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2007年5月に作成された記事

2007年5月29日 (火)

西川市長は公務出張のため欠席-政教分離を守る北海道集会実行委員会が申し入れ

0004 西川将人旭川市長の結論は絶妙なバランス感覚(?)なのでしょうか?「出張があり出ない。代理出席は考えていない」とのこと。前職菅原功一氏は公務がない場合、「私人」として参拝していたそうなので、西川市長がそういう場合どうなのか?については来年以降問われることになりそうです。

これは「政教分離を守る北海道集会実行委員会」の申し入れに対して答えたもの。同実行委が5月28日に申し入れしました。左の記事は北海道新聞旭川版5月29日付のもの。

また同実行委は市有地に建つ神社2ヶ所について、その存在が明らかになって暫く(1-2年)経つにもかかわらず、状況が変わっていないことについて「政教分離に反する」とただしました。西川市長は「地域との話し合いを検討する」述べたそうで(前述記事引用)、市有地を売却するか、返還してもらうか具体的な相談がすすむ可能性があります。来年はどうなっていることでしょう。

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2007年5月28日 (月)

護国神社祭出席問題-共産党旭川市議団が旭川市長に申し入れ

先日記事を書いた「平成19年度北海道護国神社慰霊大祭」(以下護国神社祭)について、これまで歴史的には北海道知事や旭川市長が公私の別は様々ですが参拝したり、公務の場合は代理を出席させていたりと実質的に政教分離に反する行為を繰り返していました。これに対し、「政教分離を守る北海道集会実行委員会」は以前から参加しないよう申し入れていますが、共産党旭川市議団も旭川市長宛の申し入れをしていました。

その共産党旭川市議団長であり、わが旭川平和委員会会員でもある佐々木卓也市議会議員から「今年の例大祭に参拝しないよう申し入れた」と連絡があり、申し入れ文書をいただきました。

0003 左の申し入れ文書にも書いてあるのですが、昨年(2006年、平成18年度)については北海道知事の「参拝しない」旨の意思表明もうけて、また共産党市議団や政教分離を守る北海道集会実行委員会の申し入れもうけて、菅原功一市長(当時、元自民党道議)は「公務」を理由に欠席しました。

そして今年、昨秋当選した西川将人現市長(元民主党国政候補、その前は自由党国政候補)はどういう判断をするでしょうか?通常であれば「参拝しない」の意思表示をするところと思います。支持団体の連合や平和フォーラムの手前、大手を振っての参拝はできないでしょう。しかし彼は元々は自由党に本籍地があります。小沢一郎現民主党代表の系列の方として有名です。心情的には参拝したいところではないでしょうか。

共産党市議団の申し入れに対しては、返事がなかったそうです。どういう判断をされるか、その結論は当ブログでも続報していきたいと思います。

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2007年5月23日 (水)

2007年6月10日 北鎮記念館OPEN

北鎮記念館とは、陸上自衛隊旭川駐屯地内に建つ資料館です。公式には「北海道の開拓と防衛の歴史を物語る貴重な資料約2700点が展示してあります」というのが旧記念館のパンフレット記載の文言でした。こやつが駐屯地内で移転新築されました。完成したばかりの新記念館のOPENが来月6月10日というわけです(ちなみに同日は、旭川駐屯地の「創立記念行事」。いわゆる基地開放というやつに当たります)。

Photo 第2師団ホームページでは特設サイトも設けられ、先日は久間防衛大臣を招いて除幕式も実施。地元新聞各社も報じています(左は北海道新聞旭川版2007年5月21日)。あさひかわ新聞の記事によれば、「総工費4億円をかけて、駐屯地南端の国道40号線沿いに新記念館を建設した。新記念館は、床面積が1270平方メートルの2階建て。主な展示部分は2階で、明治期の屯田兵に始まり、陸軍旧第七師団の設置から、日露戦争、第2次世界大戦にかけての歩みなどを紹介している。1階は戦後の警察予備隊を経て自衛隊の設置、現在の第2師団の活動、さらに旧第七師団に関する文献などを展示するほか、多目的室などもある。展示総数は約2500点に上る」とあります。

さて、この記事を読んで感じる事はいくつか。第一に展示概要は旧記念館と大きく変わっていない印象を受けます。実は閉館前の旧記念館を見学した際、館関係者とお話しする機会がありました。その際、驚くべきことにその方は「移転新築はあまり賛成でない」という趣旨の発言をされていました。なぜか?と聞きましたら、大要次のようなことをおっしゃってました。「ここの展示物はほとんど地域の遺族やOBなどから提供されたものをそのまま展示している。説明文等も管理者の手作りだ。新記念館になれば本庁の専門家の手によって展示が管理される。管理者に現場の自衛官が関わるかどうかもわからない。そうなれば提供いただいた資料を全て展示できるかわからない」とのこと。確か新聞(雑誌?)報道によれば「新記念館の展示は遊就館を手本に」との話もありました。となれば展示の様相は大きく変更される可能性があります。実際に展示品数は旧→新によって200点ほど削減されています(2700→2500)。それが単純に200点を出さなかっただけなのか、または大幅に旧展示を引っ込めて、別の資料を持ってきたのか、それは見なければわかりません。後日レポートしたいと思います。

