旭川市長から回答書が届く
西川将人旭川市長から回答書が届きました(5月30日着)。
回答の内容は?というと、こちらからの要望事項に対応して(1)護国神社と(2)上川神社に分けて回答をいただきました。大筋では道新5月29日付の報道どおりですが、若干気づいたことがありますので付記しておきます。
まず、(1)護国神社に関して質問をおさらいしておきます。
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(1)北海道護国神社慰霊大祭について
私たちは数年来北海道護国神社慰霊大祭を観てきましたが、同大祭は明らかに宗教行事であり「戦没者追悼」の名を借りた神道布教の場、特定思想の宣伝の場としか思えません。実際に同大祭でスピーカーから流される言葉の数々は戦後民主主義を否定し、アジア・太平洋戦争を是とするような文言が多く含まれ、納得できるものではありませんでした。この場に旭川市長が参拝することは特定宗教の支援に他なりません。戦没者追悼は行政主催の無宗教の催しを行えばよいと考えます。昨年は公務欠席されていましたが、今年は政教分離の原則に基づき参加されないよう求めます。石川県白山市長が神社式典で祝辞を述べたことを憲法違反とする高裁判断が示された(2008年4月7日)こともあります。慎重に検討してください。
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これに対しての回答は山田の「常識」の範囲のものでした。道新の報道どおりです。以下が(1)への回答。
問題は次の(2)上川神社例大祭への回答です。まずは質問を掲載。
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(2)上川神社例大祭・神輿巡行および市民パレードについて
上川神社例大祭で行われる神輿巡行の際、「行列の後半部分は市民パレード」と称して西川市長が乗車し、旭川市として陸上自衛隊第2師団に車両・人員の派遣要請を行っています。昨年、実際に神輿巡行と市民パレードを見学しましたが、普通に考えて「神輿巡行」と「市民パレード」が別物であるという理屈は成り立ちません。それは市民パレードの車両もが神社の幕を飾っていることや「お稚児参り」など宗教行事参加者を自衛隊車両が運搬していること、戦前の上川神社例大祭の御神幸を記録している文献によれば神輿巡行から市長車両、お稚児などいわゆる「市民パレード」部分まで含めて「御神幸」としていることからも明らかです。よって西川市長の今年の乗車は取りやめ、市民パレード実行委員会の要望をうけての自衛隊への派遣要請は行わないよう求めます。
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そしてこの要望に対してはこのように答えてきました。
道新の5月29日付報道と若干ずれているのは、道新報道は「市長、今年も神輿巡行」と見出しに書き、「自衛隊車両に乗り込む」と言い切っていますが、回答では「今年については、公務の日程調整中です」とあり、最終確定していない旨の回答です。きっと調整して参加するのでしょうが、もし7月21日午前に「重大な公務」が入れば「私事」をも含む行事参加は欠席せざるを得ないですよね、市長。
疑問が残るのは冒頭の「市民パレードの位置づけ」と最後の段落です。パレード実態の宗教色を無視し、あくまで「多くの市民が楽しみにしている地域イベント」との印象を押し通そうとしています。これは無理があるのではないでしょうか。確かに護国神社祭の出店や上川神社祭の出店(3条本通)は市民も多く楽しみ、地域イベントとして定着している感があります。宗教色も非常に薄い。しかしながら、市民パレードはそうでしょうか。出演する吹奏楽の子どもらや、お稚児の子どもらにとっては一つの「舞台」ではありますが、明らかに宗教行事です。回答を起案した市職員は現場を見たことがあるのでしょうか。ぜひ当ブログの昨年の記事をご覧頂き、意見を賜りたい。
そしてもう一つ、「実行委員会が確保できなかった不足分に対して、本市からの要請に基づき、陸上自衛隊の車両出動について協力をいただいている」と回答しています。二つの疑問点を提起したいと思います。一つは「なぜ旭川市が自衛隊に要請する義務があるのか?」という点。回答書を読まれたとある市議会議員さんはこの点に疑問をもたれていました。もう一つは「不足分に対して」というのは事実だろうか?ということです。昨年、見学した限りでは1-2台自衛隊で無い車両はありましたが、他ほとんど全て自衛隊車両でした。これは「不足分」への「協力」といえるのでしょうか。
疑問は解消しませんでした。一度、私たちもこの回答書を読み込んで、みなで話し合って、必要に応じて質問状を出さざるを得ないかな?と思っています。
さて、みなさんはどう思いますか?



















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