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2008年6月 3日 (火)

ヘリ騒音問題 第3回:Fさんからのメール(1)

Fさんから最初のメールが届いたのは昨年(2007年)の夏前頃でした。その後、数回にわたりヘリ訓練の騒音に対する強い憤りを寄せてくださいました。Fさんのメールを一部抜粋しながらご紹介します。

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■初めて届いたメール

今年旭川に引っ越してきましたが はっきりいってヘリの騒音が酷すぎますね。市はこのことをどう考えてるのでしょう?
朝晩問わず 平日、土日問わず 1日何十回もウチの上空をただ回るだけの騒音以外の何物でもないと思うのですが自衛隊に電話しても 「訓練だから」とだけいってまったくやめる気がないようですし。
飛行機などの飛行物体を市の中心地で飛ばすならそれなりの飛行協定を結んで 時間等をちゃんと制限させるべきだと思うのですが。
これだけ連日物凄い音を出してるのに新聞やニュースなどでも特に話題にならないという市民にも疑問を感じます。
これだけ酷くても我慢してる日本人の体質が問題なのですかね?これが海外なら暴動が起きてると思いますけど。
これ以上この問題が放置されるような市なら ここから出たほうがいいですね。

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このメールに対して、当会から返事を出しました。返事では「旭川駐屯地周辺のヘリ騒音問題を提起する」でご紹介した自衛隊のヘリ運用の内部ルールをご紹介しました。このルールは以前から「守られていないのでは」(というか、外への言い訳のためのルールにすぎない?)と感じていましたが、それを裏付けるようにFさんからの再返信(第2信)が届きました。以下がそれです。

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■第2信

メールありがとうございました。おかげで自衛隊の実態が大体わかりました。
まずもっとも疑問に思うのが自衛隊が言う訓練というものを実際やってるかというところです。説明ですと郊外の山間部で実施とのことですが 私は山間部まで常にいってるとは到底思えないです。
最初にヘリの騒音が酷いと思ったのがGW前の日中でしたが山間部にいってやってるなら 3分おきぐらいにウチの上空を飛んでそれが1時間以上続いたことがありました。
訓練の内容は知らないし電話でも聞こうとも思わないですが普通に考えれば災害等あったときのための訓練だと思うのですがだとしたら一度その山間部というところにいけば すぐは戻らないはずです。ですが実際は自衛隊基地を飛び出してただ市街地1周して基地に戻るのを繰り返してるだけでとても訓練とは思えないです。これは訓練というより 自動車の仮免で路上練習するのと一緒で ただ単にヘリの操縦免許をとるためとかで飛ばしてるようにしか思えません。そんなことを市の中心地上空でやってるとしか思えないから到底納得できないんですよね。
たとえばこれが民間の飛行機のパイロットが操縦訓練とかいって市街地の上空で連日飛行機を飛ばしてたら当然訴えられると思います。なのに自衛隊だから守られるような法律なんてなくさないとダメですね。

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この第2信には山田もまったく同感なのです。

先日、ちょっと用事があって午前中に駐屯地の脇に滞在していたのですが、そのときに行っていた訓練は、離陸⇒花咲側に飛び立つ⇒ぐるっと旋回(見える範囲程度)⇒大町(春光ポスフール)側から低空で進入⇒ホバリング⇒地上数メートルにホバリングしたまま移動⇒再離陸、みたいな訓練をやっていました。

P5300034 ■大町側から降下し進入

P5300030 ■上空通過

P5300036 ■さらに降下

P5300020 ■ホバリング

P5300023 ■バックしまーす

第2飛行隊の方が見れば「ちがう。もっとこうこうこういう訓練なんだ」と言いたいことはあるかもしれません。ぜひそういう正確な情報も寄せていただければ当方の記述を訂正してご紹介します。お待ちしています。

話が寄り道しましたが、そんな飛行訓練の様子は日常茶飯事なんです。ですから「山岳部で訓練している。市街地を飛ぶのは行き帰りだけ」と言われても「???」なのです。ですからFさんの第2信には説得力がありました。もちろん操縦技術者を育成しなければならないのはわかります。「仮免」運転のような訓練をやってるのかどうかはわかりません(上記はFさんの推測の範囲です。当たっているように思えてなりませんが)。でも操縦者育成は市街地の上空でやるのはどうかな?と思うのです。どうでしょうか?

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コメント

先日、ちょっと用事があって午前中に駐屯地の脇に滞在していたのですが、そのときに行っていた訓練は、離陸⇒花咲側に飛び立つ⇒ぐるっと旋回(見える範囲程度)⇒大町(春光ポスフール)側から低空で進入⇒ホバリング⇒地上数メートルにホバリングしたまま移動⇒再離陸、みたいな訓練をやっていました。

それは訓練ではなく、ただ単に、エンジンの調子、機体の調子をみていただけでは?
ヘリコプターに限らず航空機には、飛行時間ごとに、そして一定期間ごとに、日常の整備・点検以外の整備・点検(いわゆる法定点検)を行なう義務があり(自動車で言えば、車検)、それが実施されなければ飛行してはいけないことになっています。
私がみるところ、その整備・点検後の領収飛行だと思われます。

投稿: whitebird | 2008年6月24日 (火) 17時35分

whitebirdさん

コメント、ありがとうございます。

なるほど、法定点検の後の「領収飛行」(わかったような、わからないような)とやらですと、そういうことは日常的に繰り返されないということですね。機体ごとにやるとしても所属機体数程度だということですね。それならよかったです。通常の訓練ですらFさんからのメールのように飛行ルート下の住民にとっては「大変」なんですから、あのように周囲の家々に酷い爆音を撒き散らすことを常時やってたらもうそこは住む環境ではないと思いました。実際にはそんな劣悪な環境下で暮らしている方々が米軍の横田基地や厚木基地等々周辺にたくさんおられますが。

ところでwhitebirdさんは詳しいようなのでお聞きしますが、このような法定点検というのは何年おきに行われるものなのでしょうか?また、記事で紹介したような「領収飛行」とやらは例えば自衛隊が普段訓練しているという山岳地帯でやるわけにはいかないものでしょうか?確かに整備の最後の飛行であれば、万が一のことを考えればすぐ再整備できる旭川駐屯地上空で行うのがよいのだろうと思いますが、そういうのを民間住宅地上空で行われるのも不安感があります。いっそのこと、山岳地帯や海上で行ってはどうかとも思うのですが。ご教示ください。

投稿: 山田 | 2008年6月25日 (水) 14時11分

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