第二に新たに設置された「多目的室」はどのように使われるか?普通に考えれば、来館者への説明の場、かと思います。実は北鎮記念館は旭川市観光コースに指定されていたり、学校の見学等で来館する場合も多いと聞いています(旧館関係者談)。その場合、旧記念館では座って説明を受けるようなスペースは無く、管理職員が廊下で展示を前に説明するのが常でした。確かに落ち着かない。だとすれば、今後一層学校関係の見学を増やし、子どもたちに「国土防衛」の「誇り」などを講義するのでしょうか。せっかくの移転新築、そういう風に活用したい、との思いはあるでしょう。実際に久間防衛大臣は「この新しい記念館が旭川市と防衛省、自衛隊に関する理解を深め、地域社会と旭川駐屯地の交流をさらに充実させていくものと確信しています」(あさひかわ新聞)と述べています。

第三に旧記念館は駐屯地奥深くに建っていたのに対して、新記念館は国道沿いで道路からすぐ入れます。旧記念館の場合、門衛のところで「北鎮記念館を見学したい」と告げて、すぐ脇の詰所で見学者名簿に代表者の氏名・住所・人数・車のナンバーなどを書かねばなりません。これが来館者数を抜本的に増加させない要因であったとともに、テロ対策的には素人からみても「どうなん?」と思うところです。司令部のすぐ脇ですしね。今回の移転新築によって、これら私の考える問題点を一挙解決した、と見ていますがどうなんでしょう。

Kc330074 左はまだ雪積もる頃、外観完成直後の新記念館。

●新・北鎮記念館概要

一般公開:6月10日~/開館時間:午前9時30分~午後4時まで/休館日:月曜日(休日の場合は翌日)と年末年始(12月28日~1月3日)/入館無料/館長:平塚清隆氏/問い合わせ:0166-51-6111(内線2486)

Image11 館長の平塚清隆さん、は第2師団の広報畑を歩いてきた現場サイドの方と推察します。その根拠(2ちゃんですが・・・元は朝日の引用ですんで)。この事件は2004年のことのようです。その後、遠軽から旭川に移ってこられたのでしょうね。昨年8月には司令職務室広報幹部としてすでに北鎮記念館(旧?)案内業務をされています。

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※実はこの本、東京立川で反戦ビラを自衛隊官舎に配布して逮捕・起訴された「立川自衛隊監視テント村」の裁判にあたり、最高裁に宛てて支援者が書いた上申書をまとめたものです。冒頭第1章「基地の町から」の一番最初で「旭川から第一次イラク派兵が行われました」との一文があります。こちらは不肖私の文章です。拙文はおいといても、どうぞ他の方々の文章をご一読ください。

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2007年5月22日 (火)

平成19年度北海道護国神社慰霊大祭

Kc330388_1 初夏の靖国派一大イベント、制服自衛官も保守政治家もこぞって参拝する北海道護国神社慰霊大祭(護国神社祭)が来る6月4-6日に開かれます。市内を歩いていたらポスターが貼ってありましたので写してきました。こういうとき便利ですね、カメラ付携帯。活用しています。

さてこの護国神社祭ですが、去年はビデオカメラをもって参加しました。「政教分離を守る北海道集会実行委員会」(以下実行委員会)のみなさんも例年のようにビデオカメラ等持ってみなさんで参加。現地でエールを交換し、式典に目を向けました。ちなみに現地にはわが北海道平和委員会の石田明義理事長も鎮座。政教分離裁判弁護団の現地視察もあったようです。

ちと古い話になりますが、去年のポイントは自分なりにいくつか覚えています。

第一にボーイスカウトによる舞(演舞)の予定が当初スケジュールにも入っており、式典プログラムにも記載されていたにも関わらず理由不明で中止になったことです。この点については、実行委員会発行の「20年をこえて」(第20回記念集会記録)を拝見しますと、「現在はボーイスカウト(小6以上)が集まらず、カブスカウト(小2年9月~小5)が舞い、舞台では小学低学年のビーバー隊(幼年長9月~小2年8月)を動員して踊らせている」とあります。それすら動員が効かなくなったのだろうかと勘ぐったりもしたのですが、今年のプログラムを見れば「日本ボーイスカウト旭川第12・18団」とありますので、巻き返しが図られたのでしょうか。

P6050128 第二に制服自衛官との一体化は記憶に新しいところです。式典のなか、というより、その前に神社の社務所(というのか?)に集まり、社務所前でなにやら儀式をしてから式典会場に入っていくのですが、そこでの談笑の姿は異様な感があります。ところで彼らは制服での参拝ですが、きっと休暇をとり私的参拝になるのでしょう。そりゃそうです。勤務中だったらエライことです。かといって制服であのように参列されると、「自衛隊は護国神社に特別にお参りしてますよ」とアピールしている雰囲気がかもしだされ、いいのかなーと思います。私服で肩書きなしで参列してくださいよ。

