自衛隊官舎(防衛省用地)の“前”に佐藤氏候補者ポスター掲示
参院選がスタートしています。当ブログが注目している元イラク派兵先遣隊長・佐藤正久自民党比例候補も選挙戦に突入したようです。私たちは佐藤氏に対し、氏の主張に異議はありますが、候補者としての氏にどうこう申しているわけではありません。特定政党を支持することも、特定政党を支持しないこともブログとしては意思表示しません。
私たちが疑問視しているのは、自衛隊という国の組織が事実上、特定候補を支援することへの疑義であり、過去に「国家神道」として猛威をふるった宗教法人が特定政党候補を支持して非課税の境内地を提供することに対して疑義をもっているだけであります。思想信条は各々の自由にて、どんな主張であれ選挙の場で国民の審判を問うていただきたいと思います。ただし、圧力も虚偽やゴマカシもない公正な選挙でお願いしたいですね。
ところで旭川の自衛隊官舎“前”にも佐藤正久氏の候補者ポスター(証紙付)が張り出されています。“前”と書いたのは、敷地内であれば防衛省は佐藤陣営に対して撤去要請をすべき場所になろうと思うからです。ただし、一庶民からみれば、どう考えても官舎敷地に見えるのですが、問題なく立てられていることを考えれば、敷地外なのでしょうね。その辺の事情も考慮して「官舎前」とせず「官舎“前”」とした点にご着目願います。
【自衛隊官舎萩岡宿舎①】
【自衛隊官舎萩岡宿舎②】
【自衛隊宿舎:春光4条7丁目】
※右後方に見えるコンクリート製の柱は旧第七師団正門跡。
【自衛隊官舎末広東宿舎】
以上、主要な官舎のみ見てきました。お住まいの方にはご迷惑にならぬよう配慮し、敷地内には立ち入っておりませんので、関係の皆様におかれましてはご容赦ください。なお、各看板の近くにはご丁寧にもこのような張り紙がありました。古さからみて、以前からあったものと思われます。
一般論としてはその通りですが、これをもって「反戦ビラ」対策にしようとは無理を感じます。立川反戦ビラ訴訟が最高裁で争われていますが(一審:配布側無罪、二審:配布側有罪)、ピザ屋等の商業チラシがガンガンと配られているもとで、それに対して不法侵入の告発を行わないのに、反戦ビラのみ事実上取り締まるのは「不法侵入」ではなく言論そのものを取り締まり対象とする言論弾圧に他なりません。この点については、今後、当ブログとしても書いていきたいと思います。
さて、以上見てきたように佐藤正久氏陣営は防衛省敷地“前”に選挙運動の候補者ポスターを掲示しているわけですが、山田としては選挙というのはできるだけ自由に行なえるべき(買収や誹謗中傷を除く)と考えております。ですから土地登記を調べて「そこは防衛省用地にかかっていますよ」などと主張するつもりはありません。むしろ自衛官のみなさんに唯一行使できる政治的権利=選挙権の納得いく行使のために、佐藤氏だけでなく諸党派のみなさんも立ててはどうでしょうか?あくまでも各陣営の自主的なご判断にて、ですが。とくに主張(とりわけ憲法9条に対する主張)としては佐藤氏と対極に位置する日本共産党、社民党、9条ネットなどは掲示しませんか?
ところで「北海道護国神社はどうなったかしら?」と思い見てきましたら、相変わらずこういう状況(下の写真)でした。掲示がなされていない空白の日もあったようですが。これまでの「政治活動」から明確な「選挙運動」へと移行されたことを記しておきたいと思います。
まったくの余談ですが、写真の真ん中のポスターにご注目いただけますか?佐藤氏の候補者ポスターを各官舎でずいぶん拝見しましたが、全部ベレー帽をかぶったものでした。しかしながらこちらだけが脱帽されています。2タイプあったんですね。レアもの?いや、それだけなんですが。
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