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2012年6月25日 (月)

2012年6月3日上富良野駐屯地創立記念行事:見たまま、聞いたまま

6月3日に開かれた上富良野駐屯地創立記念行事を見てきました。筆者としては、はじめての上富良野駐屯地公開です。以下、見たまま、聞いたまま書きます。

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旭川から美瑛国道を走って一路、富良野方面に行くと上富良野町に入った途端「歓迎/自衛隊/上富良野町商工会」の「日の丸」看板。もう一つ看板があり、「歓迎」具合は他の町村より少し高めです。

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駐屯地向かいのコンビニにはポスターが貼ってあります。記念行事で駐屯地司令が行ったあいさつによれば、「災害救助で地域に貢献」することをアピールするため、その部隊の隊員の背中をモチーフにしたとか。

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観閲式の様子。旭川駐屯地と比べて当然ですが隊員と観客の距離は近かったですね。炎天下、長時間整列しているため、ある部隊の若い隊員が気分悪くなったようで列の後ろに連れて行かれていました(でもやはり整列している。休ませてはもらえない)。部隊旗より旭日旗が目立ちますね。

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今年入隊して未だ正式に任官していない若者たちでしょうか。

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装備品展示には隊員家族と思われる親子連れで賑わっていました。といいますか、関係者でない家族連れはあまり見かけませんでしたね。

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第2戦車連隊が駐屯しているだけあって90式戦車と74式戦車は装備品展示でも目玉扱いでした。観客もそこに集まります。

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隊員の子どもちゃんにとってはオモチャ同然なんでしょうね…。

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小学生に無反動砲を持たせる。

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小学生に小銃を握らせる。

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ストラックアウトも…

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ミニSLも、子どもを集める工夫は定番だけに強力。

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そのあたりに何故か必ず募集コーナーがあります。しかも子どもたちを意識した企画物もりだくさん。「自衛官にへんし~ん」だそうで。自衛官の子どもたちに「将来はお父さん(お母さん)と同じ仕事をしたら?」と話しやすい環境がセッティングされています。

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90式戦車の体験試乗もそういう企画もののひとつですね。

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東日本大震災の被災地での活動状況を報告する写真展示。大規模災害に対して緊急に10万人もの人員を投入できることは大事であったと思います。その点では現地で大変な任務を果たし、被災地の人々の支えになった隊員諸氏の苦労に敬意を表します。

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また、上富良野駐屯地には冬場の遭難事故等に対応するチームがあるそうです。大雪山のお膝元だけに、このような存在は山の安全を考えたとき重要だと思います。

そういう意味では、予ねて私ども呼びかけているように将来的に自衛隊は任期制隊員の退職に伴う自然減で規模を縮小しつつ武器・弾薬等、いわゆる正面装備を廃棄して全国・国際規模の「災害救助隊」に改組すべきと思います。武器を持たない災害時の人命救助に特化したチームが世界どこでも必要あらば駆けつけるならば、それはキューバが世界各地に派遣している医師団の如く、日本の重要な安全保障上の信頼構築の切り札になりえましょう。

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上富良野では売店に入ることができました。迷彩グッズコーナーの品揃えは驚くばかりです。よく暴露本などで「官給品では足りず、購買で買う」とありますが、まさにそれですね。自衛隊向けパッケージがなんというか奇妙です。「行軍・スポーツに最適」。ここでしか見られない売り文句ですね。

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必ずある「戦前回帰」。北鎮記念館にも似たようなものが売っていました。民間売店が置くものだから自衛隊とは無関係、ということでしょうか。

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曹友会が「カレー試食」コーナーを設けていました。これは毎回行っている有名な行事のようで、これ目当てに来る人もいると、観客席で女性達が話していました。

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せっかくなんで、いただきました。美味しかったです。ご馳走様でした。

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コメント

災害救助隊とありますが、対費用効果や自衛隊が担っている任務全てを代替出来るのでしょうか?
現実からあまりにもかけ離れた世迷い言基空想論でしか無いと思います。

また、自衛隊の存在は地域や観光に悪影響を与えているような内容が過去の記事等に結構ありますが、そもそも観光と自衛隊って直接関係無いはずなのに、何故自衛隊を排除しようとするのですか?
何か多大な影響を与えているのですか?
影響を与えているような話は地元(上富良野)では聞きませんが?
町のイベントには協力してくれるし、地域で買い物をしてくれるので経済的には非常に大助かりですが、けど「旭川平和委員会」は地域に何かしら貢献してくれてますか?
貢献もしないうえに何かあれば「自衛隊の活動」を叩いている風潮が強いのは、それって人としては最低のレベルって事じゃないですか?
十勝岳噴火の時だって自衛隊さんは汗だくになりながら走り回ってましたけど、自称「平和団体」として自衛隊に抗議に来る方々は何ら手をさしのべてくれてませんでしたし、私としては信用できない団体の一つです。

あと見学に来ていたか方々が「関係者」かどうかは的確に判断できるのですか?
地域住民家族が見学しに来る例だって結構あるはずですよね?
私の友人(年金生活者)も会社員の孫夫婦も見学に行きましたが、見学をしていた方が「関係者」と断言できる理由ってあるんですか?
関係者のみと決めつけるのもアレかと思いますよ。

最近自衛隊を批判するような記事が激減しているようですが、自衛隊の好感度が上昇しているから書きづらい(下手に批判すると炎上の可能性がある)のか、それとも単なる多忙なだけなのでしょうか?

旭川平和委員会青年部っていうのは、多忙だけを理由にブログを更新しないのですか?
多忙が理由なだけならそれはもう閉鎖しても良いんじゃ無いですか?
読む人もいなくなるでしょうし

投稿: ささきのぞみ | 2012年8月31日 (金) 18時58分

ささきのぞみさんの意見は、自衛隊の町で暮らしている(のだと仮定すれば)声の一つとして参考になります。旭川平和委員会は弱小任意団体ですが、自衛隊さんはそのエリアに千人とか何百人も住んでいて地域で買物をするわけですから地域経済にとっては無視できない存在であることは理解しています。防衛のあり方をどうするか、という議論を封殺しながらカネの流れだけカタチづくられるわけです。

これって原発誘致のあり方などと同じですよね。原発マネーに溺れた町村の今がどうなっているか、あちらこちらでドキュメントが放映されているので一度ご覧になるといいと思います。

いつまでもいると思うな親と自衛隊(字あまり)。

失礼を承知で申し上げますが、自治体の将来をつくる住民にはもう少しその自治体本来のあり方を根本から考える機会があってよいと思います。その機会を提供した、ともいえます(当ブログの役割について)。

投稿: 管理人山田 | 2012年9月 1日 (土) 16時35分

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