高校門前で「九条守ろう」署名行動
旭川平和委員会は9月上旬、国連NGO(※)の「新日本婦人の会」(新婦人)旭川支部が継続して取り組んでいる高校門前での「憲法九条守れ」「すみやかに核兵器廃絶を」署名行動に参加しました。署名行動は約20分の短時間行動ながら、65筆の署名を集約しました。
この行動は「もし憲法が変えられたら真っ先に戦場に行かされるのは今の高校生かもしれない」と新婦人旭川支部の平和部が企画し8月から継続して取り組んでいるものです。市内全高校前での行動を目指しているそうです。
この日は陸上自衛隊旭川駐屯地に隣接する旭川北高校での行動で、署名板の後ろに長い列ができるなど平和への関心の強さが示されました。
行動には、隣町の鷹栖町出身で日本平和委員会理事のあすみさん(福岡)も帰省中ながら急きょ駆けつけていただきました。ある女子高生は憲法九条について「授業で平和について考えたことがある」と述べ、積極的に署名してくれました。
行動後、平和委員会のメンバーは今年6月10日に移転新築した旭川駐屯地内の軍事資料館「北鎮記念館」を見学しました。
開館から2ヶ月で来館者1万5千人を突破し(旧館は年間1万人ほど)たことが自衛隊準機関紙『朝雲』で紹介されています。記事では平塚清隆館長(一等陸尉)が「新記念館は相当の広報効果が期待できる」と述べており、実際に運動部のジャージを着た近くの私立高校生のグループが自衛隊員数名の説明を受けながら見学していたり、地域のグループホームが集団で見学していたりと見学者は絶えていないようです。彼らとしての問題は「物珍しさ」が過ぎた後の入館者数大幅減をどうするか、でしょうが、この点でも平塚館長は「あらゆる媒体を活用して積極的に情報発信」することと同時に、「市の観光行事などともタイアップ」することを述べています。これは「地域の町おこし」にと理由を述べつつ、西川将人市長が開館の日に師団創立記念行事で述べた「旭山動物園に次ぐ第2の観光名所に」との戦略と歩調をあわせています。これらは準備された方向性であると見たほうが自然です。
参加したメンバーの間でも自衛隊の若年層対策の現状が話し合われ「国際貢献とか災害救助とかばかり紹介されているが、実際に戦闘が始まれば自分の撃った弾で相手国兵士や民間人が死ぬかもしれない。カッコいいだけでは話は終わらない。そのことも紹介すべきなのでは」などの意見が出されました。
(※)国際連合の経済・社会理事会に認証登録され、関連の国際会議等に出席・発言できる非政府組織。「女性の地位委員会」など国際会議に参加し、提言しています。
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