある仕事を担おう。飢餓や貧困、圧迫と隷従を国際世論の力で無くそう。国民一人一人が健康で文化的な最低限の生活をおくれるような国づくりをしよう、と。
先の大戦で多くの惨禍を生んだナチス・ドイツの軍隊は「国防軍」でした。自国の民族を、自国の権益を守る、そのために必要だと次々派兵し、侵略してゆきました。いまこれと同じ道を歩むわけにはいきません。
一部の人々や企業の経済的利益のために、疑心暗鬼と威嚇の外交関係をつくりあげてはなりません。毅然とした政治姿勢で、外交交渉をすすめてください。

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