第三に参拝者の高齢化は著しいところです。参拝者は各地の遺族会のみなさん。みな「○○町」と大きく書かれた市町村所有のバスに市町村職員(公務員)の添乗員つきでやってきます。会場ではテントの下に所狭しと座り、煙草すったりお菓子出したり、まあ遠足ですね。「この後は温泉行って一杯やって帰るのかな?」と思うような雰囲気。もちろん拝んでますよ。先祖の霊に挨拶したい、という気持ちは理解できますから。

さて今年ですが、いま届いている情報によれば「舞」の一つの踊り手が公募されていたことがわかりました。踊ることになった一人の話だと、「普通に調べたら募集していた」とのこと。このサイトにあるように一般的には「巫女の舞」と思われていたのですが、実は舞台を求める、またはイベント好きな一般の女性によって支えられていたのですね。それが神社サイドの人員不足によるものなのか、はたまたこのような機会を利用して神社をアピールしていこうという趣旨なのかは不明です。

ちなみに雅楽演奏については以前から市内の雅楽サークルが友情出演しているそうです。そのメンバーの一人に聞いたところ「雅楽は出演する舞台がない。私は神社の信者ではないが、練習の成果を見せる貴重な舞台」とこれも涙ぐましい友情出演の様子がわかりました。

ところでこれらの宗教行事を執り行う上で莫大な費用がかかることは想像できると思います。遺族からの寄付等で回収できるどころか、結果的には年間収入の柱ともなっているのかもしれません。宗教法人は無税ですから、全ては闇の中。しかしながら、準備段階でかかる費用負担等はどこから集めた金でやっているのか。奉賛金ですよね。ご寄付です。普通は護国神社の活動・趣旨を支持している(信じている)人が奉賛金を出すわけです。しかし、全国どこにいってもあると思いますが、神社の奉賛金はよく目をこらして注視しないと気づかぬところで突然やってきます。

0002 左の書類をご覧ください。これはとある町内会で回覧された集会の案内状です。この3番では、集会のなかで集める費用等について詳細が書かれています。そこの下から3番目に「北海道護国神社奉賛会 一戸 220円」との記載があります。あまり深く考えず集会に参加すれば、「まとめて幾らだよ」と言われ、そのまま払うことでしょう。さすればあなたも立派な北海道護国神社奉賛会員です。大枚220円を支払いました。仮にこの町内会、200世帯あれば44000円ですよ。町内会ごとに支払い方法は異なります。会費のなかに既に奉賛会費が含まれていて有無を言わさず払わされるところや、こういった経費とは別に「神社委員」さんが集めにまわってくるところもあります。その方法によって納入率の温度差があることでしょう。でも市内16万世帯のうち、仮に6割が払っていれば2千万以上ですよ。塵も積もれば山、とはこのことをいいますね。自らの思想に絶対の自信を持つのであれば、そういう小手先の手法をとらず、町内会に依存せず、広く奉賛会員集めをしてはどうでしょうか。

さて、今年の護国神社祭のメインイベントは6月5日です。二度と戦争を起こさず、戦争で大切な人を失わないために、確固とした監視の目をもって靖国派集う護国神社に行きたいと思います。

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◆追記

2007年の「政教分離を守る北海道集会」要項がわかりました。

・6月5日(火)午後6時30分~、勤労者福祉会館にて

・愛媛玉串料訴訟原告団長が講演されるようです。

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新装開店-旭川平和委員会

こんにちは。旭川平和委員会の通称山田です。

これまで旭川平和委員会青年部のサイトを運営していたのですが、自力でつくるサイトというのは労力が必要で、日々の活動の合間にコツコツとやるにしても更新がまばらで最終的には古い情報館のようなサイトになっていました。

2007年に入ってから防衛庁が防衛省へ昇格し海外任務が「本来任務」として、自衛隊が本格的な海外派兵軍隊化されようとしています。また国民投票法が強行・成立させられ「20%の賛成で憲法を変えられる可能性」がでてきました。国民に目くらましを与えれば、マスコミ等を駆使して「戦争できる国」へと衣替えさせられるかもしれません。そのためにはweb上での情報発信も、もちっとコマメにやらないといけないかな、と思います。

そのために旭川平和委員会青年部サイトを新装開店「旭川平和委員会」ブログとしてOPENすることになりました。

これまで旧サイトでご紹介してきた「イラク戦争」「旭川自衛隊の動向」「道北の戦争遺跡・戦争の記憶」「セイブイラクチルドレン」などの活動・情報については項目ごとに整理してUPしていきたいと考えます。どうかよろしくお願いします。

なお旧サイトの方は、記録サイトとして残しておきますので、必要に応じてご覧いただければ幸いです。ご意見、ご要望等はpeace_asahikawa@yahoo.co.jpまでお願いします。当会に対する提案・批判・ご異議も積極的にお受けしたいと思いますが、誹謗中傷やあきらかに敵対的なメールにつきましては必ずしもご返信いたしかねますのでご了解ください。

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