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2013年1月29日 (火)

名寄市で今年6月、自衛隊が市中パレードを行うとの情報

2013年1月20日付「北海道新聞」旭川上川のページによれば、18日に開かれた自衛隊名寄駐屯地新年交礼会にて名寄商工会議所会頭が挨拶し、今年6月の名寄駐屯地創立60周年記念行事にあわせて自衛隊市中パレードを計画している、とのこと。

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記事では名寄市の12月市議会で加藤剛士市長が「前向きに検討したい」と答弁していると指摘。すでに話が水面下ですすんでいることを印象付けました。そこで、当該議会質疑をチェックしてみることにしました。

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質問したのは元自衛官で名寄市議会防衛議員懇話会会長の佐々木寿議員。この質疑の様子はまだ会議録がHP掲載になっていないようですので、名寄市議会HPでインターネット放映されている録画映像を拝見し、骨子をメモ書きしてみました。大筋間違っていないと思いますがニュアンスまでは伝えられていませんのでぜひ録画映像そのものをご覧いただけますようお願いします。
http://nygasv3001.city.nayoro.lg.jp/gikai/index.html

名寄市議会
平成24年第4回定例会
2012年12月20日
一般質問
「市政クラブ」佐々木寿議員の質疑から
■佐々木寿議員
名寄駐屯地創立60周年記念行事について。
自衛隊を「身近に感じる」の声、世論調査で過半数。
東日本大震災での働き著しい。
自衛隊駐屯地拡充のため4団体で陳情活動行っている。
名寄は自衛隊の町として定着している。
駐屯地と共に地域振興がある。
その60年の節目を来年(2013年)に控えている。
市として、対応どう考えているか?
■扇谷総務部長
60周年への市の考え方について。
名寄駐屯地は昭和28年3月創立。
我が国最北の防衛線。
国際社会への貢献も。
東日本大震災での被災地支援活動も。
地域では文化・スポーツ活動や地域協力・災害支援等々。
市としては名寄駐屯地の現体制の維持を要望しています。
街づくりに大きく関わる問題。
60周年への対応は、駐屯地への理解・交流の場となるようにと考えています。
駐屯地の意向を確認しているところです。
具体的には関係団体と協議を始めたばかりです。
■佐々木寿議員
答弁によると例年通りとのこと。
各地、着目すべき自治体、例えば○○○とか遠軽町とか。
自衛隊の町としてバックアップしている。
市中パレードを要望し、町中でパレードしている。
自衛隊を市民が支えていく体制こそが抑止力だと思う。
防衛白書でも軍事面の改革、コンパクト化、先進化がいわれる。
北海道には北方領土を守るという第一任務がある。
それには自衛隊が存在するということ自体が抑止力になる。
市中パレードを支援した自治体の考え方、これは中央でも評価が高い。
遠軽は首長が(自衛隊が派遣されていた)ハイチに行っている。
(自衛隊と自治体の間に)信頼があることをアピールしている。
名寄も強いつながりがある事を示すべき。
市長に見解を聞きたい。
■加藤剛士市長
市中パレードは前向きに検討している。
各団体との実行委員会形式がよいかと。
駐屯地とともにある街づくりということ。
自衛隊の日常の姿を市民に見てもらうためにも。
もう一つ考えていること。
東日本大震災のとき準備もできないまま出動した。
いま隊員は夫婦共働きも多い。
親の介護しながら、という隊員も。
有事のとき(そういう隊員家庭を)支援できる協定ができないか、と。
隊員が働きやすい環境をつくりたい。
■佐々木寿議員
隊員もそういう支援をうけることによってさらに精強な軍隊になるんだと思う。
また、ここ(名寄)に勤務された隊員が誇りをもって「名寄に住んでよかった」と思える。
以上
*****

上記質疑途中にもでてきましたが、遠軽町の例が示されているように昨年(2012年)は何十年ぶり等、例年行っていない地域での市中パレードが行われ、否応なく市民に見せる広報が行われました。ネット上で拾えた分だけピックアップしてみます。

3/13 博多どんたく97 陸上自衛隊パレード
4/22 陸上自衛隊久居駐屯地観閲行進
4/28 和歌山県美浜町
5/12 新発田市
5/19 陸上自衛隊千僧駐屯地記念式典
5/22 伊丹市
6/3  青森市
6/13 東京都板橋区 レンジャー訓練生30名。42年ぶり。
7/13  美幌町 47年以降40年ぶり。
8/5   小山町町制100周年・おやまハンドレッドフェイステイバル
8/22  出雲市 自衛隊出雲市中パレード
9/8  薩摩川内市
9/9  陸上自衛隊今津駐屯地観閲行進
9/15  佐世保市
10/2  長崎県大村市
10/7  熊本市
10/13 遠軽町
10/21 弘前市土手町
11/17 福知山市

相当増えています。
各地で反対の声をあげている方々がいますが、「平穏な町を守りたい」「物々しく武器を見せる行進はやめてほしい」と主張する方々に対して、ネット上で中傷めいた罵声を浴びせている人たちがいて残念でなりません。
「60周年に普段の姿を市民に見せたい」というなら名寄市の市政○○周年に日夜奮闘している名寄市職員による市中パレードをやったらいい、とはあるブロガーの弁。

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それにしても、質問した佐々木寿議員の本音隠さない「精強な軍隊」にも困ったものですが、そもそもこういう議会質疑は事前に内容の確認が事務方と議員で交わされていていわば舞台としての市議会本会議で仕上げが行われるのです。総務部長が「駐屯地の意向を確認している」と答弁しているように、実際は駐屯地・市役所・名寄財界の描いた絵そのものなのではないかと思います。
この計画が今後どうなるかは、名寄での市民の声如何ともいえます。日本国憲法の立場に確固として立つ良識ある名寄市民の声が広がることを強く願います。

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