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2008年5月16日 (金)

2008年4月例会:映画「夕凪の街 桜の国」視聴会

以前、当ブログでも「ピースな映画」としてご紹介した映画「夕凪の街 桜の国」。わが旭川平和委員会青年部の4月例会として映画「夕凪の街 桜の国」の視聴会を行い、感想を交流しました。あらすじ等は公式サイトをご覧頂くとして、仲間達がこの映画を見て、生きることについて、原爆について、映画そのものについてどう感じ、どう考えたかを少しだけご紹介したいと思います。

夕凪の街 桜の国 DVD 夕凪の街 桜の国

販売元:東北新社
発売日:2008/03/28
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なお、内部的な私的視聴会とはいえ販売されているDVDを利用することが著作権法上制作者に対する権利侵害にあたらないか知人の弁護士さんにに問い合わせましたが、「私的利用の範囲内なので問題なし」との回答をいただきました。他の著作権法関連サイト(たとえばこちらとか)を見ても、10名以内の視聴では違法では無いとのこと。この点、申しあげておきます。

では以下に参加した青年部員達の感想です。どうぞみなさんもDVDを購入するかレンタルするかしてご覧になってはいかがでしょうか?

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■S・Sさん(女性)

原作を読んでいたので作品の内容はわかっていましたが、涙が止まりませんでした。作品を見ながら原爆被害者の苦しみや悲しみがどんなだったのかなぁ~と思った瞬間あまりにも残酷すぎて違うことを考えてしまうほどでした。『戦争』『原爆』と聞いただけで避けていたことを反省しました。これからは、避けずに学んでいこうと思います。  「あんた被爆者と結婚する気ね」ここのシーン特に涙がドバーでした。

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■U・Nさん(女性)-所用で途中から来場

後半の「桜の国」を観ました。
マチャアキ(七波の父親役)のコミカルな動きに、ふっと気持ちが和む。戦争の影などまったく感じさせない現代の日常。七波も一見元気いっぱいの女性だけれど、心の奥には葬り去ってしまいたい母と祖母との思い出が。しかし七波は彼女らの思いに心を寄せていくうちにそのしがらみを解いていく。
被爆者である母を純粋に思い続けた父。母は「ヒバクシャ」の苦悩を抱えながら父からのプロポーズをどんな思いで受け入れたのか。
「もう知った人が原爆で死ぬのは見たくない」とはじめは二人の結婚を拒んでいた祖母が、皆実の形見の髪留めをどんな思いで母に託したのか。
それらを思うと、悲惨で辛い思いを背負いながらも必死で前向きに生きていこうとする人たちの姿は健気で力強い。
過去を旅し、七波はこの両親から生を受け継いだことを心から感謝することができた。そして出会うことのなかった皆実の分も生きていこうと。
直接言葉を交わすことはなくとも、人びとのあらゆるおもいが自然に心に染み込むように伝わっていく。こういう満ちたりた感覚っていいなと思う。
さいご電車に揺られながら、それまでお互い触れ合うことをせずにいた過去を共有できた七波と父の距離感が、なんともいとおしい。
悩みを抱えながらもごく普通の日常を送っていた七波たちが、ひょんなことで過去の真実に触れ、自身の気持ちや現実に真剣に向き合うことで人生の価値や喜びも得ることができた。
人生にとても大事な意味をもたらす未知の出来事や人びととの出会いは、予期せずやってくることも多い。それでもそれに自分が向き合おうとしなければ意味を持たず過ぎ去ってしまう。時には辛い出来事であったとしても、それに立ち向かえる勇気をもって生きていけたらと思う。
それにしても麻生久美子(皆実役)は美しい~。映画の雰囲気にぴったりでした。

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■A・Rさん(女性)

被爆者の抱えている思いを少しでも知る事ができ 本当に観て良かったと思います。自分はただ漠然と戦争は悲惨なものだという思いだけで 戦争に対してまだまだ知らない事がたくさんあるのだと感じました。是非 いつか広島に行ってみたいと思いました。

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以上が参加した青年部員のなかの3名の感想でした。青年は青年なりに戦争を、原爆を、そこにある人間模様を受け止めようとしています。さあ、あなたならどう感じられるでしょうか?

夕凪の街桜の国 Book 夕凪の街桜の国

著者:こうの 史代
販売元:双葉社
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〈上〉はこうの史代氏の原作。原作は最近、文庫版も登場しましたので気軽に手に取っていただきたいです。

〈下〉は同じくこうの史代氏の新作「この世界の片隅に」。広島・呉を舞台に戦争の最中に生きる庶民の姿をこうの氏らしく笑いありで描いています。この作品についての詳しい評はマンガ評サイト「紙屋研究所」主催の紙屋高雪氏が「赤旗」に連載中の「いまどきのマンガ」2008年3月27日付が秀逸です。

この世界の片隅に 上 (1) (アクションコミックス) Book この世界の片隅に 上 (1) (アクションコミックス)

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「夕凪の街 桜の国」オリジナル・サウンドトラック Music 「夕凪の街 桜の国」オリジナル・サウンドトラック

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