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2008年5月28日 (水)

ヘリ騒音問題 第2回:騒音の分布と理由

5月19日に問題提起した旭川駐屯地のヘリ騒音問題。第2回目の本記事ではヘリ騒音の実際がどのように起きているかを、騒音苦情の分布から明らかにし、その理由を考えてみます。

本記事の作成にあたり、ヘリ騒音問題に関心を持ち調査活動を数年前から続けてきた共産党旭川地区委員会平和運動部の方々に協力いただきました。この場を借りてお礼申しあげます。提供いただいたのは2003年9月-11月に実施された自衛隊ヘリコプターの夜間・早朝訓練についてのアンケートで苦情のあった方々が住んでいた個所を地図に落としたデータ。このJPGデータのみ提供うけましたので、苦情を回答された市民の個人情報については提供受けていないことを付け加えておきます。データは以下の通りです。

P5190005 ■苦情分布図

P5280003 ■駐屯地の航空写真

おわかりと思いますが、この図の中心の灰色の広い部分、旗みたいなものが立っている場所が陸上自衛隊旭川駐屯地です。航空写真と重ねてみてください。ぱっと見てわかるように、駐屯地の対角線上の右と左に苦情が多く出ていることがご覧いただけます。航空写真のように、駐屯地内にはちょうどこの対角線に沿う形で滑走路があります(ちなみに管制塔もあります)。これが「旭川飛行場」と呼ばれる共用飛行場で800メートルの滑走路があるそうです。

Pc030003 ■管制塔

この旭川飛行場ですが、航空法で旭川空港の代替空港に指定されているとのことで、緊急の場合、小型飛行機等の着陸場所になるようです。代替空港のため航空法の規定によりヘリ離着陸時の進入経路等は定められているそうで、そのため滑走路の延長線上に騒音苦情が多いのではないかと推察します。

余談ですが以前の話として伝え聞いているのは、現在旭川念法寺が建っている花咲スポーツ公園横の土地に旭川厚生病院(現在は一条通の旭川東警察署の隣)が建つ話があったそうです。しかし航空法の規定で一定以上の高層建築にはできないため、断念したということです。同じく逆側のポスフール春光店ですが、こちらももう少し高い建物にしたかったのを断念して現在の施設になったそうです。確かに永山ポスフールはもっと高い建物ですね。

このように旭川飛行場が現在の形で存在する限り、該当地域の市民がうける騒音被害は無くならないというわけです。次回以降、市民の声を紹介してまいりますが、私たちはこの問題を考える中で、(1)ヘリ離着陸場(第2飛行隊の所在地)自体の変更、(2)住民・行政・自衛隊の3者が知恵を出し合って騒音軽減策を取りまとめ実施・検証する、などの対応提言を検討したいと考えます。

Wikipedia旭川駐屯地(項目に「旭川飛行場」あり)

Wikipedia旭川空港

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