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2010年6月17日 (木)

2010年旭川駐屯地開放:見たまま聞いたまま(2)観閲行進~装備品展示

引き続き、当会6月例会として取り組んだ「旭川駐屯地開放FW」の様子を書きます。

観閲式が終わるとすぐさま観閲行進が始まりました。これは例年と同じような内容だったと思います。しかしながら、今年はブルーインパルス狙いの見物客が多かったため、カメラ位置の確保が大変でした。

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■90式戦車

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■74式戦車

あとは省略。

観閲行進が終わった11時、アナウンスが開始され11時5分に駐屯地から神居方面を見上げた上空に5つの「点」を発見。前日の進入コースと同じ。

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さすがに真上を飛ばれるとうるさい。300ミリの望遠レンズで撮ったとはいえ、T4練習機のどてっ腹がよく見える。ああ、スモークはその位置に噴射口があるんですね、などと感心。

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最終的には6機が編隊飛行及び難易度の低い「アクロバット技」を披露しました。でも、実は予備機が1機いたらしいです。どこに居たのだろう?

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グーーーーーーッとスモークを吐きながら飛んでいく様を「オオッーーー」と声をあげながら眺める市民たち。駐屯地外でもそういう光景が広がっていたらしく。つまり、相当広範囲な一般民家に影響を及ぼしたのです。

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■提供:Nさん

石狩川の向こう側からもこんなにくっきりと。技を披露するのは駐屯地上空であっても、一端離脱して体勢立て直すためにグルリと旋回してくるコースは市内の広範囲な民家上空。中央地域に住んでいるある男性は「グランドホテルの真上を飛んでいったが、グランドホテルの建物のちょうど2倍くらいの高度だった。うるさかった」とおっしゃっていました。

ブルーインパルスマニアの方々は多く、見たいとの要望もあるのでしょう。そもそも多額の税金を投入して曲技飛行を行うことに価値があるとは思いませんが、それでもどうしても見たいなら海上などで実施してマニアの方々が見学する遊覧船でもチャーターしたら市民生活に迷惑をかけないのではないでしょうか?

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ブルーインパルスの第11飛行隊も創隊50周年だそうで、50周年記念の新技「サンライズ」だそうです。

続いて訓練展示=いわゆる模擬戦闘ってやつです。これは今年は淡白でした。ブルーインパルスがあったせいで時間的余裕がなかったのでしょう。空包射撃の回数も少なかったかもしれません。その少ない空包射撃でも、ブルーインパルスはウキウキで見ていた目の前の小学生らしき男の子は泣きながら「ヤダー、ヤダー」とお母さんが連れて帰ってしまうくらい泣き叫んでいました。怖いよね、実際。

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■UH-1から戦闘員が降下

〈だいぶ中略〉

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■最後は歩兵が制圧

訓練展示が終わるとスタンド席に座る来賓たちは送迎のバスに乗り込み、すぐ近くの懇親会場へ移動。以前「歩けよ…」と思ったが、どうやら警備上の理由らしい。

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「去年までは招待状が来ていたんだ」とウソか本当かわからないおじさんがスタンドのイスに座ろうとドカドカと入っていこうとすると、係員の自衛官が「警備上、招待状が無いと入れられません」と頑として譲らなかった。一方で名札をつけていればどういう理由で招待されたかわからないオネエチャンも、式典中炎天下なのにずっと熟睡していたおじさんも入れちゃう。わからなくもないが、駐屯地の中で警備上の理由でと言われても…ね。

さてスタンド周りでのイベントがいいとこ終わって、装備品展示に移動。

今年は特に、ブルーインパルスで増えた入場者をいかに「募集(受験者増)に結実させるか」という自衛隊サイドの狙いが鮮明で、「若年層対策」を例年よりパワーアップさせていました。

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■記念撮影、大歓迎

「写真うつりのためならば、持ち上げちゃうよ、いつまでも」…。

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■89式5.56mm小銃

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■5.56mm機関銃MINIMI

89式小銃の説明ボードに「NATO第2標準弾と互換性がある」との説明。某中東地域に駆り出されて弾切れになっても借りて使えますよ、ってコト? 「銃もてるよ~」と、とにかく子どもらにアピール。子どもらは「おもーい」と満足顔。そこで終わっていいのか?せめて「これを使わないことが一番大事なんだよ」って真面目顔で言ってほしいさね。

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国際貢献、国際貢献と師団長も誰も彼も口にするわけで、その最前線に出る道具たちも子どもらの格好の標的に。塗装が違えば工事現場と何も変わらない(ように見える)。

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海自・空自の資料配布コーナーには長蛇の列。下敷きとかいろんなものがもらえたらしい。モノで釣る作戦。

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記念撮影コーナーでは制服(みたいな服)に着替えて写真撮影できる。親が率先して衣装チェック。

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制服っていうのは、どんなものでもひきつける何かがあるのかもしれません。この一枚が将来どんな記憶と共にこの子に残るのか…そればかりはわかりません。

ちなみに子どもを標的にしている割には、子どもが遊べる「アトラクションコーナー」は長蛇の列で、30分とか並んでやっと入れる始末。炎天下並んだわがFW参加者親子、「やっとフワフワドームに入れたと思ったら『怖い』と出てきちゃったの」だって…。

模擬店は売り切れ続出。模擬店規模は2万5千人レベルに対応していなかったらしい。札幌平和委員会青年部メンバーは「並んで、並んで、缶コーヒーひとつとカキ氷だけ」だったそうな。

おかげで近所のレストランやそば屋などは繁盛したことでしょう。場所を変えても変えても満席で苦労しました。

確かに話題になったブルーインパルスですが、その割には他のイベント参加につながったと言い切れるでしょうか?ブルーインパルスが終わった直後、サーーーッと引いた人の波。一気に例年レベルになったような。

一方、多くの無関心層だった市民は騒音に驚き、かえって「沖縄・普天間を思い出した」と口々にいいます。地元「あさひかわ新聞」編集長氏も直後のコラムで沖縄問題も絡めて批判的な論調でした。
http://www.asahikawa-np.com/column/2010/06/01604174/

当会にもかつてない多くの声が寄せられています。その詳細は近々記事にします。

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