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2009年5月25日 (月)

2009年5月例会:「自衛隊をどう見るか?自衛官をどう見るか?」

旭川平和委員会青年部は5月例会を開催しました。テーマは「『自衛隊』をどう見るか?『自衛官』をどう見るか?」。問題意識は次のようなものです。
ヘリ騒音問題、自衛官からの匿名メール、ガンで命を落とすイラク帰還自衛官、裁判たたかう女性自衛官が任用継続拒否され解雇…などなど、組織としての「自衛隊」、個人としての「自衛官」をめぐる様々考えるべきことが起きています。でもよく考えたら「自衛隊」「自衛官」にどういう印象をもっているか?については、平和委員会のメンバーといえど多種多様。ガチガチにアンチ自衛隊?の人もいるかもしれませんし、一般的には自衛隊からみれば平和委員会は「反自衛隊活動」をお考えでしょう。ですが、一概にそうともいいきれない部分もあります。「自衛隊の組織の動き方には賛成ではないが、自衛官個人の祖国防衛の思いには理解もできる」等など。そこで、ざっくばらんに「自衛隊をどう見るか?自衛官をどう見るか?」について話し合ってみました。もちろんタブーなし。「いまさら聞けない」「いまさら言えない」みたいなことも、どんどん出し合うことにしました。
さて当日は約半数の会員とゲスト2名が参加。冒頭に現在の自衛隊組織のあり方や自衛隊の問題点(と私たちが考えている点)、旭川の自衛隊の動向などを青年部長が簡潔にレポート。これを受けて、メンバーそれぞれが考えていることや聞きたいことをざっくばらんに出し合いました。

以下、列挙してみます。
A子:自衛隊は「別世界」に思う。というのは自衛隊が多いという道内で生まれ育ったが、今までの人生で自衛隊関係の人とは関わってこなかった。
B美:道東地方にある実家から3分くらいで自衛隊のレーダー基地がある。冷戦時代にソ連監視のために作られたみたい。生活圏でいうと近いのだけど。
A子:学校で同級生に自衛隊の子ども、いたけど、親は親、と思うから関係なかった。うちの高校からは自衛隊に入った人いたかなー?
B美:うちはクラスから2人、自衛隊に入ってるよ。でも親しい友達ではなかったから…。
C夫:こっち(北海道)に移住してきたら自衛隊がどこにでもあって、戦闘車両とかフツウに街を走っていて驚いた。それがフツウな感じの市民の受け止めも。東京では練馬とかあるけど、自衛隊は普段(23区などでは)は目に見えない存在だから違和感ある。
D郎:地元(東日本)にいたときは航空自衛隊の基地があったみたいだけど意識したことはなかったです。浪人時代、市ヶ谷の駿台に通っていましたが、そのとき自衛隊のヘリとか飛んでて「あ、いる」って感じで。
B美:知り合いの女子学生に聞いたけど、その大学の女子学生を合コンに誘っている。それがきっかけで付き合っている子もいるみたいで、そういう子は大学を卒業しても札幌とか本州とか行かずに旭川に残っている。それは彼氏が自衛官だから。(そういう話を)少なくとも3人から聞いた。地元(道東のある街)でもそういう話は有名で、役所の女性職員とか病院の看護師とか、街の若い女性がいるあらゆるレベルで合コンが組まれているみたい。
E男:自衛官にとって「嫁さがし」は至上命題みたい。かなり組織的に合コンが組まれているみたいで曹友会主催の「合コン」というかお見合いパーティーも行われている。自衛官の安定勤務対策でもあるのではないかと思うけど、それもやや違和感あるなー。女性が少ない職場だとはいえ、自分で考えるべきこと。逆に女性が少ない職場だから、ということで、女性自衛官が「嫁候補」としか見られないことも、セクハラ横行の背景にあるのではないか?
F太郎:中学時代の友人で3-4人、高校時代の友人で1人、自衛隊に入っている。みな任期制の隊員。たしかに出会いがないので合コンは頻繁にセッティングされているみたい。任期がおわるとみんな辞めている、と聞いた。タテ社会でイジメもあるらしく、そういうのは嫌なのだろう。
B美:地元(道東)にいたとき沖縄から転勤してきた自衛官と沖縄料理屋で知り合いになった。イラク派兵のころに聞いたのだけど、その自衛官含めて仲間の自衛官4人のうち3人は「命令があってもイラクには行かない」と。「もし命令があったらどうするの?」と聞いたら「自衛隊やめるわ」と。
G恵:自衛隊のなかで流行っているカルト宗教があるみたいね。知り合いの自衛隊の奥さんが言ってたけど、E男さん知ってる?
E男:顕正会でないか?幹部自衛官に信者が多いみたいだけど、よく「日本国民に告ぐ」とか「日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ」とかって終末カルトを広げている集団。信者勧誘をめぐって警察沙汰も複数起きている。そういうカルト宗教に幹部自衛官が多数入信している、という情報は不安に思うよね。
F太郎:創価学会員の友人がいて、自宅に遊びに行ったら自衛官の学会仲間がいた。その人はイラクにいってきた自衛官だという。「無事に帰ってこれたのは信心しているからだ」と言っていた。
B美:この前、ニュースで高橋はるみ知事とか出てて「自衛隊の体制維持を」と集会していたけど、あれはどういう意味なの?
E男:国(財務省)は道内の自衛隊駐屯地削減を打ち出していて、そうなると人員も削られる。隊員が減れば自治体にとっては交付税の減額に直結するし、商工業者にとってみれば売上を左右する。だから大反対、というわけ。一方で自分などはいつまでも自衛隊頼みの地域経済やってたら、いづれ自衛隊の言うこと何でも聞きますってことになる。戦争する国を断れない。それでいいのかな?と思う。平和でこそ商売が成り立つ、とがんばっている商工業者さんもたくさんいる。

…話はつきませんでした。この日は自分らが知っている自衛隊にかかわる情報を出し合う、ということだけで盛りだくさんでした。というわけで、次回以降も継続してこのテーマを据えていこうと決まりました。さしあたって当面の問題意識は次の通りです。
(1)日本国憲法第9条からみて自衛隊の組織はどうなのか?厳密にみてみる。
(2)自衛隊の中での憲法教育はどのような内容が実施されているのか?いないのか?

ちなみに上で紹介したメンバーのやりとりは、相当省略しています。あまりに個人的すぎて書けないことも多々ありますので。細かいニュアンスはweb担当:山田の受け止め通りに書きましたので、やや違いがあるかもしれません。あまり言葉尻をとらえてお怒りにならないでください。特に現役自衛官のみなさんからのご意見をお待ちしています。

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