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2009年6月 4日 (木)

陸上自衛隊第2師団長宛に要望書を提出しました

旭川平和委員会を含む旭川の平和運動に取り組む4団体(下記「要望書」内に全団体名称記載)は2009年6月4日午前、陸上自衛隊旭川駐屯地を訪ね佐藤修一第2師団長宛の「要望書」を提出し3項目の具体化を要請してきました。

Sn3d0396 ■要望書を渡す霜野氏

訪ねたのは道北原水協から霜野洋一事務局長と、旭川平和委員会から由井久志事務局長代行(青年部長)。陸上自衛隊側では第2師団司令部総務課広報室長の木島氏が応対いただき、「趣旨を師団長に伝え、答えられるものは回答する」旨の話がありました。

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●提出先

陸上自衛隊第2師団:師団長 佐藤 修一 様

●要望団体

安保破棄諸要求貫徹旭川実行委員会:事務局長 湯川 界
原水爆禁止道北協議会:事務局長 霜野 洋一
旭川労働組合総連合:議長 守屋 敬義
旭川平和委員会:事務局長代行 由井久志

●要望趣旨・要望事項

拝啓
向夏の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。
さてこの度、私ども平和を願い日本国憲法の民主的平和的条項の実践を喜びとする4団体は、6月5日に「大祭一日目」が行われる「北海道護国神社慰霊大祭」(以下、「護国神社祭」と称す)および6月14日「第2師団・旭川駐屯地創立記念行事」(以下、「駐屯地開放」と称す)に関して貴職に関わるいくつかの要望事項をもっております。これら要望事項は市民多数の願いとも、憲法の諸条項とも一致する内容を含んでいると考えており、貴職におかれましては公務遂行のなかでぜひとも留意いただきたいと考えます。以下、具体的に説明を付して要望いたしますのでご検討の上、6月8日までに書面(FAX:0166-22-2136旭労連)にてお返事頂けますようお願いします。
敬具

(1)平成21年度北海道護国神社慰霊大祭への幹部自衛官の参列に関わって

例年、護国神社祭の「大祭一日目」の玉串奉納の行事には制服を着用した陸・海・空各自衛隊幹部自衛官が参列しています。とりわけ第2師団に関わっては師団長・副師団長・師団幕僚長・旭川駐屯地業務隊長・各連隊長大隊長など多数参列されています。師団広報室によれば「休暇をとり私人として参列」しているとのことですが、制服を着用した幹部自衛官が官職・役職者を招待している特別来賓として官職名を明記した特別来賓席に座り、官職氏名を紹介されて玉串を奉納するということは、市民一般から見れば神道行事に自衛隊が公式に参列していると受け取っても仕方ありません。このことは日本国憲法が定める政教分離原則から考えても好ましい事態ではないと考えます。制服着用については関連の訓令があることも承知していますが、私人として参列しているのであれば特別来賓としてではなく、一参拝者として応ずるべきと考えますがいかがでしょうか。

【要望一】現職の幹部自衛官による護国神社祭への参加にあたっては、日本国憲法第20条3項の規定による「私人」「公人」の区別を明白にするため、特別来賓の招待を自ら辞退していただきたい。

(2)2009年度第2師団・旭川駐屯地創立記念行事

今年の駐屯地開放には例年に無い「空挺降下」があると聞いています。空挺降下については歴史的にも賛否両論があり、私たちは自衛隊が掲げてきた「専守防衛」にすら馴染まない侵略型の訓練内容だと考えています。その賛否を脇に置いたとしても、そもそも空挺降下訓練自体が大変危険な訓練であることはご承知のことと思います。この間も、2007年2月と2009年4月の2回、降下訓練中の死亡事故が発生していますし、2008年3月には操縦ミスと思われる域外への誤降下があり負傷者が出ています。
旭川駐屯地内の降下予定エリアである旭川飛行場北側は駐屯地敷地向かいに道営住宅や商業施設がある市民の活動地域であり、事前訓練や当日の誤降下や事故などが危惧されています。
また事前訓練と思われるCH-47J(又はJA)と思われる大型ヘリの飛行が確認されており、「いつもより騒音がひどい」などの苦情が私たち4団体に寄せられています。

【要望二】6月14日駐屯地開放の際の「空挺降下」訓練展示を中止していただきたい。

【要望三】空挺降下関連の情報開示をお願いしたい。即ち、以下の点について説明をお願いしたい。
一、6月9~12日まで夫々の時間帯に事前訓練が行われるとの案内がありますが、うち「空挺降下」訓練を予定している日はあるか否か。
二、あるとすれば何日の何時ごろに予定しているか。
三、今回の「空挺降下」は高度何メートルくらいから何名が降下する予定であるか。
四、上空で落下傘を操縦しての「旋回」等、パフォーマンスを考えているか否か。

以上

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回答があり次第、ご報告したいと思います。

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